美術・本・映画・音楽

映画「ミナリ」

2020年製作 1980年代 アメリカ アーカンソー州に成功を夢見てやってきた 韓国系移民の若い一家。 夫 妻 娘 息子。 様々な困難 予想だにしなかった出来事に見舞われ 妻のモニカは 今の生活に不安だらけだ。 そんな時に妻の母スンジャがやって来た。 …

「少年の港」 藤原新也著

若き藤原新也が 好奇心と感動で 書き綴った 「印度放浪」「西藏放浪」「全東洋街道」 インド チベット ユーラシアを たった一つのカメラで 大きな空や岩山 その地に暮らす人達 喧騒を撮った。 放浪三部作(私が勝手にそうよぶ)の後 アメリカ アイルランド …

アメリカ映画「スモーク (SMOKE)」

アメリカ映画 「スモーク」 1995年公開 原作 脚本は、作家のポール・オースター だ。 1990年 ニューヨークのブルックリンの街角の小さな煙草屋 そこに集う常連客の それぞれの人生を描く。 同じ時刻 同じ場所を Canonで撮る 煙草屋の主 オギー・レン…

図書館で借りた本 「キネマ旬報」「ワカタケル」

図書館で予約の本を受け取った。 「キネマ旬報」は定期予約をしている。 映画評や最新映画のニュースを読んでも 山奥から映画館に行くのは半日仕事だ。 だから よほど興味のある映画しか行かなくなった。 本の記事を読んで満足している。 そして もう一冊。 …

写真展 京都

うちの集落のまだ奥に住み 一眼レフで村の人 慣習 風俗 自然を 撮り続けている写真家がいる。 東日本大震災が起きた時 カメラではなく スコップを持って 東北に駆けつけた人。 山の村から 東北へと 行ったり来たりの10年間の写真と 村の写真を 京都の画廊…

本の整理 処分(3)

1969年 発行 民芸遍歴 「民芸」と言う言葉を知った本だ。 日本各地の陶磁器 染織 漆器などの日常雑器。 李朝時代の陶磁器 工芸品。 江戸時代の木喰の像。 無名の職人の作る物に 美を見出し 日本各地を旅して それらを世に紹介した 柳宗悦。 民芸運動の波…

本の整理 処分

あるひと時 熱中して読んだ本の数々。 それらの本の整理をしながら もう一度 読む事はないだろうと 次から次へと 机の上に積み重なる本。 文化人類学者の川田順造。 アフリカ サバンナのオートボルタ(ブルキナファソ)で 文字を持たない民族を調査した人だ…

胡桃のケーキ

ブラウニーではなく 胡桃のケーキ と このレシピの人は言う。 それ程沢山の刻んだ胡桃と たっぷりのココアパウダー。 美味しいに決まっている。 柔らかいバターをよく混ぜて それに 砂糖と卵。 小麦粉 ベーキングパウダー ココア 刻んだ胡桃 バニラ。 四角の…

任天堂のカルタ(メンコ 面子)

子供時代 三条か四条か 記憶は定かではないが そこから発車する京阪電車の車窓から 必ず任天堂の看板が見えた。 カルタ 花札の任天堂だ。 11月の東寺弘法市で売られていた ヴィンテージ物のカルタを紹介しよう。 勿論 任天堂製だ。 (Google画像より) 敗…

小説「Shuggie Bain」 ダグラス・ステュアート著

イギリスの権威ある文学賞 ブッカー賞。 今年のブッカー賞を取ったのは ダグラス・ステュアートの「シュギー・ベイン」だ。 スコットランドの労働者階級の見事な物語。 著者のダグラス・ステュアートの半自伝的小説 という事に興味を持った。 Shuggie Bainに…

小さな秋の風情

サルスベリの葉とココアクッキー 櫟(クヌギ) 楢 栃・・・ 茶や黄色の落葉が多い 小屋の周り。 その中で 一際目を引く 紅色。 白い花の咲くサルスベリの葉だ。 「おお 私を感動させるんだね」 たくさん拾い 箱にでも詰め 保存して 思いついた時に愛でたい。…

一枚の色褪せた 赤い葉っぱ

20日 小屋の近くで 本の間からハラリと落ちる 色が褪せた赤いメープルの枯葉。 それは コーヒーの豆を買いに入った 店の前のメープルの赤い落ち葉だ。 「旅の思い出に」と拾い上げた。 忘れた頃に ひょっこり顔を出す 本の間に挟まれた押し葉達。 必ず 旅…

写真の中の景色

見慣れたいつもの景色。 スマホのカメラを通すと 違って見える。 ほら 今見ている山肌を 姿を変えながら 朝霧が駆け上がる。 稜線の黒い木の影が 薄くなったり 隠れたりする。 淡い雲におおわれた空。 電線 電話線 光ファイバーが 空間を切り取る。 パソコン…

ノーベル文学賞 ルイーズ・グリュック

昨日 雨の日 暗くて 馬鹿げたニュースの数々。 又 日本に向かっている台風。 雨雲レーダーで見る日本列島は 何と小さな国だろう。 テレビニュースが伝えるのは そんなものだ。 そんな 私に飛び込んできた アメリカの詩人ルイーズ・グリュックが ノーベル文学…

綿毛の飛ぶ季節

沢山の白い綿毛が 風に吹かれて飛んでいる。 それは まるで雪の様だ。 昨日は ピューピューと そして 今日は フワリフワリと。 窓や ドアの網戸にひっついて うちに止まったり 何処か 遠くに行ってしまったり。 映画「さすらいのカウボーイ」での1シーン。 …

