自然

アカモノの実

アカモノ 小さな実だが 林檎のような味がする。 「小屋」の前に群れているが 今年は去年のような豊作を 喜ぶほどではない。 花は釣鐘状の小さな白い花で 「アカモノ」と 名前はそっけない。 雨に濡れたアカモノの実や葉が 艶々としている。 ネムノキ(合歓木…

ノリウツギの花

ノリウツギ 毎日続く雨で 緑が益々濃くなっていく。 白い花が咲き始めたノリウツギが 花の少ない今に 山や道脇に 静かに咲き始めた。 ノリウツギは 冬の雪の季節に 焦げ茶色の枯れた花になり 落ちて来たというよりも 「ちゃんと いるべき所にいるんだ」と 厚…

山里の涼しい夜 

「小屋」の北側に堰堤(砂防ダム)がある。 山の上から流れる水は 枯れた事がない。 夏は緑に 冬は雪に埋もれたように見え 橋の上を歩くと 今は冷たい空気と風が 山から降りてきて 本当に気持ちがいい。 昼間がどんなに暑くても 夜になると スッと涼しくなる…

暑い1日だった

柿の実 汗びっしょりの日だった。 昼ご飯に 小豆島の素麺を食べた。 中太の麺で 茹で上がりを冷たい伏流水で洗うと ざるの中で 艶々と美味しそうに光った。 そして 牛肉の切り落としと玉ねぎを 醤油と砂糖と生姜で甘辛く炒め ワカメと胡瓜とトマトを甘酢で和…

豪雨ときのこ

キノコが二つ 2日 雨が本当によく降った。 食材が殆どなくなったので仕方なくだが 夫の運転で 買い物に「下」まで車で50分 出かけた。 途中で怖くなるほどの雨で 一人で運転していたら さぞや 不安だったろう。 夜も激しい雨音で パソコンで雨雲レーダー…

本「黒部源流山小屋暮らし」を図書館から

図書館に予約した本 「黒部源流山小屋暮らし」を 受け取った。 イラストレーターでもある やまとけいこ氏の 夏の山小屋での 生活記録である。 繁忙期は六十人もの登山客を受け入れる。 仕事の合間に 魚釣り 昼寝 絵描き。 まだ 手元に届いただけなので これ…

ソープワートの花

sorp wort(石鹸草) 淡いピンクの花は 10年ほど前に 知人の庭から一株持ち帰ったソープワートだ。 水の中で葉を揉むと泡が出て 石鹸の代わりに使う事が出来るという 昔の知恵だ。 去年はもう消えたかに見えたのに 今年は1メートル程にも伸び 沢山の花を…

本「黒部源流山小屋暮らし」やまとけいこ著

雨が続くと顔を出すのはきのこ。 今日 私を呼び止めたのは よく見かけるが 名前は知らない。 きのこの傘の下に 小人のノームが座っている。 そんな風に思うのは 子供時代に刷り込まれた きのこが登場する童話 絵本のイメージだ。 NHKラジオ「石丸謙二郎の山…

ドクダミの花

つい先頃まで咲いていた花が消え 今は オフホワイトの花びらのドクダミが 「小屋」の周りに群れている。 2本を手折り ガラスの瓶に挿す。 苦い香りが 空気に漂い 指に残る。 窓の向こうは強い雨で 緑が重く垂れて たまに 車のタイヤの音が過ぎ去って行く。 …

黒すぐりの実

黒すぐりの実 去年のいつだったか 黒すぐりの枝をチョキチョキと切った。 葉っぱも 花も 実も寂しいのが気になったから。 そのお陰か 今年は葉の色も美しく ふさふさと波打つような姿になった。 小さな花から 黒い実が沢山付いた。 久しぶりに 両手のひらに…

ナデシコの花

ナデシコ(撫子) 数年前に パラパラと蒔いた アメリカンワイルドフラワーの種。 小さな袋に 数種類の種が入っており 一斉に花が咲くのかと思えば そうではない。 青い花が咲き しばらくするとオレンジ色が咲く。 去年は白のナデシコが咲いた。 「アメリカン…

花の香り 梅の実の香り

コアジサイ 淡いブルーのコアジサイと 白いウツギの花は 同時に群れて咲く。 濃密な香りは むせるようだ。 山の中 道路の脇 毎年 自分たちの領域を広げていく。 上に螺旋を描いて飛ぶ鳶は その香りに酔ったように 大空を舞う。 いつものように 可愛い声で鳴…

モミジバキイチゴ ラーメンと冷麺

モミジバキイチゴ 私の知っている 黄色の果実の木苺は モミジバイチゴだけ。 春の終わりに 白くて長い花びらの花が咲く。 花びらが散り どこに咲いていたのかも忘れていると 今日の様に 突然私の前に姿を現す。 山吹色の艶々とした果実。 以前のように 摘ん…

山羊を見に行く

れん うちから車で15分ほどの所。 私より20歳若い友達と言うか 知人と言うか その人が 小さな山小屋を借りている。 山小屋の周辺の草を 草刈機で刈る代わりに 「山羊を2頭レンタルしたから 見にくる?」 と LINEを貰った。 ケーキを二切れ ラップに包み …

28日 豪雨強風

今日28日 豪雨と強風。 風で初夏の緑の木の枝が 大きく撓んで揺れた。 雨は 時には霰かと思うほどの音で ある時は 止んだのかなと思うほどの静かさで降った。 雨は 屋根から滴り落ち 下に置いた 大きなポリバケツに溜まる。 晴れが続いた日の 植物にやる水…

