2016-10-01から1ヶ月間の記事一覧
道の駅レストランから 年に一度、うちにやって来る 友達とそのお母さん。 「今回は外でご飯を食べよう」 と言う私の提案で 道の駅そばの「田舎の味バイキング¥1000」 に案内した。 図書館に行った時に 度々歩く川沿いからの山の景色。 川はやがて琵琶湖…
びわ湖ホールから 6月にチケットを買い まだまだ先の事だと思っていた オペラ「魔笛」を 今日聴いて観た。 琵琶湖を見下ろす 最高のロケーションのホールでの プラハ国立歌劇場のモーツァルト。 どのランクの歌手かは知らない。 でも 良く伸びる余裕の声が …
主食のご飯やパンは 毎日食べても 全然飽きない。 炊きたてのご飯の 塩味だけのおにぎり。 こんがり焼けたパンに バターを塗っただけのトースト。 究極の美味さ。 朝ご飯の為に 夫は十数年欠かす事なく ホームベーカリーで パンを焼く。 そして毎朝 おいしい…
シュウメイギク 急に秋が来た。 あんなに 群れて咲いていた シュウメイギクの白い花が 強い風や雨で 花びらをすっかり落とした。 こんな風にして 少しずつ あるいは突然に 周りの景色の色が変わる。 「かわいいな、この坊主頭・・・」
20代の頃 しっかり者の友達が言った。 「くれるって言う物を断っちゃ駄目だよ。 次からくれなくなる」 あれから何十年。 私はこの言葉を忘れた事がない。 植木屋が沢山置いていったと言う葉ボタン。 トミコさんが持って帰って欲しいと言う。 困ったな。 今…
午前8時 強い北風が吹き しばらくすると 今度は南風。 冷たい雨が 窓ガラスを叩いた今朝。 私は 随分朝寝坊をした。 こりゃ、大変だと あわてて飛び起き 紅茶とチーズを口に放り込み 表に飛び出す。 運良く 雨は通り過ぎ 青い空を白い雲が 飛ぶ様に流れてい…
ハロウィンに 子供時代からなじんでいるチャックは シカゴの生まれだ。 日本では見かけない 黄色のカボチャを 畑で作っている。 チャックの作った ジャック オ ランタンは 怒っているのか いたずらっぽく笑っているのか 泣いているのか。 月が明るく輝く夜 …
野茨の実 春に白い花を咲かせて 夏に毛虫に葉を全部食べられ そして今 赤い小さな実を沢山着けた。 この赤い実を ストーブの上に吊るして カラカラに乾かして ローズヒップのお茶を作ろう。 ノーム(Gnome)が 朝ご飯に飲む赤い色のお茶 ローズヒップ。 やがて…
町名「市場」 私の住んでいる集落は この「市場」より山奥で かつて 炭焼きも生業の一つだった。 男は炭俵を3俵、女は2俵背負い 「市場」の炭問屋まで歩いて運んだ。 車では30分の距離。 かつての呉服屋の 面影が残る洋装店は 80代の女性に 今でも便利…
旧郵便局舍 私が住んでいる村のミッドタウン。 ここに来るのは図書館に来る日。 2週間に一度。 道の駅もあるし 千円の「田舎の味」バイキングもあるし 鯖寿司を売る店、蕎麦屋もあるし 小さなスーパーでは 鯖のなれ鮨などそれなりに 地方の食品なども売って…
午後4時 草津 イオンモール 毎週木曜日。 大津市瀬田、龍谷大学の カルチャーセンターみたいな所に通っている。 山の中から片道90分。 それは美しい琵琶湖を見ながら 車を走らす。 今秋初めての カイツブリの群れ。 固まりになり 湖の上を飛行する。 草を…
まだまだ 紅葉には早いが 欅はすでに 黄色くなり はらはらと散り始めた。 今年の夏は 暑くて暑くて そのせいか 欅の葉っぱは焼けて 縮んでいる。 もの言わぬ木や草は 色で心を語る。 「きつい夏でした。 疲れましたよ」ってね。
精米所から ヨシヒコ君にもらった玄米の新米を 国道沿いにある精米所で 白米にした。 精米所と言っても 機械が置いてある 一坪程の小さな小屋だ。 三分、五分、標準、上白の中から 突き加減を選ぶ。 新米だもの 炊きたての真っ白の「銀シャリ」。 「上白」の…
「冬瓜」のケンジさんに貰った 間引きすぐき菜は さっと湯がいて冷凍。 じゃあ 根元の小さな大根は? 塩をまぶして 重しをして 数時間。 器の底に 水がたっぷり溜まったら。 出来上がり。 調味料も砂糖も 何も加えず塩だけで。 パリパリ、ぽりぽり 熱々のご…