気持ちのいい朝

急にやって来た秋。 冷たい空気の中から 秋の虫の リリリリと言う 心地よい鳴き声? 羽音? 8時過ぎて 山の向こうから やっと顔を出した太陽は 淡いブルーの空を流れる雲を輝かす。 昨日の雨で 露を含んだ木々の枝は ゆらり ゆらりと風に揺れる。 何もかもが…

ホッと一息

7日 午後5時 台風余波の強い風が 消えたのが 夕方4時ごろ。 雨の間に垣間見えた 深い青色の空に 走る様な流れる雲。 ホッと一息ついた。 NHKFM「夜のプレイリスト」 ジャズギタリスト 小沼ようすけが選んだ ジョージ・ベンソンの「ブリージン」 それを深…

ラクダの鈴

ラクダの鈴 窓から吹き込む強い風で カーテンが膨らんではためき 吊り戸棚に留めた 錆びた薄い鉄板の ラクダの鈴が 低い 優しい音色で カラン カランと鳴る。 シルクロードを行く隊商の 長い列を組んで 荷物を運ぶラクダに 付けられた鈴だ。 今はもう色褪せ…

京都市京セラ美術館へ行った

今日は 11日に行った京都市京セラ美術館について そして 写真を何枚か載せてみよう。 11日 美術館南の疏水 名前が変わると言う時に 何やかやと物議を醸し出した 京セラ美術館。 公募展に出品している友達の作品を見に 暑い京都の京セラ美術館に出かけた…

紫苑の花 小さな蜘蛛

紫苑(シオン) 雨粒をたっぷりと溜めた 薄紫の花びらに 顔を近づけて見る。 離れて見る花と 違った顔をして こちらを見返す。 小さい蜘蛛が 葉と花の間に張った 見えない程の糸をつたい 慌てて右往左往する。 その糸にも 細かな雨粒。 シオンの根本の土の上…

スマートフォンで撮る

外出の時は鞄の中に 家にいる時はズボンのポケットに スマホはいつも私と共にある。 毎日のウォーキングで ふと 目に止まった花や風景。 日々の暮しの中での 小さな感動や 見上げた美しい空も。 ズボンのポケットから取り出し カシャリと撮る。 空の写真は …

紙を一枚一枚めくる楽しさ

紙を束ねて一つにし 装丁をし その中に 大きな世界が広がっている。 本の姿は美しい。 黒い活字が紙の上に連なり それが意味と思いを読む者に伝える。 やって来た友達が 6冊の本を残して帰った。 ご飯をパクパクと食べる様に 本を貪欲に読む人だ。 誰かの選…

「ブログバトン 」が回ってきた

昼過ぎから 雨も止み 青空が見えて 気持ちの良い日になった。 周りの山も木も草も そして 私の心も 瑞々しさで満ちた。 さて 先日「ブログバトン」 なるものを受け取った。 大胆にも ゲイリー・クーパーを id写真に使っているPONYさんからだ。 あれよあれよ…

映画「バッファロー’66」(Bufflao'66)

1998年公開 20年ほど前に 深夜にテレビで見た 忘れられない映画 バッファロー’66。 ビデオテープに録画したが 今はそのテープも手元にない。 才能溢れるヴィンセント・ギャロが 監督 脚本 主演 音楽を手掛けた。 人の罪を被って 刑務所に入り 5年の刑期を…

馬の言葉

眠っているのか? 瞑想にふけっているのか? それとも 「ふん!」と怒っているのか? 掌に乗るほどの 小さな陶の鈴。 長い首を持って振ると カランコロンと軽い音。 「ああ この音色が この馬の言葉なのだ」 と 気づくのに時間はかからない。 ある時は 草原…

「シェナンドー」を聴きながら

トンビが私の頭の上を くるーりと旋回したり 近くでウグイスが ホーホケキョと 上手に鳴いたりと 初夏の美しい日だ。 雲は青空の中を流れ 周りの山の緑は深い。 昼間は暑くて 半袖から出ている腕が 焼けるのを感じる。 太陽が 山陰に隠れると スッと空気が冷…

写真集 AMERICAN COUNTRY

分厚くて 重い本。 その重さに比例する様に 内容が充実している 心が踊る写真の本だ。 30年程前に買っている。 「満月をまって」を読み ふと このAMERICAN COUNTRYを 思い出した。 アメリカの開拓時代の 食卓を囲んだ椅子であったり 子供のおもちゃだった…

絵本「満月をまって」

今から 100年よりもっと前 アメリカ ニューヨーク州の北 山の中で カゴを作って暮らしている人達がいた。 それはトネリコの木を薄く剥ぎ 編んだ 堅牢で美しいカゴ。 夜を明るく照らす満月の日に 出来上がったカゴを担ぎ 父さんは 街まで売りに行く。 やっ…

愛おしい驢馬

ロバは いつも下を向いている。 長い睫毛の伏し目がちの目。 「シルクロード」を旅するテレビ番組があった。 もうずいぶん前の事だ。 新疆ウイグル自治区の 埃っぽいポプラ並木。 夕陽で 赤くなった景色の中を 荷物をいっぱい載せられたロバが トコトコと歩…

映画「Paterson」(パターソン)

映画「パターソン」(Google画像より) アメリカ東海岸ニュージャージー州の 小さな町Paterson。 その街に バスドライバーのパターソンが住んでいる。 小さな家に 夢みがちな妻と 笑わないブルドッグと共に暮らす。 パターソンの毎日は何も変化がない。 朝目…