地域振興券で鯖寿司

鯖寿司 私の住んでいる市が 市民一人に1万円の 地域振興券を支給したのは1ヶ月ほど前。 最初は鰻を食べに行き 2回目は蕎麦を食べた。 手打ちのざるそばは 期待以上だった。 さて 次は? 名物 鯖寿司にした。 村の「ミッドタウン」の 小さな食料品店。 法…

スコッチウィスキー Munro's King of Kings

Munro's King of Kings この スコッチウィスキーの瓶は陶器。 スコットランドの石造りの家の 台所の棚にひっそりと 並んでいるのがふさわしい。 そんな事を思い起こさせる風情をしている。 水差しの様な形 下は白で 上は茶色。 瓶の口は蝋で蓋をされ 古色蒼…

人参のオリーブオイルかけ

チャックの育てた 完全有機栽培の 人参を貰った。 それは 手のひらに載る程の 小さな 可愛い人参だ。 人参に 特別な愛着を 感じる私は 大喜びで 夜の一品にした。 葉っぱは袋に入れ 冷蔵庫に。 胡麻和えがいいか それとも 味噌汁の具か。 指ほどの太さの人参…

1ヶ月ぶりに食べる焼き立てパン

ドライイーストの袋 スーパーの棚から ドライイーストも消えた。 アマゾンから届いたそれは 見慣れた日清のではなく フランス国旗と同じ どこか垢抜けた3色の袋だった。 今までの50gの10倍の中身。 価格は日清より安い。 やっと店頭に並び始めた強力粉 …

朝食のパンケーキ

「新コロナ」で スーパーの棚から強力粉が消えた。 ホームベーカリーで焼いたパンを 毎朝食べる我が家。 これはちょっとした問題だ。 という事で 最近の朝食はパンケーキを焼いている。 クレープより少し分厚い。 焼き上がりを皿に重ねていく。 この作業をす…

ベビーリーフのサラダ

ベビーリーフの葉は とても薄い。 水で洗う時も ドレッシングをかけて 混ぜる時も さっくり さっくりと。 雨がシャワーのように サーッと降り 透けて見える程の薄い葉が 露をためて うな垂れる様。 その葉を摘んで 指先で切る。 カゴの中に ふんわりと重なっ…

スコッチウィスキー Old Parr

スコッチウィスキーは とてもいい香りがする。 馥郁とした香りとはこの事? グラスにほんの少し 又は コーヒーに数滴。 それだけで 小屋の中に 深い香りが漂う。 夫の友達のお土産は いつもスコッチ。 久しぶりの時は 2本。 律儀な性格そのままが ウィスキ…

幸せな気持ち

オートミールと砕いたチョコレート それらを混ぜて焼いた 柔らかいクッキー。 安物のコーヒー豆を電動ミルで挽き 井戸水の伏流水で淹れる。 これが美味しいのだ。 そのままで 時には ミルクをたっぷりと。 大きなカップで飲む。 今日は雲ひとつない空。 昼間…

フキの佃煮

小屋の周りに群れている 手を広げた様な淡い緑の葉。 柔らかいフキの葉っぱ。 フキの佃煮を作るのが この辺りの初夏の台所仕事だ。 自分では進んで作ったりはしない。 先日も 94歳 現役の農婦オチヨさんから 黒光りのするフキの佃煮をもらったばかり。 か…

地域振興券でうなぎ

人口約5万人の 小さな市に住んでいる。 琵琶湖に沿った平野(と言うには狭い所だが)と 林業を生業としている山の村。 人の少ない所だ。 先日 一人1万円相当の地域振興券なるものが 郵便で届いた。 うちは二人なので2万円分。 この券はスーパーマーケット…

野菜後日譚

ツタンカーメンの豆ご飯は 言われた通り 保温にして半日おくと 赤飯の様に淡いピンク色になった。 生の豆は苦い味がしたのに 炊くと甘い。 塩を少し振ると 唸るほど美味しい。 エンドウ豆のご飯も ツタンカーメンも 残りは冷凍庫に納めた。 美味しさを数日後…

空豆 ツタンカーメン豆 小蕪

何と美しい色と形だろう。 名前も 字面も 響きもいい 空豆 ツタンカーメン豆 小蕪。 さっさと剥いて 食べるだけでは勿体ない。 ザルに入れ 外に持ち行き 木の椅子に並べる。 家庭菜園に熱心な 夫の兄夫婦から送られてきた野菜。 エンドウ豆 自然薯 ニラ 新玉…

竹の子ご飯と木の芽和え

いつもは出番のない蒸し器鍋。 それに皮をむいた 香り高い3本の竹の子と 糠と鷹の爪を入れ 水をたっぷりと張った。 ストーブの上でグツグツと数時間。 そのままにして一晩置いた。 さて 今日は竹の子ご飯を炊こう。 竹の子は心持ち大きめに切る。 口の中で …

チャックの作るベーグル

チャックのベーグル 完全有機栽培の野菜を作っているチャック。 京都にいる頃からの親しい友人だ。 その チャックの作るベーグルは 有機栽培の全粒粉の小麦粉。 歯応えもしっかりと 姿も色も 頑固で かつ健康的だ。 ずっしりと重く 天然酵母の微かな香り。 …

甘夏の黄色

甘夏の皮は レモンに近い黄色だ。 明るい黄色の大きな塊。 籠に入れて テーブルの上に。 たったこれだけの事だが 小屋の中が明るくなる。 ゴタゴタと所帯の匂いがする空間で スポットライトに照らされた様に 存在表示する甘夏の黄色。 一房 一房と剥き ガラ…