トミコさんから貰った サツマイモの蔓の皮むきは 忍耐のいる作業だった。 机の上にどっさりとあった蔓は 皮をむき、ポキポキと折ってしまうと こそっとかさが減った。 でも中サイズのボールに山盛り。 「さてどんな風に出来上がるか・・・」 皮をむき、5セ…
「冬瓜」のケンジさんから すぐき菜の間引いたのをもらった。 毎年この季節、律儀に届く。 軽トラの荷台に乗った 少し元気のない菜っ葉。 でも大丈夫。 水で洗えば 見違える様にシャキっとする。 すぐき菜はとても柔らかい。 貰った人は皆喜ぶ。 私は洗って…
葛茶 GYAOで毎日見ている韓国時代劇「ホ ジュン」。 朝鮮王朝で心医と言われたお医者さんの話。 ナンバーワンの医者になるまでは極貧の生活だった。 そこでホ ジュンの母と妻は路上で物を売る事になる。 母は餅を、妻は固い土を掘って採った葛の根。 「葛の…
トミコさんの畑 今月の終わり迄 私はとても忙しい。 そんな中 サツマイモの蔓をあげると言う トミコさんから電話。 決して無理強いしない。 こんな思いやりのあるトミコさんに 「今、忙しいから手のかかる料理は作れない」 とは言えない。 サツマイモ畑に行…
午前7時 午前7時。 歩きながら 東の空に広がる 神々しい光を見上げると 山の向こうから 今にも太陽が 現れようとしている。 冷たい空気が 何て気持ちがいいんだ。 指の先が冷たくなり 又 「秋が来たのだ」 と思った今朝。
アップルケーキ 今日はちょっと疲れました。 又、明日お会いしましょう。 アップルケーキです。 一切れですが「どうぞ」
午後5時半 遠い未来か 近い未来か 火星に人間は住むんだろうか? 人間が住める条件が整った星であっても こんなに魅力的な月を その星から見る事が出来るんだろうか? 緑のない 赤茶色の砂漠の様な星に住む 私達の未来の子供たちは それが当たり前の景色だ…
サルビア 冷たい雨と風が吹いた。 標高が高い山の村の我が家は 今年初めて本格的に ストーブに薪をくべた。 身も心もほっこり。 半袖のシャツを着ていた数日前。 長袖のシャツを重ねた昨日。 冷たい雨の中で 赤々と咲くサルビアの花は 私と同じ様に 突然の秋…
10月8日 初夏に 白い小さな花を一杯につけ それに 蜜蜂や熊ん蜂が群れる。 そして アブラムシやら毛虫が すっかり葉を食べ尽くす。 細い蔓の様な枝に トゲばかりが目立って。 オレンジ色の実が 紅く熟する頃 すっかり秋になるんだろう。 野生のローズヒッ…
ササゲ豆の花 生ゴミは土に埋めたり そのまま 土の上に置いたり。 トミコさんから貰ったササゲ。 豆を取り外した莢を 土の上に捨てたのが8月。 ある日 薄緑の葉っぱの芽が出ていた。 やがて 白い花が咲き・・・ 「おっ」 小指程の長さの豆が。 苗ポットに …
「新世界 国際」 れっきとした洋画の映画館である。 ポルノ映画館かと思った・・・ こんな感じの映画館は 客席にまでトイレのアンモニアの匂いが漂っていた。 随分昔の事だけど。 自転車がずらりと並んで マニアックな映画ファンか それとも 時間つぶしの地…
10月1日 大阪での用事が終わり 姉と一緒に新世界に行ってみた。 「更科」のお店の方が言う。 「最近はここらにお客さんは来ませんわ」 「二度づけ禁止」の串カツ屋が急に増えて 観光客はそこに殺到する。 昔からある商店街の 趣き深いお店は次々と閉店し…
うちの集落に 弁天さんのお社がある。 小さなかわいいお社だ。 その側の 見上げる様な大木の紅葉を 「ライフルマン」と「タイチさん」が伐った。 木に虫が付き、洞が出来 「倒れたらお社がつぶれる」 と、皆、気にしていた。 切り株の最長は1メートル程。 …
「冬瓜」のケンジさん宅 濃密な香りで 遠くから 「ここにいますよ」 と声をかけてくる。 渋いオレンジ色のセーターを着た 利発な女の子。 葉を落し始めた 桜の木の隣。 深く息を吸い込む私を 微笑んで見ている 金木犀。
ふわふわの この綿毛には 本当に困らされたよ。 今年はこの花が 辺り一面に咲いた。 その綿毛が 風に吹かれて飛んで行く。 ドアの網戸に 引っ付いて まるで白の薄い一枚の布のようになった。 私が見つけた綿毛は 川べりでひっそり お日様にあたってこっくり。
アイボリー色の 小さな羽が 草の葉の上に。 いつも 私の頭上を飛んでいる どの鳥から飛んで来たのか。 明日捜しても どこかに飛んで行ってしまっているだろう 軽いけれど 力を感じる羽。