映画「パターソン」(Google画像より)
小さな町Paterson。
その街に
バスドライバーのパターソンが住んでいる。
小さな家に
夢みがちな妻と
笑わないブルドッグと共に暮らす。
パターソンの毎日は何も変化がない。
朝目覚め 一人でシリアルを食べ
ランチボックスを持ち職場へと向かう。
そして 浮かんだ詩をノートに書き留める。
例えば
食卓の上のマッチをじっと見つめ
それを 言葉に紡いでいく。
帰宅後は犬の散歩。
途中で馴染みのバーでビールを飲む。
夕食は妻の独創的な料理に驚き
時にはそれを我慢をして食べる。
そんな穏やかな日々の繰り返し。
パターソンの書く詩は
アメリカの詩人ロン・バジェットのもの。
そしてこの映画は
バックボーンになっている。
監督はジム・ジャームッシュ。
一気に世に出た。
主演は絶好調のアダム・ドライバー。
これは私にとって
印象深い映画になった。