午後5時過ぎ
真冬の色のない世界で
日暮れ時の 淡い夕焼け空の
ほのかなピンク色は 心を温かくする。
この空の色を合図に
除雪の手を止めて 小屋の中に入る。
今日は屋根の雪が落ちた。
その雪を 赤のスノーダンプで運び川に捨てる。
単調な労働を繰り返す私を警戒し
シジュウカラは餌台にやってこない。
そして 私が小屋に入ると
何羽ものシジュウカラがやって来て
餌を咥えては 木の枝に止まる。
深夜に 屋根の雪が落ちる音がする。
今日も 昨日と同じような1日だった。