野菜
今年貰った赤蕪は どうした事か傷だらけ。 洗って 傷を削り まな板の上に転がった紅色の蕪たち。 ベテランの農業女子が 苗ポットに種を蒔き 沢山芽が出たので畑に植えた。 夏から秋の暑い日々で こんなおかしな蕪になったと 育てたご本人は しきりと残念がっ…
冬野菜をたくさん貰った。 軽トラで運ぶほどだ。 今回は 白菜 大根 赤蕪 白蕪 ピーマン 小芋 葱。 黒い畑の土がついたままの冬野菜。 洗ったり 切ったり 新聞紙でくるんだり 冷蔵庫にと 使うまでに 面倒な処理が続く。 夏の酷暑にもめげず 沢山の実をつけ つ…
昨日貰った新鮮野菜。 茄子と胡瓜を 拍子木にザクザクと切る。 塩を振りかけ 軽くさっくりと混ぜる。 しばらく置くと 茄子と胡瓜の色が 鮮やかになり水が出る。 さっと冷たい流水で洗い 固く絞り ガラスの鉢に盛る。 少しの塩味が残り 歯触りもよい。 食べる…
山帰来の葉 草刈機で草を刈っていたら 切ってしまったと 山帰来の若い葉のついた蔓を 夫が持ち帰った。 蔓も若い緑色。 口の小さい砂漠色の花瓶に 芒の葉と共に生け それを「二坪小屋」に置き 残りの短い蔓を ガラスの瓶にも挿した。 夫は中々 風情のある人…
午後に 雷雨が通り過ぎた。 「小屋」の東や南に 雷が大きな音をたて落ちた。 雨が止むと すぐに鳥たちが囀り始める。 夕方。 完熟トマトと ピーマンを貰った。 真っ赤に畑で熟したトマトは 実がしっかりとし 熱湯にさっと潜らせ 冷たい水に放し 湯むきトマト…
29日夕方から 雨が降り出した。 明日まで続くと天気予報で言っていた。 冬の木々の枝から やっと淡い緑の葉が萌出て 私の目と心を喜ばせているのに 明日から一気に 山の色が濃い緑へと移っていくだろう。 「小屋」の周りに植えた木や 自生の木も 日々 姿を…
オオイヌノフグリ 久しぶりの晴れの日だった。 明るさが嬉しい。 そして やっと春一番の青い花 オオイヌノフグリが咲いていた。 たった 3個の小さい花だ。 今日 隣の集落の人が 薪になる廃材を 軽トラに満載に積んで運んで下さった。 杉 栗 檜 欅 私でも こ…
31日 午後5時過ぎ 今日も又 幻想的な写真を一枚。 小雨の降る もうすぐ暗くなる夕方 用事でトミコさん宅へ行った。 うちから徒歩で12分ほどの距離。 途中にある 集会所のそばのポストに メルカリで購入のあった本を投函した。 用事はすぐに済んだが 白菜 大…
チェリー入りヨーグルトケーキ 気がついた時にメモをする。 雪が降る前にしておく事。 例年なら 暮れには済んでいる事を 雪が降らないのをいい事に 一日延ばしにしていた。 小屋の壁に積んだ薪に 大きなコンパネを立てかけ 倒れないようにワイヤーで止めた。…
28日 午前 一昨日 用事があって村の「ミッドタウン」に出かけた。 山の中 川の両側にある小さな町だ。 市の支所 JA ガソリンスタンド 美容室 道の駅 図書館 そして 一軒のコンビニ ローソンなどが 国道に沿って並んでいる。 山側には スキー場 ゴルフ場 温泉…
昼過ぎから7時あたりまで 雷と強い雨が降った。 午前中の晴天はどこへ行ったのかと思うほど、 雨が上がった暗い夜に ぼんやりとした しかし 丸い形の月が十三夜だとニュースで知った。 流れる雲に見え隠れする ほぼ丸い月。 もらった沢山の小芋を 甘味噌で和…
ダリアと冬瓜の花 冬瓜 ゴーヤ 唐辛子 ジャガイモ トマト・・・ 生ゴミを埋めている土から 未だに芽がでたり 蔓が伸びて花が咲いたりしている。 山桑の細い枝に 冬瓜の蔓が絡みつき そこに咲く黄色の花は 愛嬌があっていいのだが 枝の困った様が気の毒で 思…
ひよこ豆のカレー うちから車で15分ほどのところに 山小屋を借りている若い友達がいる。 小さな可愛い小屋で 山間なのに 前が開けて 空が広い場所だ。 その友達から ひよこ豆カレーを作るからとLINEがきた。 若い男の子の友達も同席し そして 男の子が豆腐ケ…
集落あたりでは すでに茗荷の盛りは過ぎたが 「小屋」のそばでは まだ少しは採れる。 今日は クリーム色の花をつけた茗荷を見つけた。 柴漬は 茄子 赤紫蘇の葉と茗荷で作る。 塩を振って樽に詰めていき 後は時に任せて 発酵を促すだけ。 茗荷のとても美しく …
午後5時 昨日は 食材を買いに琵琶湖畔まで行った。 帰ってきたのが 夕方5時。 夕暮れが早くなった空に浮かぶ 美しい雲を見た。 雲は 銀色に輝いて西に流れて行った。 広がる力芝の群生は 盛りをとうに過ぎた。 北風が 秋明菊の茎を無惨に倒して行き 私は も…
