2024-12-01から1ヶ月間の記事一覧

「ぼくはお金を使わずに生きることにした」マーク・ボイル著

『昔の僕は 季節の移りかわりに本当の意味で 気づくことなく過ごしていた。街で生活していると このすばらしい変化の兆候を読みとるすべを なくしてしまうんだ。一方 自然に囲まれて 暮らしていると その特性にずっと敏感に ならずにはいられない。 季節の変…

窓際の葱

秋の初めに 畑から引き抜いた葱をもらった。 濃い緑の葉は美しく 美味しく 肉と豆腐と一緒に炊いたり チヂミのように焼いたり 勿論 味噌汁の具にしたりと楽しんだ。 下の白い茎は 根を少し残して切り 土を入れた植木鉢に植え も一つは 水を入れた大きな湯呑…

雪の日 京都行き

23日 午前9時 ひょろりと上に伸びたクロモジの木。 水っぽい雪の重みで 木の枝が折れた。 芯止めにする時に切る 上に伸びている枝だ。 引き千切られた木は 白い内部を見せ痛々しい。 春の芽吹きを楽しみに待とう。 午後1時に 夫の運転する車に乗り京都へ…

初冬の一日

なんの足跡だろう ざらめ砂糖のような雪の上に 鳥か 小さな獣の足跡が続く。 はらりと落ちた銀杏の葉が その上に落ちたのか 優しい姿の銀杏の葉だ。 銀杏の木の枝は 今はもう葉を全部落とした。 地面は落ちた葉で覆われて 雨や雪と相まり 土に還る様をしてい…

雪が降った

15日 夕方 昨日 霙のような雪が降った。 水をたっぷり含んだ 大きな牡丹雪は 屋根にも15センチほど積もり それが 今日 太陽の光を浴びて 屋根から雨のように ポタポタと 忙しなく落ちる。 木々の枝に溜まった雪が キラキラ光り ただただ美しいと思う。 夜…

紅葉と銀杏の葉

紅葉と銀杏の落ち葉 外の雨水を溜めているバケツに 薄い氷が張った。 指で押すと 儚く割れた。 夜に 雨が降ったのか それとも 夜露か 雪なのか 「小屋」の周りの落ち葉が濡れていた。 枯れた茶色や赤の落ち葉は 濡れて色がより深みを増した。 初冬の美しい姿…

今年の赤蕪

今年貰った赤蕪は どうした事か傷だらけ。 洗って 傷を削り まな板の上に転がった紅色の蕪たち。 ベテランの農業女子が 苗ポットに種を蒔き 沢山芽が出たので畑に植えた。 夏から秋の暑い日々で こんなおかしな蕪になったと 育てたご本人は しきりと残念がっ…

晩秋から初冬へ

小さな月 今日 昼過ぎから雪が降った。 雪といっても 霙のような積もらない雪だ。 冷たくてベタつく雪は 湿った空気を運ぶ。 いよいよ 冬の始まりだと感じた。 昨日の夕方 もう日が暮れるぞという4時半の空に 半月には少し早い 小さな月が 逞しく力強く 西…

柿をもらったので 柿のケーキ

柿ケーキ 富有柿をもらった。 少し柔らかいのを二つ。 それをゴロンゴロンと三角に切り ケーキ生地に混ぜ込むだけの 簡単なものを焼いた。 シナモンとナツメグをたっぷり 塩をひとつまみ加えると 味が深くなる。 生地の中で 果汁が沁みだすせいか 焼き時間が…

煙突掃除と小さな驚き

昨日 夫がストーブの煙突掃除をした。 うちは 二週間毎に煙突掃除をする。 薪が気持ちよく燃える為の 労を厭わない。 1日の寝ている間を除けば ずっと火を絶やさない。 大きなやかんを1個 普通のやかん2個が湯気を上げたり 煮物 シチューの鍋が コトコト…