自然は見飽きる事がない

6日 午後2時半 山陰に 太陽が隠れる時の 山並みの 淡いグラデーションが美しい。 空は輝いて 雲は東に流れて行く。 広葉樹の色づきが 急に進んだ ここ2、3日。 カラリとした空気と透明感のある世界だ。 山や空 自然は毎日見ているのに 見飽きるという事が…

薪棚の整理 楽しい発見

小屋の中でも 外でも 油断すれば 物が増えて 大変な事になるのは同じだ。 薪用に貰った木を積む場所 それらを整理し 保管する場所 薪を割る場所 割った木を積む場所 と まめに整理しなければならない。 薪棚の整理は面倒な作業だが 楽しい発見もある。 乾い…

働き者の薪ストーブ

よく乾いた薪。 それらは 去年に割ったもの。 ストーブの中で ゴーゴーと音を立て燃えている。 ヤカンも 元気に湯気を出し 蒸気機関車の様に しゅっぽ しゅっぽと 楽しい音を立てる。 お茶も コーヒーもこの湯でいれ ストーブの上に置いた網で パンを焼く。 …

朝の「音」三重奏

12日 朝 毎朝 ストーブに薪を燃やす日々になった。 3個のヤカンから景気良く 湯の沸く音と 湯気が立ち上がる。 夜から鳴き出した こおろぎが 未だ 小屋の中で鳴いている。 FMから流れ出るピアノ曲。 毎朝 何かをしながらぼんやりと聴く。 曲名は知らない。 …

秋という季節

ガマズミ 朝 ドアを開けて表に出ると アスファルト道路が 黒く雨に濡れていた。 夜の間に 音もなく降り 草木も露を含んだ 美しい姿になった。 そして この空気の冷たさ。 秋が始まったばかりなのに まるで 初冬の寒さが 首筋から入り込む。 ストーブで湯を沸…

暖かい冬の為の勤労(2)

軽トラで片道40分余りの道を5往復。 かなりの距離だ。 そうやって 運んだ雑木の枝達。 道沿いに積まれた枝、枝、枝。 林業の村の住人達は興味津々だ。 どこの木か?がまず気になり そして 樹皮を見て 何の木かを言う。 樫の枝を見て 「これは最上級の炭にな…

暖かい冬の為の勤労(1)

薪ストーブで暖をとっている。 だから 薪の調達には 一年中気を配っていなければならない。 薪に最適の雑木や 燃え尽きの早い針葉樹 建築業者の廃材 梱包の木の箱 うちでは何でも燃やす。 「雑木でないとダメだ」などと 言っていたら 薪はすぐに尽きてしまう…

大暑にストーブに薪をくべる

夕方の涼しさが 夜になると冷たさに変わった。 大暑の日の夜に ストーブに薪をくべた。 こんな事は初めだ。 毎年 6月の終わりに ストーブと煙突の掃除をし 秋に備える。 今年は いつまで経っても 薪を「小屋」の中にストックし 冷んやりとする夜に備えている…

1ヶ月ぶりに食べる焼き立てパン

ドライイーストの袋 スーパーの棚から ドライイーストも消えた。 アマゾンから届いたそれは 見慣れた日清のではなく フランス国旗と同じ どこか垢抜けた3色の袋だった。 今までの50gの10倍の中身。 価格は日清より安い。 やっと店頭に並び始めた強力粉 …

幸せな気持ち

オートミールと砕いたチョコレート それらを混ぜて焼いた 柔らかいクッキー。 安物のコーヒー豆を電動ミルで挽き 井戸水の伏流水で淹れる。 これが美味しいのだ。 そのままで 時には ミルクをたっぷりと。 大きなカップで飲む。 今日は雲ひとつない空。 昼間…

小屋の周りの自生植物

木苺の花 小屋の周りに 自生の植物達が 今を盛りと花をつけている。 それらは ターシャ・チューダーの広大な土地に 整然と植えられたものではなく あちらから こちらからという風に 勝手気ままに芽を出し 花をつけるのだ。 道路側の白い木苺の木は 上に伸び…

帰って来た杉 檜

カンナをかければ 立派な建築材として もう一度使える杉や檜の廃材が 2トンのダンプで 時々 うちに運ばれてくる。 それに残された釘は 四角の古い手作りだ。 釘抜きで丁寧に抜き 「取っておこう」 大きく古い家の面影を残す 渋い色の丹を塗った柱や梁。 よ…

些細な幸せを喜ぶ

コアジサイの若芽 緑の葉の枝と 枯れたコアジサイを 山から切って帰り それを花器に挿したのは 花のない2月の終わり。 そのコアジサイの枝から 若い芽がひょっこり顔を出した。 1ヶ月の間 知らぬ顔をし 何を思って この時を待っていたの? 今日も冷たい雨…

暖かい小屋でほっこりと

「木を切ったけど使いますか?」 と 声がかかれば 即 軽トラで駆けつける。 後回しにすると 「いらないのかな?」と 次がない。 そうやって溜まった木々。 針葉樹 広葉樹 廃材 どんな木でも有り難い。 うちには薪小屋が5つある。 小屋というより 古トタンを…

冬が来た はっきり感じた今朝

冬だ。 今朝 はっきりと感じた。 風の感触というか 空気の冷たさと肌触りというか 何かが昨日と違う。 一日延ばしにしていた 冬布団を出した。 羽毛の軽くて 空気を含んだふわふわと 電気敷き毛布の 足元の暖かさ。 又 布団から抜け出せない 冬の朝がやって…