8月に友達にもらった ミニ冬瓜の皮と種を いつもの様に 土に埋めた。 半坪ほどの小さなスペースだ。 しばらくして かぼちゃの様な芽が出 蔓が伸び 黄色の花が咲いた。 そして ミニ冬瓜が生った。 夏になり 殆ど毎日食べている唐辛子。 その種を埋める。 そ…
小松菜 日常となった豪雨 強風のニュース映像。 気まぐれな日々の荒い天気が 急にストンと秋になった。 私の住んでいる地域の話。 小雨は途切れ途切れに降り 空は灰色だったが 昼間の湿度の低い空気と風。 気持ちのいい日だった。 うちの小屋の周りに棲息し…
さつまいもを沢山貰った。 名前は忘れたが 芋の色がオレンジに近いのと 白っぽいのと。 オレンジ色のは 甘くて少しの粘り気があり 白いのは あっさりとしている。 どちらも好きだが 砂糖 小麦粉を使って作る菓子より体に良さそうだ。 収穫した後 しばらくお…
揚げ焼きのポテトフライ ピンポン玉くらいの大きさのジャガイモを それこそ 沢山もらった。 こまめに使わないと なかなか減らない。 そのうちに 芽が出て来るのは嫌なので 簡単に料理しては 食べている。 今日は ポテトフライ。 電子レンジでチンして 柔らか…
生ゴミを埋めた所から かぼちゃの蔓が伸び 葉が繁り 黄色の花が咲いた。 美しい花だ。 うちの集落で 自然農法 無農薬 有機栽培で 野菜を作っているチャック。 「スーパーで買った野菜の生ごみから 芽を出しても 実は出来ない」とチャックが言う。 遺伝子を一…
貰った小さなトマトを洗い ガラスの鉢に入れ テーブルの上に置く。 野菜や果物を カゴ 鉢に入れ飾るのが 花を飾るより好きであると 近頃感じる。 今日のトマトは 青みが残り それを愛でながら 完熟の時を待つ楽しみ。 何をするのも 億劫に感じる昼間の暑さか…
毎年の事だが 一度に沢山のきゅうりを 何回か貰う。 「いらんかったら 捨ててくれ」 と言われるが そうも出来ない。 冷蔵庫に保存しても 夏野菜はすぐに 新鮮さが失われていく。 ちょうどいい大きさのものから 成り過ぎて ヘチマかと見まがうものまで。 今年…
小蕪 空豆 植物 野菜 花の造形は 本当に素晴らしい。 昔 布で作られた赤蕪のブローチを持っていた。 それは とてもよく出来ていた。 いつか色が褪せて 萎びた野菜の感じになり 付けるのをやめた。 空豆もきっといいブローチになるだろう。 夫の兄夫婦が作っ…
野生のミツバ 野生のミツバなる物がある事を ここに住むまでは知らなかった。 その葉っぱの見事な大きさ 香り 歯応え。 おかずに緑のものがない時 小屋の周りを 一周するだけで手に入る。 屈んで 茎をプチプチを摘み かごいっぱいになれば終わり。 流水で洗…
山菜 山ウド 朝 採りたての山ウドをもらった。 小屋のそばにも自生していたが 台風の豪雨で流されたしまった。 近くにあると 食べたいと思わなくなり 今日は久しぶりの山菜 山ウドだ。 酢味噌和え 天ぷら 茎は皮を剥いたり 筋を取ったり。 少しだけ厚めに切…
和歌山の菜の花 茎を思い切りよく切り ぐらぐらと沸いた湯に さっとくぐらし 冷たい水に 濃い緑になった葉と蕾を放った。 軽く絞って揃え 野の花の鉢に盛った。 麺つゆを少し滴らし 胡麻を指で潰しながら散らした。 旬の物には 出来るだけシンプルな味付けが…
樅の葉 昨日会った村の人が 淡い青空を見ながら 「曇りの日はやる気が起きない 今日のように いいお天気だと元気が出る」と言った。 私だけではないのだな お天気で気持ちが変わるのは 私だけだと思っていた。 食材が底をついた。 午後 「下」へ夫と買い物に…
片手の手のひらに載る程の量を 友達からもらった。 「これは何の豆だろう?」から始まった 淡い暗緑色の小さな豆。 Googleはそれを 青大豆だと教えてくれた。 レシピを見ると「ひたし豆」がトップに。 一晩水につけた豆は 3倍ほどの大きさになった。 それを…
午後5時過ぎ 真冬の色のない世界で 日暮れ時の 淡い夕焼け空の ほのかなピンク色は 心を温かくする。 この空の色を合図に 除雪の手を止めて 小屋の中に入る。 今日は屋根の雪が落ちた。 その雪を 赤のスノーダンプで運び川に捨てる。 単調な労働を繰り返す私…
苔 今日は待望の冬至なのに 小豆もカボチャも柚子も用意出来ず 山盛りの天ぷらを揚げ 熱い天つゆで。 白菜と りんごと レーズンの フレンチドレッシングのサラダ。 貰った自家製の大根の麹漬けが パリパリと美味しい。 冷たい小雨は昼過ぎには上がり 外回り…