フィンランド映画 「枯れ葉」

京都シネマ

フィンランドの映画監督 アキ・カウリスマキ

私の好きな監督だ。

新作「枯れ葉」を見逃したくないと思った。

 

5日の夜

オンラインでチケットを買った。

出来るだけ後ろの席が欲しいから。

 

6日

私の観る「枯れ葉」と 

ヴェンダース監督 役所広司の「Perfect days」で

ミニシアターの京都シネマは盛況だった。

 

「枯れ葉」

カウリスマキの作風は まるでそれは俳句の様だ。

あくまでも 私の印象だが。

俳優の演技 セリフ 生活感のない部屋

それらを 出来るだけ削ぎ落とし

重みのある内容を軽くして(しかし 深く)

カウリスマキ映画を作り上げる。

赤の色が ポイントで使われているのも

音楽も強く印象に残る。

 

そして キャストの一人(1匹)は雑種の犬 

監督の犬だと聞いたことがある。

 

ラストのシーン。

松葉杖をついた恋人(男)を

いたわる風でもなく 犬と一緒に先を行く女。

その彼女に一所懸命ついていこうと頑張る男。

それが面白く 又 小気味良さを感じた。

私の大好きなハッピーエンディングである。

 

            名優犬

予告編もどうぞ!↓

kareha-movie.com