動物

暑さで疲れて ちょっとひと休み

24日 午後 買物の帰り道にて 京都や滋賀の友達は 朝からエアコンのスイッチを入れる。 こちら 山間部の私の「小屋」は 朝から晩まで 壁のファンと ドアの近くの扇風機を回す。 中の気温は30度。 夜になると スッと涼しくなるが 昼間の暑さで疲れが続く。 昼…

13日に思った事

「小屋」の南の雑木 13日の昼前。 「小屋」のそばにヒョロリとした木々が 葉を茂らせている。 それは 覆い被さるように細い枝が 私の頭上に広がり 気持ちのいい緑陰を作っている。 葉の間から見える空は 夏の空だ。 木の枝に毎日やってくる小さな野鳥は 淡…

夏の一日

soapwort(ソープワート) ソープワート 数年前に 友達から株を少し貰い植えた。 2年前に消えたかと思ったが 今年は花盛りだ。 煮出すと石鹸のように使えるとか。 私は 群れて咲いているのを見るのがいい。 今年初めて ひぐらしが鳴いた。 鈴を鳴らすような …

苺と蟻

Tさんから数年前にもらった苺苗 露地栽培のいちごが食べたい。 そこの到達点は中々の難路であると 最近分かった。 4個の植木鉢に一株ずつ植え 白い花が咲き 淡い緑の苺の実が出来 赤く色づき始めた。 人間が美味しいと思うものは 動物も同じだ。 色づいた苺…

キャベツのサラダにミントの葉 アカショウビンの声

キャベツのサラダに 沢山のミントの葉を ミントを庭に植えると 茂り過ぎて大変になると 聞いた事がある。 私はミントを 特に好きというのではないが 随分前に 一株植えた。 初夏になると あちらこちらに芽を出す。 私はそれをせっせと摘み 料理に使う。 チキ…

毎日筍料理

筍ご飯 筍味噌汁 いつもながらの 地味な料理。 写真を載せるのを躊躇する。 一週間に三度 筍をもらった。 一回目は 我が家へ。 二回目 三回目は 「たけのこを貰ったけどいらんか?」という電話。 ちょうどいい具合に湯がいた筍が嬉しい。 贈り主は同じ人で …

緑の日々が過ぎて行く

買い物の帰り 買い物に行く。 片道車で50分ほどの距離だ。 琵琶湖西岸にあるスーパーまでの道は 殆ど 信号のない一本道。 田んぼ 林 山裾 今は緑が一年の中で一番美しい。 「小屋」の近くでは河鹿の軽やかな声。 山からのツツドリの鳴き声は 筒を叩く音の…

月曜から木曜まで (私の動向)

比良山系 (図書館の裏から) 月曜は霙 火曜は晴天 水曜は雪 木曜は晴天。 春と冬が行ったり来たりしている。 月曜 税金の申告に琵琶湖畔にある税務署まで行った。 琵琶湖を見るのが楽しみで 毎年車で1時間かけて行く。 霙の降る 灰色の琵琶湖だった。 火曜…

泣き顔の小さな雪だるま

除雪車が 道路脇に押し付けた雪は 汚れと風に吹かれてたどり着いた枯葉や苔と汚れで 新雪とは違った趣きがある。 そして数日前に作った 手のひらの載るほどの雪だるまは 溶けはしないが 氷の様に固くなり泣いている様な顔になった。 川は翡翠色に澄み その川…

雪解け水

今日は一日雨だった。 時々 陽光が窓から差し込み 私はその明るさを喜んだ。 冷たい雨と風が嫌いで 「小屋」の中で過ごした。 昨日の話。 歩いている時に大きな木の芽を見つけた。 葉が開いて 花が咲けば木の名前が分かるだろう。 雨と雪解け水で川は濁って…

雲一つない明るい日

杉と楢の木 先週の雪の日々が嘘のような 明るい日だ。 屋根から落ちた雪が 窓の外に堤の様に積もっているのに。 葉の落ちた楢の木は 遠目には 膨らんでいるだろう芽は見えない。 杉は鉄錆色の花。 午前中 沢山のカラスの鳴き声が 山間に姦しく響いた。 鹿で…

雪の日の音

11日 午後4時半ごろ 近眼 乱視の私は 普段の生活をする時は メガネをかけない。 でも 今日はメガネをかけて表に出た。 最近よく見かける野鳥を しっかりと見るために。 「小屋」の前の山や 川の上や浅瀬の石の上など 楽しそうに 飛び交う2羽の鳥がかわい…

氷点下の日

年輪が150本ほど 厚みは40センチほどの杉は 春や秋のお天気のいい日には ちょっと一服する時に いいテーブルになる。 雪がうっすらと積もった昨日。 「年輪の杉」の上に載っていた 白の大鉢に溜まった雨水が凍り 雪で覆われた。 暮れの重い雪で折れた …

枯れた花

枯れた花達 「小屋」の周りに咲いていた花達。 それを摘んでは花瓶に挿し 花が枯れたら 紐でまとめて 壁や家具に吊り下げる。 家具の扉に吊るした花は 土に戻そうかと思いつつ もうかれこれ3年経った。 広口の花器にまとめて挿し「二坪小屋」に置こうか。 こ…

西の空に半月

1月8日 16時40分 半月 風の強い 冷たい1日だった。 でも まだ洗濯機の蛇口が凍らないのは 今年はまだまだこれからと言う事だろう。 夕方に見上げた西の空。 淡いピンクに染まった雲のそばに くっきりとした半月。 見慣れた夕方に浮かぶ月に 私の心は「おう」…

