雪の姿

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溶けた後に 又 降った雪。

 

強い北風で横に吹く雪。

 

朝 目に飛び込んできた

軽くて薄い雪。

 

数日前までの

陽気に浮かれて

飛び出してきた 草の芽を

そっと守る雪。

 

振り返した冬の日 と 言うより

やっと 普通の2月の冬だ。

 

 冬の初めに降る雪は

「ああ これから3ヶ月

 雪に覆われるのだな」

と 思う。

 

冬の終わりの雪は

「もう これが最後の雪だ」

と 遠くから聞こえてくる

春の足音に 私は頭を傾け

耳をそばだてる。

枯れ色のコアジサイと緑の葉っぱ

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春の花には まだ早い季節だ。

 

広葉樹の枝に残った茶色の葉っぱ

そして

蕾みたいに固く丸まった 

小さな次世代の広葉樹の葉っぱ。

常緑樹の緑の葉っぱ。

見回してもそんなものだ。

 

コアジサイが枯れて群れている。

 

葉の形が「いいなぁ」と

名前も知らない常緑樹の枝。

 

それらを切り取り 持ち帰り

白の花器に挿した。

 

お正月から2ヶ月。

「二坪小屋」の花器を彩ったのは

赤い南天の実をつけた枝。

捨てるに忍びず 

ドアの側の壁に吊るし

鳥の餌とする。

 

枯れ色のコアジサイと緑の葉っぱ。

地味なお互い同士。

相性の良さは見ての通り。

タフなスノーシューズ

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私のスノーシューズは

見かけは登山靴と同じ。

でも 底の波形と内側が違うのか

滑らない 暖かい。

 

10年近く

雪を踏みしめ 雪をかぶり 

毎日履いている。

実に タフな靴だ。

 

雪に埋もれる寒い2月。

今年は雪も消えてしまった。

 

もう 靴をしまおうか。

今年は出番は少なかったな。

ブラシをかけて 箱にしまい

棚に置いた。

 

昨日

竹林から聞こえてきた あの鳴き声は・・・

まだ「ホーホケキョ」とは鳴けない。

美しい風化していくもの達

 

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雪が溶けた地面に残された

杉の葉と実は

とても シックな色合いと風合いをしている。

 

手の平に載った杉の実は

コロコロと転がり

葉っぱはイガイガとする。

 

しっとりとした 松の木の台に

それらを載せ

小さなコアジサイの枯れ花を二つ。

 

土の上で朽ちていくはずだった。

 

美しい風化していくもの達。

とても ポイっと捨てられない。

明日 杉の実は開いた形になり

違う顔で 私を見るはず。

 

甘くて熱いチャイ

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瑞々しい八朔の袋を剥ぎ

皿に並べる。

丁度 私が食べる分。

 

ティーバッグのチャイを

白いミルクパンで沸かす。

牛乳はたっぷりと。

 

小屋の中に充満する

強いスパイスの香り。

 

深夜に「おやつ」というのもおかしいが

晩ご飯と寝るまでの間の

これが 私の長い間の習慣だ。

 

甘くて熱いチャイは美味しい。

薬効も兼ねるスパイスは

心をゆったりとさせる。

 

さて 今夜も

熱いチャイを啜り

八朔をつまみ

寝るまでの貴重な時間を過ごそう。

柔らかで 生き生きとした苔

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私の住んでいる集落では

表玄関のそばに

必ず日本庭園がある。

若狭式庭園とかで 由緒あるものだそうだ。

 

雪に痛めつけられてはいるが 大きな松。

桜 ツツジ 馬酔木 百日紅等が

これも 又 雪に痛めつけられている。

 

その痛々しい姿の木々を

労わるかの様に 

柔らかで 生き生きとした苔が

庭一面を覆い

木の根を優しく包んでいる。

 

ある家は

緑の苔から

淡いピンクの笹百合が

何本もすくっと立つ。

その美しさは 言葉では語れない。

 

手を置くと

フワフワ フワフワ。

 

顔を近づけて見よう。

小さな一つづつが

皆んな こっちを見ている。

 

カシャリっと 一枚撮った。

ミンチボール入り野菜スープ

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冷凍庫には 合い挽き肉のパックだけ。

 

野菜は 玉ねぎ 人参 蕪 

そして 缶詰のひよこ豆

 

いよいよ 食材のなくなった

今日の晩ご飯。

 

残った物で

大好きな野菜スープを作った。

ミンチボール入りだ。

 

玉ねぎ 人参 蕪を鍋で炒め 

熱湯をたっぷり注ぐ。

丁子を3本。

グツグツしてきたら 粉末チキンコンソメ

そして チックピーとオートミールを二つかみ。

 

合い挽き肉に卵と牛乳、パン粉。

塩 胡椒 ナツメグ

よく練って ピンポン玉位なのを

次々と スープに放り込む。

 

とろりとした白濁のスープ

粗挽き胡椒の香り。

 

スープ鉢にたっぷりとよそい

さっと湯がいたカブの葉を載せる。

 

炊きたてご飯に

カブの葉の胡麻和え。

昨日の残りのヒジキの煮物と共に。