植木鉢の草たち

数年前 茶色の大きなすり鉢の底に穴をあけ 土を入れ 植木鉢とした。 そこに何の花が植っていたのか 思い出せない。 今年の雪が消え 春になり 初夏が来た。 すり鉢の植木鉢には 何種類もの草が 箱庭の原っぱのように 姿を現した。 ジギタリスの芽 黄色い花の…

梅の実を拾う

今は廃屋となってしまった 築何百年の家の庭。 そこには 桜 梅 柿 紅葉 山椒 馬酔木等々 大きな幹になり それぞれの木々が実をつける。 その廃屋のそばの 黒いアスファルトの道路に まるで どんぐりが撒かれたように 小粒の梅が落ちていた。 淡い緑の 銀杏く…

薔薇 「グリーンアイス」

薔薇 グリーンアイス 苗ポットに植っていたのは なんとも珍しい花びらのバラだった。 「あげるから どこかに植えたらいい」と貰ってきた。 名前はグリーンアイス。 植木鉢に植え替える時に 小さな棘に 指をチクチクと刺された。 小さな蕾が次々と開いた。 花…

葉桜 ペパーミント

数日 良いお天気が続いている。 強い南風が その気持ちよさに邪魔をする。 シャワーよりも小さな雨粒が 顔にかかるのは 葉桜となった桜の 柔らかな葉の上に見える 軽やかに流れる 白い雲から届くのか? もらったダリアの芋を5個 土に植えたのは二週間ほど前…

アジュガの花

アジュガ 京都から 引っ越しの時に持って来た薔薇は あんなに蕾をつけていたのに こちらでは 貧相な風采になってしまい ヒョロヒョロとやっと立っている。 勿論 最近は蕾をつけた事はない。 なんとか 手入れをしないと と思いつつ 10数年が過ぎた。 ブルーベ…

藤の花が咲いている

藤の花 雨が降ったり止んだり 南風が吹いたり止んだり そんな日が昨日から続き なんとなく心が騒がしい。 でも そんな事には関係なく 緑は色を変え 木々に咲く花々は 移り変わる。 桜 山桜 梅 木蓮は遠に終わり 今は 薮椿の落ちた花が美しく あちらこちらに…

映画「悪は存在しない」 監督:濱口竜介

4日土曜日 京都シネマまで 映画を観に行った。 山から下り 京都まで映画館に行くのは 京都に住んでいた頃のように 買い物のついでに というわけにはいかない。 だから 一年に2〜3回ほどの映画鑑賞となる。 「悪は存在しない」 監督は濱口竜介。 なんの前知…

杉の年輪 黄色の枯れた花

八重咲き水仙 道端のあちらこちらに 群れて咲いている 黄色の八重咲水仙を 7、8本手折り 持ち帰り 白い花器に投げ入れた。 その花達もやがて萎れ 「小屋」の中の高い場所に 紐で結えて吊るした。 やがてそれは しっかりと乾き 薄い花びらを触ると パリパリ…

蕗のとうの綿毛

蕗のとうの綿毛 蕗のとうが 小さな花を咲かした後 茎がどんどん伸び 60センチほどになった。 そして 今は綿毛が飛び立つ準備をしている。 白い綿毛の芯は赤く 顔を近付けて見ると 今まで気がつかなかった可愛さを見つけた。 蕗の薹 ボロギク ススキの綿毛…

淡い緑色 萌える木々と春キャベツ

29日夕方から 雨が降り出した。 明日まで続くと天気予報で言っていた。 冬の木々の枝から やっと淡い緑の葉が萌出て 私の目と心を喜ばせているのに 明日から一気に 山の色が濃い緑へと移っていくだろう。 「小屋」の周りに植えた木や 自生の木も 日々 姿を…

買い物の帰り道

27日 午後 買い物の帰り 私が住む山間の村にも そして うちから車で30分の 図書館や道の駅がある所も 田んぼに水が入った。 水面に 山並みや 白い壁の小屋や 空が映っている。 雲も やがてやってくる 飛ぶ燕も映る事だろう。 車で走っていると ハッとする…

毎日の散歩

雪が降る日 強風の日 雨が強く降る日以外は スマホをズボンのポケットに入れ 散歩に出る。 3000歩から5000歩の間を歩くが どうしてもそうでなければ とは思わない。 時間にして 1時間まで。 これ以上は歩かない。 歩き始めると その日の微妙な体調の…

若葉の芽吹き

郵便局の川向かい 郵便局に荷物を出しに行った。 午後3時過ぎの便に間に合うように。 車のフロントガラスが 霧雨に濡れる。 季節の中で 今が一番美しいのではないか 広葉樹の若葉の芽吹きが嬉しい。 山間のくねくね道の県道と国道を15分。 局長さんと二人の…

スノーフレークの花

スノーフレーク 数年前 川沿いに すくっと立っていた3本の松。 その根元に 鈴蘭のような花が咲いていた。 数本のその花の株を一つ持ち帰り 土に植えた。 花の名前はスノーフレーク。 たった1本の株が 今年は13本に増え 花も1つから3つに。 そして 川沿…

小松菜の花

小松菜の花 去年 どこからか飛んできた小松菜の種が 苺の苗(鹿に全部食べられたが)を植えてある鉢に 芽を出した。 そして 花を咲かし 私を喜ばした。 濃い緑の葉はお汁の彩りにし 根はそのままに。 すると 今年も花芽が出て 70センチほどの背丈にまで伸…