動物

今日も 気持ちのいい日であった

昨日と同じ写真の様だが 実は今日撮った写真なのだ。 空の色が明るい。 そして 今日も 気持ちのいい日であった。 小屋の中から見る 朝の外の様子は 明らかに 光の色が少し前と違う。 夜露を載せた木々の葉の輝きの美しさ シジュウカラの地鳴きの声の軽やかさ…

今日 心に残った事

「記憶」4 (陶) 夕方の 何か不思議な空気感。 それは 厚い灰色の雲を通った 仄かな夕焼けだ。 あの灰色の雲の上の 激しい茜色の夕焼けを思う。 朝 すぐ近くで チッ チッ チッと高い声で鳴く鳥。 何という鳥か? 名前を知りたい。 夏に 地に這い茂り 邪魔…

楽しい事の一つ

緑豊かな所に住んでいると たまにではあるが とても楽しい事に出会う。 今朝 夫が 楽しそうに小屋に入って来た。 「ホオジロが 下に落ちている花を咥えて行く」と。 下に落ちた花 それは白の百日紅だ。 細い木の枝に その白い花は まるでぶどうの様に 咲いて…

今日 心に残った事

スーパーで1/6に切った西瓜を買った。 二人なので十分な大きさだ。 一口大に切った甘くて 冷たい西瓜を ガラスの器に入れ 晩ご飯の後に食べた。 淡い甘さと たっぷりの果汁 いつの頃からか 種が少なくなった様に思う。 そうだ 昼間に 少し離れた山で アカ…

朝の風 夜の冷気

小屋のそばの 幹の細いサルスベリは 上へ上へと伸びていく。 見上げるその先に 白い塊で花が咲いている。 風で揺れる白い花。 今朝は 鶯の成熟した規則正しい鳴き声を すぐそばで聴いた。 正調ホーホケキョ。 ホオジロも鳴き キツツキは コンコンと木を叩く…

野鳥 ホオジロ

28日 朝 数日前から 朝の食事時に 金属音の様な鳴き声が 小屋のすぐそばで聞こえる。 それはホオジロの鳴き声だ。 その鳴き声のリズムは ホトトギスの「トッキョトキャキョク」に似ている。 頬に白い線 雀に似た平凡な姿。 得意げに 何回も何回も鳴いてい…

トンビの羽と 枯れた薊の萼

薊の萼とトンビの羽 小屋の窓の向こう 前をしっかりと見つめて飛ぶトンビ。 電信柱のてっぺんで ピーヒョロと鳴いている下を 私が歩いているのを 知っているはずだ。 顔馴染みとでも呼ぼうか。 そのトンビの羽かどうかは分からない。 草の上にハラリとした風…

絵本「かしこくいきるしまりす」 手島圭二郎 著

NHKEテレ「日曜美術館」で観て以来 ずっと気になり 図書館で借りた 手島圭二郎の絵本 3冊。 それは 「かしこくいきるしまりす」 「きたきつねとはるのいのち」 「おおはくちょうのそら」 手島圭二郎は 北海道に生まれ 育ち ずっと住み続け 力強いタッチの木…

雨が上がった

豪雨で水害の所もあったが うちのあたりは 大雨と小糠雨が交互に降った。 周りは山で 地の下は伏流水が豊かに流れている。 湿気の中に住んでいるようなものだ。 小さな木の小屋に住んでいる。 雨の日でも窓を開け 暑ければ換気扇を回す。 カビが生えそうなら…

アカショウビン 「煉瓦女工」 蕗の佃煮

蒸せる緑の世界に囲まれて 久しぶりに額に汗をかく。 道路脇のデジタル温度計は27℃。 太陽が山陰に隠れると 気温は一気に下がり 都会の人には申し訳ないが 快適な午後から夜へ。 今日も一日 アカショウビンは機嫌がいい。 山のあちらこちらから 軽やかな美し…

赤いくちばし 赤茶色の羽の鳥「アカショウビン」

朝のラジオから 流れる音楽の合間に 川向こうの山の辺りから 澄んだ 可愛い鳥の鳴き声が聞こえる。 夫が「アカショウビン」と言う。 今までに一度 小屋のそばの川の上を 真っ直ぐに飛んで行った 赤茶色の羽の鳥。 あれがアカショウビンだったのだと 今日調べ…

鹿の足跡

激しい雷雨の夜が明け 雨水を吸った湿った土の上に しっかりとした 足跡を残し 歩いていたのは誰だ? 山の中から 時折 金属音の様な声を響かせている 鹿の足跡だ。 険しい崖に 力強く蹴り上げ道をつけ 「ああ これが獣道なのか」 と 私を感心させる事も度々…

ゴールデンウイークも終わり

輝く空と 強い北風 南風が続く。 新緑の木々は 白い葉裏を見せ 枝がしなる。 他府県ナンバーの車が行き交い サイクリングの自転車が列をなした前の道。 その騒がしさも今日で終わりだ。 ゴールデンウィークの前から 私は車で出かける用事が続き 忙しく過ごし…

雨の日

クリスマスローズ 雨が降ったり止んだりの一日だった。 乾いた土に シャワーの様に 降る雨が吸い込まれて行く。 先日蒔いた花の種が 沢山沢山飲んでくれる様に。 深夜に雨音が大きくなり ラジオのボリュームを上げる。 明日 図書館に返却の本を 慌てて読んだ…

春の音がする

山に積もった雪が溶け始め それが セコと呼ばれる 小川の様な狭い谷に流れ 川に注ぐ。 今日の川は 深い青い色。 清冽な水が 渦を巻いて走り去る。 「どうぞ いい旅を」 と まるで旅立つ友達にでも言うように 岩にぶつかり 波立つ川へ 心の中で呟く。 巣立ち…

