2023-04-01から1ヶ月間の記事一覧

山ウドを貰った

山菜 山ウド 朝 採りたての山ウドをもらった。 小屋のそばにも自生していたが 台風の豪雨で流されたしまった。 近くにあると 食べたいと思わなくなり 今日は久しぶりの山菜 山ウドだ。 酢味噌和え 天ぷら 茎は皮を剥いたり 筋を取ったり。 少しだけ厚めに切…

今日は久しぶりの青天

見慣れた風景でも 写真に撮ると 「はて?」となる。 橋の向こうの道を車で走っている時に 前を黒い犬が走った と 思えば、それが小熊だった。 それ以降 橋の向こうは歩いて通らない道になった。 杉の人工林に挟まれているが 所々に自生している落葉樹の 秋に…

「キネマ旬報」「天路の旅人」沢木耕太郎著

図書館から予約していた本を2冊受け取る。 定期購読予約の「キネマ旬報」 友達が絶賛していた 沢木耕太郎のノンフィクション「天路の旅人」。 キネマ旬報は松本零士特集とアカデミー賞のリポート 「天路の旅人」は 『第二次世界大戦末期 一人の日本の若者が…

風の強い日

4月20日は 穏やかで暖かい日 昼から深夜まで ずっと強い南風が吹いた。 怖いような風だ。 表にも出ず ずっと小屋の中で暮らした。 大きな音を立て 小屋に叩きつける風。 六日前の 穏やかで暖かい日を ずっと遠くに感じる。 なぜか落ち着かなく ソワソワとし…

たけのこ 蕨

カップ2杯の米に 薄く切ったたけのこを加えて炊く。 味付けは麺つゆだけ。 四角に切った昆布を使ったり 酒を加えたのは少し前まで。 炊き上がりを しゃもじで返すと 美味しそうなお焦げ色。 淡い茶色のご飯に合う木の器は ご飯茶碗より小さいが お代わりを…

小屋の周りに咲く花 「天路の旅人」

二坪小屋 日差しは明るいが 強い北風が吹き 羊雲が西から東へと流れていく様は 秋の終わりのようだ。 それでも 小屋の周りは 忘れな草 スノーフレーク ムスカリ ビオラ クリスマスローズ 水仙 ハナニラ プリムラ・ポリアンサ まだまだ咲いている。 まめに植…

芽吹きの季節

広葉樹の美しい芽吹きの季節。 その輝きを文字で表すには 豊かな語彙力が必要だ。 悲しいかな 私のポケットには 指先で摘める程の言葉しか入っていない。 私の住む村に 室町時代に作られた庭園跡がある。 その跡を掘り起こし 整備し公園にした所は 豊かに広…

黒すぐり(ブラックカラント)

黒すぐりの花 随分前に植えた黒すぐりの苗は 中々大きくならず 大きくなっても 花は咲かず 実が出来ても 固くて酸っぱい。 そんな美味しくない実でも 鳥が啄む。 幸せな人生を送れない黒すぐり。 そんな木の枝を 剪定という名の元に バサリバサリと 切ったり…

日陰の植物 燕

日陰の場に根を張る植物にも 生き生きとした芽生えがある。 伏流水の滲み出た 苔に覆われた崖の上 小さな葉っぱ達が 私を一斉に見つめている。 コアジサイ タチツボスミレの葉は識別出来る。 その他の植物は 大きくなり花が咲けば 「おお あんただったんだね…

スノーフレーク(鈴蘭水仙)

スノーフレーク(鈴蘭水仙) うちから300m程行った川縁の 松の木の下に咲いていた。 指先で その花の周りを掘り 少し難儀して引き抜いた。 日本の花と違う雰囲気の花は 白い釣鐘状の花に 葉っぱと同じ緑の点々が 地味だがオシャレな感じがした。 数年前に そ…

ショウジョウバカマ(猩猩袴)

ショウジョウバカマ(猩猩袴) ショウジョウバカマを初めて見たのは10年以上前。 日当たりのいい 山の崖に群れていた。 先日見たこの花は 川沿いの道の暗い崖に 少しの陽の光を探すように 2株だけ咲き 淡いピンクの花は いつも通りかわいい。 蘭の一種かと…

ヤブツバキ(薮椿)