軽トラで5分 薪集め

滋賀の湖西の山の中。 冷たい空気と 朝夕に焚く薪の暖かさが とても気持ちがいい。 周りの山の色付きまで後少しだ。 「伐採して積んである檜を 薪にどうですか」 と 言うありがたい申し出に 夫と軽トラで出かけた。 車で5分ほどの 川べりの開けた場所だった…

ストーブの側で居眠りの季節

夕方5時。 何日ぶりかで雲が切れて 青い空が見えた。 台風の後から ずっと小雨で 冷たい日が続いた。 小屋の中にぶら下げた洗濯物が 薪を景気よく燃やした 暖かい空気で からりと乾いていく。 ストーブの側に椅子を置き ウツラウツラと 居眠りをする季節が…

「じゃあ おやすみ」

加賀の薊(カガノアザミ) うなだれて咲く 秋の薊。 「加賀の薊」が 今 真っ盛りだ。 淡いピンクの 小さな花。 沢山の蕾が これから先 まだまだ咲いてくれるだろう。 夜になると 小屋の中は肌寒い。 ストーブに薪をくべ 半袖のTシャツになり 外に激しく降る…

7月になってもストーブに薪を燃やす

御歳90歳のオカネさんは カイロを背中に二つ 腰に二つはっている。 脳味噌はキリキリ働き 口も達者。 でも 7月になっても暖かくならない 今年の夏には参っている。 海抜600メートル程のこの山の村。 例年 クーラーは勿論 扇風機さえ夏に数日使うだけだ…

道路ぎわの薪

小屋の道路ぎわの壁に いつも 薪を積んでいる。 もう 10年以上。 まだ 薪小屋のなかった時 庇の下に積んでいった薪。 薪小屋の出来た今も 道路ぎわのその景色は その時の名残だ。 雨や風にさらされて。 でも 一度乾いた薪はよく燃える。 今が盛りと 咲く花…

堅い椅子でウトウトと

日本列島が30℃を越えた今日。 小屋の北と南のドアに あわてて網戸を取り付けた。 網戸の木枠の向こうに見える緑。 これが とても気持ちいいのだ。 黄色のウマノアシガタ 淡い紫のオダマキ。 そんな花達が 緑の樹々の下で のんびりと陽の光を浴びている。 …

「杉やけど取りに来る?」

ストーブの薪は広葉樹でないと と 思っている人は多い。 うちは燃える木ならなんでも燃やす。 木製2段ベッドを沢山貰ったが これは樅の木でいい薪になった。 「杉やけど取りに来る?」と 声がかかり 軽トラで 一日一回づつ運び それを夫が斧で割り 私が積ん…

冬の逆戻り

ストーブの上に ステンレスのやかんを三つ。 そして 白いコーヒーのポットが1つ。 やかんから 勢い良く湯気がたち 琺瑯のポットから コーヒーの芳しい香り。 音をたてて吹く強い風 冷たい霙や霰が 窓ガラスにあたり 冬の逆戻りの日だった。 薪を惜しげもな…

アオゲラ

Google画像より アオゲラ 杉の枝を焼いているケンジさんが 私を見つけてやって来た。 家の白壁を 「アオゲラが穴を空けた、 山側などひどいものだ。 テンが家の中に入って来るかも知れない。」 確かに山側の壁は何カ所も ぽっかりと。 「綺麗な青い鳥なんや…

薪作りを急ごう(2)

溶けた雪の下から現れた 薪の山を見ていると 呑気者の私でも焦ってきた。 紅葉 銀杏 桜 樅 柿 楢 杉 桧 欅 栗 ひば それぞれの違う香りが楽しい。 栗はパチパチと爆ぜるし 桜は桜餅の香りがする。 細い枝から太い幹まで。 夫がどんどんヨキ(斧)で割って 私…

薪作りを急ごう

4時になると 暖かかった空気が すっと冷たくなる。 北風も吹いて ああ 春はまだ少し先だと 思わせられる。 首にネックウォーマーを 2枚被り 夕方の夫の毎日の仕事 薪作りを手伝おう。 雪に埋もれていた薪用の木が 数ヶ月振りに顔を出し 忙しなくこちらを見…

ストーブの薪

小さな木の小屋に住んでいる。 コンパクトで便利な空間だ。 その空間のほぼ真ん中に 鉄板製の薪ストーブを置いている。 一日の2/3を 薪を燃やし暖をとっているのだが この薪の調達が大変だ。 一年中薪の事を考え 「木をあげますよ」とお声が掛かると 夫は…

倒れたあすなろ(翌桧)の木

翌桧(あすなろ/村の人はヒバと呼ぶ) 台風21号で神社の木が倒れた。 「取りに来てくれる?」 集落の人は 杉であれ雑木であれ廃材であれ うちが何でも喜ぶのを知っている。 車で数分の神社で見た ヒバ(アスナロ)の年輪を数える。 細かい年輪はゆうに8…

炭の燃える音と色

さて 昨日 トミ子さんから貰った炭。 早速夜にストーブにくべた。 燃える薪の上にそっと載せる。 パチパチと音をたてて しびしびと小さな炎をあげて燃える。 炭が暖房手段だった子供時代。 家族が火鉢を囲み みかんを食べたり餅を焼いたり。 ラジオを聞きな…

煙突から揺らぐストーブの煙

稲刈りの終わった田んぼで 籾殻を燃やしている細い煙。 屋根から突き出た煙突から ゆらゆらと揺れる煙。 秋の夕暮れ時 煙は人の心を 少なくとも私の心を ほっとさせる。 「台風で倒れた木を取りに来て」 と言うお知らせがはいる。 今日はこちら 明日はあちら…