初冬の一日

なんの足跡だろう ざらめ砂糖のような雪の上に 鳥か 小さな獣の足跡が続く。 はらりと落ちた銀杏の葉が その上に落ちたのか 優しい姿の銀杏の葉だ。 銀杏の木の枝は 今はもう葉を全部落とした。 地面は落ちた葉で覆われて 雨や雪と相まり 土に還る様をしてい…

私の遊び(4)

枯れた花(トウバナ・秋明菊・男郎花(オトコエシ)・西洋フジバカマ) 今年の夏の酷暑のせいか 「小屋」の周りの木の葉は 色づく前に散っている。 扇風機も 夏の間窓に吊るした白木綿のカーテンも 夏のシャツも まだそのままで 朝晩には ストーブに薪をくべ…

鳶の羽 夜の涼しさ

「小屋」の上 山の上 原っぱの上 川の上 私の周りを いつもくるりと旋回していたり 電信柱の上から 私を見ていたりするのが鳶だ。 曲がった嘴を持つ風体に似合わない 綺麗で 可愛い声で鳴く。 川沿いの道の脇で目にしたのは 鳶の羽。 草の上にひらりと 落ち…

花の香り 梅の実の香り

コアジサイ 淡いブルーのコアジサイと 白いウツギの花は 同時に群れて咲く。 濃密な香りは むせるようだ。 山の中 道路の脇 毎年 自分たちの領域を広げていく。 上に螺旋を描いて飛ぶ鳶は その香りに酔ったように 大空を舞う。 いつものように 可愛い声で鳴…

山羊を見に行く

れん うちから車で15分ほどの所。 私より20歳若い友達と言うか 知人と言うか その人が 小さな山小屋を借りている。 山小屋の周辺の草を 草刈機で刈る代わりに 「山羊を2頭レンタルしたから 見にくる?」 と LINEを貰った。 ケーキを二切れ ラップに包み …

子鹿と 春が来た?

29日 夕方 最近 夜になると 「小屋」の周りに子鹿が現れる。 北側の窓から 外を見ると まだ 生まれて間もない小鹿が 街灯のLEDに照らされて 懸命に無心に 地面に顔を近づけて 何かを食べているのが見えた。 私は思う。 「あの鹿だな・・・ 「小屋」の周り…

小さな希望

数日前 「小屋」のすぐ近くの所だが 初めて歩いてみた。 市バスが走っている県道から 山に向かってまっすぐの坂道。 そこは 道の両側は棚田で 山の中だが 珍しく視界が広がっていた。 空が広い。 坂道を上ると 田んぼに山の水が張られ そこは池の様になって…

除雪とキネマ旬報

29日 午後 雪や雨が続いた日の後の 窓からの日差しがとても嬉しい。 屋根や木の枝から 雪が溶けてポタポタと落ちる。 そして 積もった雪がとても重くなる。 その重い雪を シャベルで割りながら掬い除雪する。 40センチほどの雪に 歩けるだけの道をつける。 …

今日も昨日と同じ一日

27日 午後 集落の寺 少し小高い所に建っているのは この集落のお寺だ。 農家のように見えるが どの集落のお寺もこんな建物。 私は ウォーキングの途中 この寺の前でストレッチをする。 南東に見える山を眺めながら 大きく息を吸うのは気持ちがいい。 たまに …

村の「ミッドタウン」と聖護院大根

28日 午前 一昨日 用事があって村の「ミッドタウン」に出かけた。 山の中 川の両側にある小さな町だ。 市の支所 JA ガソリンスタンド 美容室 道の駅 図書館 そして 一軒のコンビニ ローソンなどが 国道に沿って並んでいる。 山側には スキー場 ゴルフ場 温泉…

今年初めての冬いちご

パソコンもスマホも 指認証で開ける。 寒くなり 指先が荒れるとtouch IDが効かない。 「パスコードを入力」と出てくるのでそうするが そんな簡単な事が 面倒だなと思ってしまう。 冬いちごを今年初めて見た。 山や崖の草の間から 濃い緑の葉と赤い実の冬苺。…

恒例 芋煮会の日

今日は恒例の芋煮会。 毎年 7、8人集まるが 今年は5人で開催した。 この時だけ登場するダッチオーブンも 錆を落とし焚き火の上に。 特別なご馳走はないが この土地の小芋と大根も使い芋煮 卵焼き 大根と大根葉の甘酢和え この土地の美味しい米のご飯。 チ…

秋は静かにやって来る

いよいよ秋も深まってきた。 周りの山の広葉樹は はっきりと色づき始め 木によっては もう真っ赤になっているのもある。 秋は静かにやってくるんだなあと思う。 昼過ぎに 山の中から長閑なカウベルが鳴っている。 熊除けのベルだ。 私も大きなカウベルを持っ…

落花生最中といいお天気

落花生最中 千葉県の名物は落花生。 その名に由来した甘いお菓子をもらった。 餅米の粉で作った 落花生の殻を模した皮に きめの細かい漉餡が詰めてある。 2口で食べてしまう 小さな最中の姿に 私は見入ってしまった。 シンプルで 愛嬌があり 一見米俵の様な…

ストンと秋になった

小松菜 日常となった豪雨 強風のニュース映像。 気まぐれな日々の荒い天気が 急にストンと秋になった。 私の住んでいる地域の話。 小雨は途切れ途切れに降り 空は灰色だったが 昼間の湿度の低い空気と風。 気持ちのいい日だった。 うちの小屋の周りに棲息し…