自然

熱々パンにバター 蜂蜜 杏ジャム

雪が降ると 人工林の杉の枝や葉っぱに 真っ白な雪が載る。 重さに耐えきれない枝が 雪と一緒に折れる。 その音は静かな山の中に 大きく響く。 そして その枝や木が電線に倒れ掛かり停電になるのだ。 一週間に二度 ホームベーカリーで焼くパンが 発酵が終わっ…

夕焼け空 夜空

1月30日 午後5時20分 買物の帰り 雪の合間の日。 早く買物に行く予定が 午前中に時間のかかる用事があった。 お昼ご飯の後 夫と急いで山を降り 湖岸の町へ。 今年の冬の雪と気温は 久しぶりに厳しい。 食料品を沢山買い込んだ。 これで 雪で閉じ込められても…

昨日と同じような一日

午後5時過ぎ 真冬の色のない世界で 日暮れ時の 淡い夕焼け空の ほのかなピンク色は 心を温かくする。 この空の色を合図に 除雪の手を止めて 小屋の中に入る。 今日は屋根の雪が落ちた。 その雪を 赤のスノーダンプで運び川に捨てる。 単調な労働を繰り返す私…

今日の除雪

午前中に 雪を踏むとバリバリと音がした。 「小屋」に隣接する小屋の 扉の棒に溜まった雪。 風に吹かれて波打った雪は 凍ったままで その姿が面白くて 写真に撮った。 今日の除雪は 又 車の上に積もった雪 小屋の周りの雪など。 昼ご飯の後 4時間 せっせと雪…

雫の音

山の岩盤を 細い水の力で長い時間をかけ 岩をえぐり 小さな洞が出来る。 そこに 岩から滲み出た水が ポトリポトリと落ちる音色は まるで水琴窟。 小さな洞に響く 軽やかな雫の音だ。 朝方まで降った雪は 屋根に薄く積もった。 すぐに溶け始め 屋根から忙しな…

紙の新聞 紙の本

私は 集中して何時間も本を読む事はない。 しかし 活字好きではあるようだ。 フィクションよりも ノンフィクションを好む。 たまに小説を読む事もあるが 読後は 久しぶりに懐かしいものを食べた そんな感じがする。 新聞の書評を読み それに惹かれて 読んで…

翡翠色の川

琵琶湖に注ぐ源流の川。 淡い翡翠色の 綺麗に澄んだ流れは 今日は穏やかだ。 白い泡を立てて走り去る川は 雪の日でも 晴れた日でも 変わる事なく 元気に見える。 私は毎日 この川に沿って歩く。 スマホをズボンのポケットに入れ マフラーをくるっと巻き 色々…

シジュウカラ  映画「殿、利息でござる!」

シジュウカラ 神経質なシジュウカラを 窓ガラス越しに見る。 私が少しでも動くと パッと飛んで行ってしまう。 スマホで撮るには 難しいなあ。 餌台に好物のカメムシ みかんを置く。 すぐに どこかから 何羽も飛んで来て チーチーと鳴き交わし 餌を食べる。 …

1月も もう半分過ぎた

1月16日 午後3時 狭い山間の村に住んでいる。 だから 平野や海辺より太陽は早く沈む。 今日も 白く輝く光を放ち 一足早く 山の向こうへ消えた。 夕焼けは 5時ごろ。 淡いピンクの小さな雲が ぽっかり浮かんだり オレンジ色の燃えるような雲が 西の空を染めた…

雪が溶けると アケビの蔓が現れた

アケビの蔓 数日後に 雪が降るという天気予報。 今は 暮れに降った雪がどんどん溶けて行き 川の流れの水かさが増えて 茶色に濁った水が激しく流れている。 除雪に明け暮れた去年に比べると なんと 楽な日常だ。 雪が溶けると アケビの蔓と それについた葉が…

杉の林は鉄錆色に

雪の少ない冬は 色々な意味で本当に楽に暮らせる。 今でも日陰 田んぼや畑の様な 平坦な場所には 雪が残っている。 昨日 日当たりのいい雪の田んぼで 猿の家族がはしゃいで遊んでいた。 こういう光景を見るのが楽しい。 杉の林は鉄錆色になり いよいよ花粉の…

泉北ニュータウンのレモン

大阪府堺市泉北ニュータウンのレモン。 それが二個 姉からの荷物の中に入っていた。 堺市の山側 古墳もある丘陵地のニュータウン。 そこをレモンの街にしようというプロジェクトが 2014年に立ち上がった。 今 各家庭の庭 会社や施設にレモンの木が植わり 黄…

京都に行く予定だった

1月11日 午後4時 今日は京都の友達の家に行く予定だった。 朝9時ごろ 友達から電話があった。 友達の家は京都市北区。 外の階段も 水溜りも凍っている だから 私の住んでいる所から出て来るのは危険だと。 スリップ事故を経験している私はOK!と従った。 昼ご…

冬の日の楽しみ

葉を落とした広葉樹の間に 天然の杉がポツリポツリと立っている。 健康的な山の姿を見るようだ。 美しいなあと思う。 春の芽吹きの 山桜とコブシが咲く時は 眺めても飽きない。 いつも 原田泰治の絵を思い出す。 夕方まで降り続いた 雪と強い北風は 体から熱…

今日の喜び

今年は七草粥を食べ損ねた。 毎年の粥も 七草ではなく 小松菜だけ 大根葉だけを刻んだりする。 白くて 淡い塩味のさらりとした粥に 刻んだ緑の美しさ。 日本人の感性は褒められていい。 「春の七草」はまだ雪の下。 少し先の春を夢見て冬眠中だ。 数日間降り…

