枯れた花(トウバナ・秋明菊・男郎花(オトコエシ)・西洋フジバカマ)
今年の夏の酷暑のせいか
「小屋」の周りの木の葉は 色づく前に散っている。
扇風機も 夏の間窓に吊るした白木綿のカーテンも
夏のシャツも まだそのままで
朝晩には ストーブに薪をくべている。
そんな毎日ではあるが
40分ほどのウォーキングは休まない。
雀より小さな野鳥の群れ 子猿の集団に出会う。
どれも 大袈裟に驚いた風をして
バタバタと飛びたったり 川を渡って逃げたりする。
道を歩きながら 小さな野草の可愛い姿に足を止める。
どこにでも咲いている花だが
紫蘇の様な形の花と 黄色くなった葉が
私の好みに合った。
「トウバナ」と言う名前。
花びらの散ってしまった「秋明菊」
蝋細工のような感触の緑の花の塊は 「男郎花」
淡い紫色の花の寿命が終わり
今は黒い粒々になった「西洋フジバカマ」
数本を手折り 長ざらに横むきに並べた。
「トウバナ」「秋明菊」「トウバナ」「トウバナ」
「男郎花」「西洋フジバカマ」
曇り空の下 淡い光を受けて
心地良さそうに 横たわる野草たち。
メルカリから 新品同様の綺麗な
ホームベーカリーが届いた。
壊れた機種と同じpanasonic。
良心的な価格なのも嬉しい。
早速 試しに焼いた。
形も 色も 味も前のベーカリーよりいい。
前のベーカリーは 息も絶え絶えに
仕事をしていたのかも知れない。