2月に後戻り

3月8日 朝 窓のカーテンを開けると 屋根に10センチほども雪が積もり 一面の雪景色だった。 強い北風が 2月の日々を思い起こさせた。 毛糸の帽子とマフラー ダウンジャケットと防寒ズボン これも2月に後戻り。 具沢山のトマトスープにチリペッパーを少し加え …

寒い日にアップルパイ

4日 霙と雪が降る 会った人が皆「寒いね」と言った。 強い北風が 寒さを何倍にもする。 もう 春になると言ったではないかと 灰色の空を見上げて 睨んでやった。 頂き物のアップルパイの 木彫の様に美しい姿。 電子レンジで温め食べた。 バリバリとパイが崩…

アメリカ楓(アメリカフウ)の実

アメリカフウ(モミジバフウ)の実 ズボンのポケットに そっと入れて持ち帰った 渋い茶色のイガイガの実。 何の実だろう?と 手のひらに載せ しみじみと見つめた。 そして アメリカ楓の実だと知った時の嬉しさ。 私の好きな広葉樹の中でも 明るい紅色に色づ…

ぜんざいを炊いた

小豆を炊いた。 甘いぜんざいを食べたかったから。 青い鋳物の鍋に小豆を入れ たっぷりの水を張り 威勢よく薪が燃えるストーブの上に載せ ぐつぐつと煮えてきたら 茹でこぼす。 新しい水を入れ もう1度ぐつぐつと。 たっぷりの砂糖と ひとつまみの塩。 豆の…

ソーダブレッドを焼いた

ソーダブレッド 久しぶりにソーダブレッドを食べたくなった。 シンプルな塩味だけのパンだ。 薄力粉に重曹と塩と干し葡萄を加え 牛乳でさっくりと混ぜて形を整える。 真ん中にナイフで切り目を入れ 180度に熱したオーブンで30分焼く。 こんがりとした狐…

雪の日に苺を買う

私にとって苺は 初夏の小さめの路地栽培ものだ。 甘酸っぱく しっかりとした果肉。 去年 それを求めて苗を買い植木鉢に植えた。 小さな赤い実が出たきたが 殆どの実は蟻に食べられ 「いいじゃないか」と思う反面 残念な気持ちが残った。 昨日 スーパーで大き…

ホットワインと熱い野菜スープ

「小屋」の前の道 ほとんど一日 「小屋」の中で過ごす。 北風に吹かれて飛んで行く雪を 窓から眺める。 休む間もなく降る雪で 除雪ブルドーザーが通った後も 白い雪が積もって行く。 26日になれば 雪は止むだろう。 チリ産の 500円もしない赤ワインをco…

ドーナツでほっこり

暮れに 20余年使ったプリンターが壊れた。 取説を読むと 致命的な故障だとか。 若い知人にその話をすると 「20年も使えば もう十分ですよ」と言われた。 なるほど そうだ。 Amazonからやってきた新しいプリンターは 設定に手こずったが よく働く。 年賀…

心がザワザワした日

殆ど毎日の夕方に焚き火をする。 夫がチェーンソーで切った木の屑や 腐りかけた木 汚れた新聞など。 火の後始末の為に 古いトタン板を被せる。 次の日の朝 夜露が溜まったトタン板に 紅葉の 黄や赤の葉が載っている。 錆びたトタン板と 舞い落ちた紅葉の葉を…

洋梨 ラ フランス

ラ フランス 到来物の ラ フランス。 数十年前 果物の中では高価なものだった。 そして 今でもそれは変わらない。 軽く抑えて 柔らかくなっていたら食べ頃だ。 まな板に載せ 包丁で切る。 転がらないように抑えた痕が残る 半身の洋梨。 甘い香りが立つのかと…

朽ちた葉 林檎「信濃スイート」

地に落ちた葉は朽ちていたり 朽ちかけていたりする。 降る雨に濡れて艶やかな栃の葉 朽ちかけている黄色の葉は クロモジ エゴ どこかから飛んで来た葉は何の葉だ? それらを拾い 輪切りの杉の上に並べ 青森からやって来た林檎 「信濃スイート」を 葉の横に置…

焼き栗 ストーブに薪を焚べた

焼き栗 沢山もらった栗を どうして食べようか? 若い頃読んだ誰かのエッセイか 新聞の記事だったか パリの街角で売っている 焼き栗の話が忘れられない。 それを買い求めると 新聞紙に包んでくれ 秋の冷たい空気の中で 手のひらが温かくなった。 と 言うよう…

ジャムを炊いた:ブルーベリー 赤いスモモ 黒すぐり

ジャム:ブルーベリー 赤いスモモ 黒すぐり 赤いスモモは よく熟したのと まだ半分青いのが入り混じっていた。 熟したのは冷蔵庫に 半分青いのはテーブルの上にと 加減を見ながら全部赤くなるのを待った。 琺瑯の鍋に果実とたっぷりの砂糖。 しばらくすると …

ブルーベリーと 2冊の本

ブルーベリー ブルーベリーを 大きなボウルに一杯貰った。 フレッシュな 濃い青の曇った様な色合い。 パイ ジャム どれを作るにしても こんなに沢山の粒々は 私にとってはとても贅沢だ。 まずは 甘そうなのを選り分け 朝のヨーグルトにたっぷりと。 司馬遼太…

木の実(栗 栃 胡桃)

栃の実 栗の実は イガイガに守られて その実は 猿や鹿の好物だが 硬い針を割り どの様にして食べるのか それが いつも不思議だ。 地に落ちた栃の実を数個 ポケットに突っ込んで持ち帰る。 固い殻はスベスベとして 鎧のようで 艶やかな実を守る。 橋の脇に2…