杉の蕾

杉の蕾(雄花) 春になると 空気が黄色くなるほどの 花粉を飛ばす杉の花を見た事のある人。 どれくらいいるだろうか? 杉の人工林に囲まれた山間に住んでいる私は 毎年 その移り変わりを見ての生活だ。 雄花は花粉を飛ばし 雌花はコロンとした茶色の枯れた実…

昨日も今日も同じ

今日も又 一日中霙まじりの雪が降り 飛行機のジェット音が 南の空から 頻繁に聞こえた。 朝の暗い内から 除雪ブルドーザーが 地響きと除雪の音を立てて通った。 野鳥の餌台に 二つ切りにしたみかんを置くと 雑食のシジュウカラ ヤマガラが 入れ替わり飛んで…

咲き遅れた蕾

秋明菊 小屋の周りに軽く積もった雪 それは15センチほどだ。 山の向こうから 遅い日の出の輝く光が あたり一面を照らす時 夜の間に降った雪の反射が 目を鋭く射る。 雪の中から 細いがしっかりとした茎に しがみついた小さな塊。 それは 秋に咲いた秋明菊の …

お正月は終わった

大きな傘を広げて 外に出る。 霙の様な水を含んだ雪が 灰色の空から舞い降りる。 すぐに傘は重くなり 傘の縁から雫が落ちる。 その灰色の空の上から 飛行機のジェット音が聞こえる。 以前と同じように 南の空を 頻繁に飛行機が飛ぶ。 音の無い冬の雪景色の中…

夕方の散歩

霙の様な雪が朝 昼 夕に降った。 屋根から ずっと雨垂れが落ちていた。 夕方になり やっぱり 外の空気を吸いに行こうと 散歩に出た。 ダウン上着のポケットに傘を 胸ポケットにはスマホに入れた。 私は葉の落ちた木の山が好きだ。 春には 芽吹きの緑で覆われ…

冬イチゴ

冬イチゴ 1月1日 木イチゴが実をつけるのは夏や秋だけではない。 冬の初めに 崖に赤い実の蔓を這わせ 雪が降ると その下でじっと春を待ち 雪解けで 瑞々しい実を現す冬イチゴ。 初めて出会った頃 動物達と競争するように採り 少しずつ冷凍庫で保存して ジ…

冬の明るい日

雲のそばに小さな半月 小屋の周りの雪は まだ溶けず しかし 風のない 明るい冬の日が続いている。 冬の青空の明るさは特別で いつまでも 上をむいて眺めていたい。 やっと今日の昼過ぎに 年賀状を投函した。 今回はインクの予備もあり 20年余り使っている…

動物達の足跡

まるで氷河時代か 近未来映画のようだと アメリカの東海岸の様子を ニュースで観る。 そして 気温はマイナス30℃近くにもなった所があると 新聞の記事を読む。 うちのあたりの マイナス2℃が 暖かく感じてしまう不思議さ。 10センチほど積もった雪の朝の そ…

小屋の中で思う事

友達 知人を含めて 新コロナに罹った人が三人になった。 三年前なら 大変な騒ぎになっただろう。 電話やメールで「罹ったよ」と言い 聞く方も「お大事に」と答える。 大事に至る事もあるのだが 私達が数年の間に コロナに慣れたのか? もらって嬉しい年賀状…

雪が降り 道路が凍った

12月24日 午後3時 朝 起きると屋根や木の枝に 10センチほどの雪が積もっていた。 そして 粉の様な雪が降り続いていた。 木の柵の上 木の枝の上 野茨の小さな実の上にも載っていた雪。 時が進むにつれて 雪は牡丹雪になり 夕方には みぞれになり 屋根から雨…

冬至の日

苔 今日は待望の冬至なのに 小豆もカボチャも柚子も用意出来ず 山盛りの天ぷらを揚げ 熱い天つゆで。 白菜と りんごと レーズンの フレンチドレッシングのサラダ。 貰った自家製の大根の麹漬けが パリパリと美味しい。 冷たい小雨は昼過ぎには上がり 外回り…

玄米を精米する

無人精米所の前から 貰った玄米を 精米する。 村のあちらこちら ホームセンターの前・・・ 色々な場所に 小さな物置の様な精米所がある。 10キロで100円。 コイン投入口に100円玉を一枚入れると カランと音がする。 モーターが回り始め 懸命に働く精…

野鳥の餌台

野鳥の餌台 小屋の窓から見える場所 紅木蓮の木のあたりに 野鳥の餌台がある。 合板で作った古くて浅い箱に 枯れ葉を敷き ダンボール ブルーシート 薪等の間にいる 取っても 取っても尽きないカメムシを バラバラと置く。 どこで見ているのか シジュウカラが…

氷に閉じ込められた枯葉

氷に閉じ込められた枯葉 冬は 厳しい季節だが 朝の空気の張り詰めた清廉さ 草や木々の枝や石を覆う霜 溜まり水が氷になり それらの キリッとした緊張感が心地良い。 小屋のそばには 屋根から落ちる水を溜める大きなバケツ そして 白磁の口が欠けた大鉢が 置…

金時豆を炊いた

10年物のホーキンスの 茶色の皮の編上靴をいつもの様に履いて 首にぐるぐると毛糸のマフラー。 手袋をした手を ダウンジャケットのポケットに突っ込み 降ったり止んだりの小雪の中を歩き始める。 「ポケットに手なんて入れてると危ないぞ」 と 私が私に言…