2019-06-01から1ヶ月間の記事一覧

生ゴミを掘り返すのは誰?

カボチャの芽 埋めた生ゴミの中から カボチャの芽が出た。 逞しいカボチャの種。 遥々 ニュージーランドやメキシコから 海を渡ってやって来た。 スプーンで種を削ぎ取り 炊いたり 焼いたり スープにしたり サイコロに切ってチンして サラダにしたり。 私の好…

心の中まで緑に染まった

台風が太平洋の上を 日本列島に沿って北上。 私の住んでいる所には 激しい雨は降らなかった。 シャワーの様な 気持ち良さそうな雨が 木や草の葉っぱに 降り注いだ。 荒い土に パラパラと振り落とした コスモスとアスターの種。 雨水をたっぷりと含んだ土から…

正直者のスナップエンドウ

自然無農薬農法で がんばっているチャックが 帰りに立寄りくれた。 森永ココアの箱に 無理矢理詰め込んだ 莢がちょっと堅いスナップエンドウ。 動物園の象の糞やら 公園の枯葉やら 牛の牧場の牛の糞やら 腐葉土をトラックで買ったり。 自然無農薬農法だから …

完熟トマトの美味しさ

京都の大原を通る時 必ず行きか帰りに 「里の駅」に立ち寄る。 スーパーで手に入らない野菜が 売られているから。 へたはみずみずしい緑で 実は深い赤の完熟トマト。 これはスーパーには並んでいない。 大きいトマトが4個。 400円也。 丸いビーツ。 湯が…

中国の民家と柘榴が描かれた小皿

古書店での陶展から うちの小屋にやって来た 小さな皿達。 ハルジオンの花の大きさと 比べて欲しい。 梅干し1個を載せれば それで精一杯。 掌中の玉ならぬ 掌中の小皿か。 真ん中に 中国風の家と もう一枚は ピンクの柘榴(ざくろ)。 しばらくは 食器棚の…

陶と古書店

レティシア書房 私より随分若い女性の 個展が開かれている 京都のど真ん中にある 古書店に行った。 彼女とはおよそ30年程前に知りあい その縁は細く長く続いている。 古書店「レティシア書房」の壁際に 知人の陶は並んでいた。 「小さなかわいい物を作りた…

ロックミュージシャンを撮る ジル・ファマノフスキー

Jill Furmanovsky (Google画像より) 知人のお姉さん ジル ファマノフスキーさんと 会う機会があった。 ロックミュージシャンの写真を撮り続けて 40年以上のキャリアを持つ写真家だ。 ジルはジンバブエで生まれ 1965年、11才の時に両親と共に ロン…

北西の空から南西の空へ

「おお 何と美しい雲だ」 あわてて小屋に駈け入り カメラを持ち さあ 撮るぞと思えば もう 形が変わっている。 のんびりとした 綿みたいな白い塊。 刻々と変るその雲の姿から 上空の大気の激しさを感じる。 北西の空から 南東の空へ。 形を変えながら 流れて…

ミントのお茶

ミントの繁殖力。 それはいい香りのハーブも 邪魔者に転ずるものだ。 小屋の周りのあちらこちらに 元気な緑の葉っぱで 群れている。 カフェの アイスクリームに載せてある あんな小さな葉っぱじゃない。 健康優良児みたいな元気な 葉っぱを摘んで サラダにた…

渡り鳥 アカショウビン

アカショウビン(Google画像より) 「ヒョロロロロー」とも聞こえるし 「キョロロロロー」とも聞こえる。 昨日の昼下がり 小屋の前の山から聞こえる 心地よい鳥の鳴き声。 聞き慣れない声だ。 そして夕方。 淡いオレンジ色の羽を広げて 山から杉の木に飛ぶ …

動物達と見上げる星月夜

「秋みたいだ」 風は冷たく 朝晩はストーブに薪をくべた。 数日の雨に 樹々も車も綺麗に洗われて 光ってる。 今日は 思わぬ動物との遭遇があった。 ご飯を食べ のんびりとした昼下がり。 澄んだ空気に響く 頼りない しかし美しい 鳥の鳴き声。 「ヒョロロロ…

タフな植物 西洋ノコギリソウ

セイヨウノコギリソウ 京都からここに移る前 アメリカのワイルドフラワーの種を パラパラと蒔いた。 淡いオレンジやら黄色 そんな 可愛い花が 咲き乱れるのを頭に浮かべた。 結局根付いたのは セイヨウノコギリソウの 白い花だけ。 ワイルドフラワーであって…