今日の出来事(2日)

2日 午後6時 北風が強いので 北側のドアの網戸を通して風が吹き抜けた。 久しぶりに「小屋」の中の気温は 30度と昨日より低い。 扇風機を回して凌ぐ。 毎日夕方になると 外は涼しく 夜になると 毛布を被って眠る。 朝方に 窓からの涼しい風がカーテンを揺…

暑さで疲れて ちょっとひと休み

24日 午後 買物の帰り道にて 京都や滋賀の友達は 朝からエアコンのスイッチを入れる。 こちら 山間部の私の「小屋」は 朝から晩まで 壁のファンと ドアの近くの扇風機を回す。 中の気温は30度。 夜になると スッと涼しくなるが 昼間の暑さで疲れが続く。 昼…

13日に思った事

「小屋」の南の雑木 13日の昼前。 「小屋」のそばにヒョロリとした木々が 葉を茂らせている。 それは 覆い被さるように細い枝が 私の頭上に広がり 気持ちのいい緑陰を作っている。 葉の間から見える空は 夏の空だ。 木の枝に毎日やってくる小さな野鳥は 淡…

到来物の水羊羹

水羊羹 到来物の水羊羹を 皿に載せる。 それだけでは寂しいので ミントの葉を摘んで添えた。 今日も 日中は何もしたくない程の暑さだった。 冷蔵庫で 冷たくなった水羊羹を出し スプーンで掬って食べた。 小さな幸せだ。 一昨日 昨日と「小屋」の周りの草を …

大王松の松葉の皿 マーマレードクッキー

マーマレードクッキー 小さな小屋のような 小さな家には 大きな窓が3っつ 普通の窓が一つある。 つい最近まで薪を燃やし続けた ストーブのススの汚れを 綺麗に拭き取った窓から 明るい日差しや 茂りすぎた木々の緑が くっきりと見える。 数日前に取り替えた…

苺と蟻

Tさんから数年前にもらった苺苗 露地栽培のいちごが食べたい。 そこの到達点は中々の難路であると 最近分かった。 4個の植木鉢に一株ずつ植え 白い花が咲き 淡い緑の苺の実が出来 赤く色づき始めた。 人間が美味しいと思うものは 動物も同じだ。 色づいた苺…

キャベツのサラダにミントの葉 アカショウビンの声

キャベツのサラダに 沢山のミントの葉を ミントを庭に植えると 茂り過ぎて大変になると 聞いた事がある。 私はミントを 特に好きというのではないが 随分前に 一株植えた。 初夏になると あちらこちらに芽を出す。 私はそれをせっせと摘み 料理に使う。 チキ…

蕗の佃煮

蕗の佃煮 私の「小屋」の周りにも 茎の細い若い蕗が群れている。 葉っぱの小さいのは 天ぷらにしたが しばらく 茎を摘んで佃煮にする事はしていない。 昨日 奥の集落の住人から 沢山の山椒の実と 早緑色の茎の蕗を貰った。 蕗の皮を剥き 湯がいて 砂糖と醤油…

次々と咲く花達

エゴの花 二日前は まるで初冬の寒さだった。 小雨が降り続き 風が吹き 表に出ると 大きな傘を差しても服が濡れた。 底にいくつも穴の開いた靴を履いていたので 雨水を吸った白の靴下が 灰色になった。 晴れた日にしか履けない 穴あきの靴。 初夏と初冬の天…

苺とエゴの花

露地栽培の 実がしっかりした甘酸っぱい苺。 そんなのが食べたいと 長い間思っていた。 ホームセンターで 苺の苗を見た時 これを植えたら 私が食べたいと思う苺の夢が 叶うかもしれないと 三つの苗を買った。 植木鉢に肥料入りの野菜の土を入れ 丁寧に植え …

ツタンカーメン豆の莢のお茶

ツタンカーメン豆 ツタンカーメン豆の豆ご飯は しばらく経つと ご飯も豆も 淡いピンクに色付いてくる。 そんな豆の豆莢は 濃い紫だ。 その豆莢で 焙じ茶を作ればどんなだろうか? 豆が抜けた莢を洗ってカラカラに乾かし ざるをゆすると カサコソと音がする。…

黒すぐり(ブラックカラント)の青い実

黒すぐり(ブラックカラント)の青い実 10年ほど前に 黒すぐりの苗木を植えた。 今年も沢山の地味な花が咲き そして 今はそれが青い実に変わった。 小さな可愛い実だ。 かつては 野鳥と競争して 実を食べられない様に 木にネットを被したりした。 今は そ…

毎日筍料理

筍ご飯 筍味噌汁 いつもながらの 地味な料理。 写真を載せるのを躊躇する。 一週間に三度 筍をもらった。 一回目は 我が家へ。 二回目 三回目は 「たけのこを貰ったけどいらんか?」という電話。 ちょうどいい具合に湯がいた筍が嬉しい。 贈り主は同じ人で …

筍と花山椒

花山椒の葉 もらった掘り立ての筍を湯がき 油揚げ 鰹節と共に醤油 砂糖 酒で 筍と若布の若竹煮より 濃いめの味付けで炊いた。 そして摘んできた花山椒の葉っぱを ざっと刻んだのをさっくりを混ぜた。 清涼な香りが立つ。 集落の 今は90代の女性は 花山椒の…

蕨の季節

集落のあちらこちらに 今のシーズン 蕨畑と化する所がある。 数日前までは 頭も出ていなかった所に 今日は 嬉しくなる程 スクッとした姿で立っていた。 ウォーキング途中 ポキポキと手折りると 指に粘りのある液がついた。 しっかりとした太めの茎 くるりと…