チリ産のぶどう

チリのぶどうがスーパーに並ぶ。 日本のぶどうと姿が違う。 南米の細長い国に育った。 チリの芳醇で濃密な香りのワインは これらのぶどうから作られるのだろう。 私が知っているチリは ぶどうとワインと「サンチャゴに雨が降る」だけだ。 そして スペイン語…

蕨のナムル

蕨(ワラビ) 旬の山菜を その時に 一度か二度は 食べたいと思っている。 沢山摘んで 保存食にするまでは考えない。 蕗の薹が終われば 蕨。 枯れた羊歯の中から グーをして現れる。 昼過ぎに 手のひらに載るだけを摘んだ。 洗った蕨を ホウロウのバットに入…

チャックの作る緑色のペースト

うちの集落で 有機野菜を栽培している アメリカ人のチャック。 京都時代からの長い付き合いだ。 私がここに引っ越す前から うちの小屋の横にテントを張り キャンプを楽しんでいた。 静かな山の中の限界集落。 ここをいたく気に入った様だ。 今ではここに畑を…

鍋と薪の火の力を借りる料理

4月も後半に入った。 山の中の村に住む私は まだ 朝晩 ストーブに薪を放り込み 暖かい小屋で暮らしている。 外の霙まじりの雨と強い北風も この小さな小屋の中までは入り込まない。 ストーブを使っている間は その上に鍋やフライパンを載せて 野菜を煮たり …

黄色い花のナムル

蕪の黄色い花房と さっと湯を回しかけた香り高い三つ葉。 白の小鉢に治まる。 麺つゆに酢とチリペッパー そして ごま油。 スプーンでクルクルと混ぜ花にかけた。 花ナムル。 去年の暮れに沢山貰った蕪。 へたを植えたら 花が咲き 切り取って 花器に生けても …

赤蕪 白蕪の黄色の花

大根や蕪を切った残りのヘタ を 土に埋めたのが 雪のない時だった。 それが 葉を付け その葉を摘み 味噌汁の具にしたりした。 今 小屋の周りの あちらこちらに 黄色の菜の花みたいな花が ゆらりゆらりと群れて揺れている。 綺麗な赤い色の蕪を 酢漬けにした…

一年に一度の旬のおかず

寒い 寒いと言ってるのは 私だけなのだろうか? 知らない間に 顔を出した春の使者 ツクシ。 淡いベージュの 端正な面持ち。 若者か老人か どちらにも見える 年齢不詳の風采。 左の手のひらに 掴めるだけ摘んだ。 サッと洗ったツクシの ハカマを取り 指で二つ…

いい加減な茶巾絞り

95歳 現役の人生を送るオチヨさん。 たった2キロの道を車で送ると 必ず 野菜や漬物を私に持たせる。 私が断っても 頑として引かない。 そんなこんなで 立派な紫芋が入った袋を持って帰る。 耐熱ガラスの器に 程よい大きさに切った紫芋 砂糖と一つまみの塩…

爽やかな香り高いミントティ

10年ほど前に 小屋のそばに植えたミント。 驚く程に 繁茂せず いつも一定のスペースを保っている。 それは 私が 料理 飲み物へと 常に摘んでは 使っているからだろう。 温かいジャガイモに 自家製フレンチドレッシングを回しかけ 上にミントを千切って散ら…

京都 月餅屋の水無月

抹茶水無月 京都三条木屋町を上がった所。 老舗の和菓子屋が並み居る京都で 本間物の和菓子を真面目に作って来た と 私が勝手に思っている店。 「月餅屋」 その月餅屋の 抹茶水無月を一棹。 抹茶色のういろうの上に 寒天で固めた エンドウ豆と栗。 小細工な…

クルクル巻いたアップルパイ

アップルパイは特別なおやつだ。 なんと言っても パイ皮のサクサクとした食感。 バターの香しさ。 これを求めるには どうしても 家で作るしかない。 自分風に作っていると オリジナルのレシピに 狂いが来る。 初めて焼いたアップルパイレシピ。 それに戻して…

スナップエンドウとゴボウ

スナップエンドウの筋を取る。 弾ける様な 青い香り。 筑前煮で使ったゴボウの残り。 切らなくてもいい程の細さ。 たわしでさっと洗うと 気骨ある香りがたった。 共に塩を加えて湯がき スナップえんどうは陸あげ(おかあげ)で ゴボウはさっと水に晒す。 小…

お手塩皿に豆大福

朴訥な顔をした豆大福。 「これは美味いぞ」と 感が働く。 あんこを包む餅は 柔らかい菓子風でなく しっかりとした餅。 黒豆は少し固く あんこは粒餡で程よい甘さ。 粉にまみれた姿は 決して店先に行列が出来る そんな 店の大福ではない。 20代に 東寺の弘…

甘くて熱いチャイ

瑞々しい八朔の袋を剥ぎ 皿に並べる。 丁度 私が食べる分。 ティーバッグのチャイを 白いミルクパンで沸かす。 牛乳はたっぷりと。 小屋の中に充満する 強いスパイスの香り。 深夜に「おやつ」というのもおかしいが 晩ご飯と寝るまでの間の これが 私の長い…

ミンチボール入り野菜スープ

冷凍庫には 合い挽き肉のパックだけ。 野菜は 玉ねぎ 人参 蕪 そして 缶詰のひよこ豆。 いよいよ 食材のなくなった 今日の晩ご飯。 残った物で 大好きな野菜スープを作った。 ミンチボール入りだ。 玉ねぎ 人参 蕪を鍋で炒め 熱湯をたっぷり注ぐ。 丁子を3…