ヤブツバキ(薮椿) 毎回 花の写真ばかりで 他の話題もと思う。 が、やっと暖かくなった春を謳歌しているかのように 花は咲き 木の葉は芽吹いている。 その美しさと喜びを あれもこれもと写真に撮り 「もう一枚いいかな?」と更新している。 今 村のあちらこ…

忘れな草

忘れな草 オチヨさんの家の 藏の周りに群れていた ミヤコワスレと忘れな草を 引っこ抜いてきたのは 数年前。 日当たりの悪い所で ミヤコワスレはどんどんと増えて 忘れな草は 日当たりのいい場所に移した。 去年のこぼれ種が飛んだのか しっかりとした茎に濃…

黄砂と八朔のケーキ

八朔のヨーグルトケーキ 雨が降ると思っていたら 黄砂の曇り空の1日だった。 山も 空もベージュ色の向こうに見えた。 そして 強い北風に ポツリポツリと咲き始めた花が 小屋のそばでフルフルと 小刻みに震えていた。 変わり映えのしないヨーグルトケーキに …

イカリ草(錨草) DVD「荒野に希望の灯をともす」

イカリソウ(錨草) 風は冷たいが 春の花があちらこちらで ひっそりと あるいは誇らしげに咲いている。 そして 今日の驚き。 なんと小屋の近くでイカリソウが咲いていた。 名前の由来は 和船の錨みたいだから。 この花も漢方薬草だが 色々な効用の一つが精力…

やっと 桜が咲いた

4月10日 私の住んでいる山の村にも 桜が咲いた。 数日前の強い北風にも 花びらを散らす事なく 今が真っ盛りだ。 ピンクでもない 白でもない花びらの色 日本人が愛し 開花を待ちわびる儚い花。 廃校になった 小学校のなだらかな坂道に その桜の木が一本ある。…

いい事ずくめのたんぽぽ

は フリースを着て ライトダウンのジャケットを羽織り 冬の間着続けて 洗濯をした防寒ズボンを 又 はいている。 その上 ネックウォーマーまで。 「夏までこのままでいてやるぞ」という気分。 たんぽぽは今が盛りだ。 道の脇 原っぱに 水玉模様のように群れて…

強い北風と霙まじりの雨の日

今日は 寒い寒いと言ったり 感じたりの1日だった。 道路脇のデジタル温度計は夕方で3度。 その上に 強い北風と霙まじりの雨で 真冬の服から 2枚も薄着になった私は その冷たさが 身に染みた。 しかし 山のあちこちに 咲き始めた山桜は 控えめな姿で美しく 今…

木々の芽吹き

はて この芽吹きの木はなんだろう? ふと 足を止めて見入ってしまう。 柔らかい葉と 鮮やかな緑。 ハサミで何本かの枝を切って持ち帰り 白の花器に ばさっと生けたら 美しいだろうなと 思ってはみるが 雪の中で過ごした まだ細い枝を思うと このままが一番美…

野の花と化した 薄紫の花

京都から ここに引っ越してしばらく経った頃 沢山の球根をもらった。 チューリップは いつの間にか咲かなくなり ムスカリと 名前も知らない薄紫の花は こんな所まで!と 未だに咲き続けて 私を毎年驚かす。 沢山群れて咲いていた最初の頃より 今のように ポ…

日常にリセット

全粒粉のしっかりしたパンに包まれた 小豆とさつまいもの甘納豆。 一昨日 京都から若い友達が カレー揚げパンと甘納豆パンを お土産に持ってやって来た。 カレー揚げパンの中身は カレーとポーチ ド エッグ。 そして 自分では絶対に買わない全粒粉と甘納豆の…

桜並木と寄り道

大津市伊香立 私の住んでいる山間の村は 風が吹く日は ライトダウンを羽織る程の 寒い1日となる。 でも 山は拳の花が終わり 落葉樹の芽吹きが始まった。 大津に用事で出掛けての帰り道。 アスファルトのまっすぐな道の脇に 長い桜並木が続いている 長閑な田…

今年も咲いたクリスマスローズ

こぼれ種から芽を出した クリスマスローズの 小さな苗を貰ったのが10年ほど前。 鉢に植っていた時は 大きな花を咲かせた。 窮屈そうに見えた鉢植えを 木蓮の木の下に移し替えたのが5年ほど前か。 それ以来 花も背丈もこぢんまりとした姿になった。 木蓮から…