強い風と雨の日

小紫陽花(コアジサイ) 台風みたいな強い風が吹き荒れた。 杉の林が立てる音の なんと不愉快な事。 まるで 私を脅している様な 地鳴りの様な音だ。 空を見上げて 雲の様子を見るが 何時間経っても 灰色から変る事はない。 暑かった木曜日。 スーパーの西瓜…

オチヨさんの蕗で佃煮

オチヨさんは 御歳 92才。 確かそうだ・・・ 93才かもしれない。 今でも 山に入りワラビを採り 午前中に芋の苗を 100本だか200本だか植える。 漬物を漬けるのは当たり前 梅干しは15キロ 甘酒も自家製麹で作る。 自分の畑で西瓜を初め 一通りの野…

ウツギの香りが漂う

ウツギを漢字で書くと空木(うつぎ)。 茎の中が空だから。 卯の花とも言う。 この季節 山に道ばたに川辺に 余りにも普通に咲いている花が 卯の花と知った時には驚いた。 花びらは白く シベは先が優しい黄色。 沢山の白い花をつけた細い枝が ゆったりとしな…

力強い声で鳴くコマドリ

コマドリ(駒鳥)Google画像より 甲高い声が すぐ近くでする。 「キキキキーン」とも 「ヒヒヒヒーン」とも聞こえる。 山の樹々に目を向けて 姿を探すが・・・ そーっと歩いて 鳥に気づかれない様に。 今度は遠くから聞こえる 「キキキキーン」 おやおや 私…

マダガスカルの女の子とガダルーペの男の子が作ったケーキ

まず 最初に言おう。 とてつもなく おいしい ケーキとクッキーだった。 オートミール バナナ・・・ その他 何を使っているのか? しっとりと スパイスの香り高く ざっくりとしているが けっしてパサパサとしていない。 見かけは焼きおにぎりの様に無骨。 し…

小屋の北側の谷

小屋の北側の谷は どんなに日照りが続いても 今迄 水が枯れた事がない。 谷に沿った林道は 軽トラが走るだけの幅。 そこをずっと上に歩くと 細い険しい道になる。 谷は細くなり やがて水源にたどり着く。 そして 頂きをあちらに下ると京都だ。 広葉樹の葉っ…

今日の雨は慈雨

ツツジとコアジサイ 天気予報通りに 目が覚めたら雨だった。 木や花や屋根に静かに降る。 この雨を静かに受けている 乾いた土 田んぼ。 朝から騒がしい キセキレイの親子も 電線の上で 尻尾を振り振り。 谷川の水も さらさらと 音も軽やかに下る。 植物の緑…

耳を澄まして聴くホトトギスの鳴き声

卯の花の白い蕾が開きかけて いい香りがする。 すると 歌の通りに ホトトギスが鳴いているではないか。 トウキョトッキョキョカキョク♬ あ、ホトトギスだと。 聴き慣れた野鳥の声じゃなく ホトトギス キツツキのコンコン ヌエ(トラツグミ)のホウォー。 思…

韓国映画「Parasite」

「Parasite」 Google画像より 日本映画人が 「羨ましくて仕方がない」 と 言っている 韓国映画の輝く才能達。 その中でも 勢力的に秀作を作り続けている 若き巨匠 ポン ジュノ監督。 その若き巨匠が カンヌ映画祭で最高賞の パルムドールを受賞した。 その作…

二坪小屋 (ドアの前の敷石)

二坪小屋。 出来上がった様なものだが 「まだまだ 完璧ではないなぁ」 数日前から 毎日1、2時間程 夫はドアの前に石を敷いている。 河原の石だ。 重い石を バケツで何回も往復して運ぶ。 大きさ 色 平たいもの。 選んで並べ 間に小石を詰めて。 ドア前の景…

サニーレタスとミントのサラダ

上の姉のお墓参りに 大阪に行ってきた。 天王寺駅に降り立ったあたりから まぶたが不快で涙が出てくる。 拭いても 又 出る。 アレルギーの目薬を使っているのに。 帰路 大阪から京都にJRが近づく頃 目の不快感が消えていた。 大阪の空気はそれ程汚れているの…

道路ぎわの薪

小屋の道路ぎわの壁に いつも 薪を積んでいる。 もう 10年以上。 まだ 薪小屋のなかった時 庇の下に積んでいった薪。 薪小屋の出来た今も 道路ぎわのその景色は その時の名残だ。 雨や風にさらされて。 でも 一度乾いた薪はよく燃える。 今が盛りと 咲く花…