雪に守られる 桧の葉

アスファルト道路脇。 黒い塵が散った雪の層に 桧の葉が 守られるように横たわる。 ふわりと降ってきた雪が ザラメ砂糖のような結晶になり 手のひらに載せると ゆっくりと溶ける。 雪溶けの雫の音がする。 それは 雪の層の中から響く 木琴の様な音だ。 じっ…

除雪車

今日も うちの小屋の前を除雪車が通る。 黄色の体に 大きなタイヤ 地響きを立てて 近づいてくる。 いつも2台でやって来て 前の車が雪を掻き 掻き残したのを 後ろの車が 几帳面にさらっていく。 夜が開けない暗いうちから 吹雪の中を雪を掻く。 除雪の終わっ…

動物達の足跡

鳥の足跡だ。 ヒョコヒョコ ヒョコヒョコと歩いた跡だ。 少し大きな鳥 カラスか ヒヨか 野鳩が 何かを思いながら 真っ直ぐに。 雪の上には 色々な足跡が残る。 鹿 狐 テン 猪 もっと小さなイタチなど。 小さな小さなヤマネは ふかふかの寝床で冬眠中。 夜が…

鳥の寝床

杉の硬い樹皮と木の間の 茶色の薄い皮。 それを上手に剥いで 枯れた葉を間に編み込んだ 柔らかなクッション。 薪棚の薪の上に 溶けた雪の雫で濡れていた。 一体誰の寝床なのか? コツコツと丁寧に作られた巣を見ていると かつての人間の寝床も こうだったの…

晴れた雪の日々

冬の日 灰色の空と とどめなく降る雪に 心が押し潰されそうな時もある。 そして 雪が止み 力強い朝日に 世界が輝く時 白い景色はこんなにも美しいのかと 除雪の手を休め 周りを見回す。 屋根のつららは 朝の日を受け ポトリと雫を落とす。 北欧のガラスの器…

薪棚

薪棚 小屋のそばに ストーブ用の薪を積んだ棚がある。 小さく見えるが 結構な量をストックできる棚だ。 雪を被ったその姿は可愛く 生クリームをたっぷり載せた ケーキに見えなくもない。 春になり 雪が消えると 夫は残った薪や空いた所をチェックする。 薪の…

鳥の羽

カケスの羽 鳥の羽を数枚ずつ 透明の袋に入れ 鳥の名前と 採った場所を記した黄色のシール。 二十歳前の男の子が カメラと双眼鏡を持ち 県境の峠に登り 鳥を視る。 そして 峠 近くの山 家の近くで羽を集める。 黒と水色の縞のカケスの羽 美声ではないが 眼力…

カワガラスが飛び始めた

ガマズミの実 アキノキリンソウ リンドウ 赤いガマズミの実が群れている 枯れかけた葉の間の 小さな実 鳥達が啄んでいるのを 見た事がない。 アキノキリンソウは 鮮やかな黄色 どこに咲いていても すぐにわかる。 淡い薄紫のリンドウと共に ポキポキと手折り…

秋の早い夕暮れ

夕方 6時を過ぎると もう あたりは暗い。 「つい この間まで7時を過ぎても明るかったのに」 と 毎日思う。 山の暗闇を明るく照らす LEDの街灯。 この街灯の下で 最近は姿を見せない狐を スポットライトのように照らしていた。 元気でいるのか? 見上げれば…

モリアオガエル 爆睡中

モリアオガエル 半眼で 胸をふーふー膨らましたり 引っ込めたり そんなあんたは誰? 垂直の柱に落ちもせず 爆睡中。 私がそばを通っても 気にする風でもない。 アマガエルかと思ったが 大きすぎる。 ちょうど 手のひら半分ほど。 モリアオガエルという 木や…

山の植物も動物もびしょ濡れだ

雨降りが続くと キノコが喜ぶ。 山法師が植わった小さな植木鉢に 小さな 小さなキノコがいた。 ふっくらした 苔の間に すくっと立っている。 それを見つけた私が喜んだ。 山法師の葉っぱの下に まるで 雨宿りでもしているみたい。 今日も一日中 雨が降った。…

幸せな猫の話を読んだ

用事があって 山を下る。 JRの駅界隈に行くまで ずっと緑の山 田んぼ 広い川が続く。 広い緑の空間に 「ああ気持ちがいい。」 用事を次々と済ませ 最後は図書館に本の返却。 返却した本の中 一冊の雑誌に 金井美恵子の面白い文があった。 猫の話。 金井美恵…

嬉しくない暮らし 困った虫達と共に

雨が続いて 冷たい毎日だ。 朝晩は まだストーブで 薪を燃やしている。 花瓶の枯れかけた花は みすぼらしいと 小雨の中 ヒメジョンやら ドクダミやらを鋏で切り 生け替えた。 苦い香りのドクダミの花は 清楚な白い4枚の花びらが綺麗だ。 と 眺めていると も…

私が見えるかい?

トンビの長閑な鳴き声が 頭上から聞こえる。 高音のよく通る声だ。 空を見上げると ゆっくりと 大きく旋回する姿が 小さく見える。 そして 山の上にふわりと浮かぶ半月に 私は気付くのだ。 トンビよ トンビ そんなに高い 青い空の中で 半月を背に 気流に乗り…

おねだり上手のヤマガラ

朝の10時ごろ 胡桃が載ったココアクッキーを齧りながら 小屋のそばで 灰色の空を見上げていた。 冬より寒い春に 恨んだ目をしていたかも知れない。 カーキ色のくたびれたジャケットを着て 冷たい風が首から入り込まない様に ジッパーをしっかりと上げた。 …