2024-05-01から1ヶ月間の記事一覧

佐伯祐三 「アルルの跳ね橋」

佐伯祐三 1924年 アルルの跳ね橋 友達が ゴッホの描いたアルルの跳ね橋に行ってきた と 話してくれた。 そのツアーの数人以外に 観光客はおらず 橋の近くに 「ゴッホの跳ね橋」の 案内板が立っていたと。 佐伯祐三と妻の米子は 1924年にアルルに行き…

28日 豪雨強風

今日28日 豪雨と強風。 風で初夏の緑の木の枝が 大きく撓んで揺れた。 雨は 時には霰かと思うほどの音で ある時は 止んだのかなと思うほどの静かさで降った。 雨は 屋根から滴り落ち 下に置いた 大きなポリバケツに溜まる。 晴れが続いた日の 植物にやる水…

植木鉢の草たち

数年前 茶色の大きなすり鉢の底に穴をあけ 土を入れ 植木鉢とした。 そこに何の花が植っていたのか 思い出せない。 今年の雪が消え 春になり 初夏が来た。 すり鉢の植木鉢には 何種類もの草が 箱庭の原っぱのように 姿を現した。 ジギタリスの芽 黄色い花の…

梅の実を拾う

今は廃屋となってしまった 築何百年の家の庭。 そこには 桜 梅 柿 紅葉 山椒 馬酔木等々 大きな幹になり それぞれの木々が実をつける。 その廃屋のそばの 黒いアスファルトの道路に まるで どんぐりが撒かれたように 小粒の梅が落ちていた。 淡い緑の 銀杏く…

薔薇 「グリーンアイス」

薔薇 グリーンアイス 苗ポットに植っていたのは なんとも珍しい花びらのバラだった。 「あげるから どこかに植えたらいい」と貰ってきた。 名前はグリーンアイス。 植木鉢に植え替える時に 小さな棘に 指をチクチクと刺された。 小さな蕾が次々と開いた。 花…

ツタンカーメンの豆 筍

ツタンカーメンの豆ご飯 筍酢味噌辛子和え 初夏 旬の食材の到来。 夫の兄の家庭菜園で採れた「ツタンカーメンの豆」 隣の集落のHさんの竹林で採れた筍4本。 ツタンカーメンの豆は 炊き上がったときは普通の豆ご飯。 保温にして時間が経つと赤飯になる。 今…

葉桜 ペパーミント

数日 良いお天気が続いている。 強い南風が その気持ちよさに邪魔をする。 シャワーよりも小さな雨粒が 顔にかかるのは 葉桜となった桜の 柔らかな葉の上に見える 軽やかに流れる 白い雲から届くのか? もらったダリアの芋を5個 土に植えたのは二週間ほど前…

絵本「見えない蝶をさがして」「チェロの木」 伊勢英子著

NHKラジオで 絵本作家の伊勢英子さんの話を聴いた。 沢山の挿絵 絵本を出している人だそうだ。 私は知らなかった。 滑舌が良く 途切れる事なく話す人。 過干渉の母から 大学生になっても逃れられなかった伊勢さんは 大学生の時(卒業後かもしれない) ヨーロ…

多和田葉子の小説

1ヶ月の間に 多和田葉子の小説を2冊読んだ。 ずっと気になっていたのに なぜか後回し という経験は誰でもあるだろう。 その中の一人が 多和田葉子だった。 初期 中期 最近の作品とリストの中から選び まず 今回は初期と中期のを図書館から借りた。 「犬婿入…

アジュガの花

アジュガ 京都から 引っ越しの時に持って来た薔薇は あんなに蕾をつけていたのに こちらでは 貧相な風采になってしまい ヒョロヒョロとやっと立っている。 勿論 最近は蕾をつけた事はない。 なんとか 手入れをしないと と思いつつ 10数年が過ぎた。 ブルーベ…

藤の花が咲いている

藤の花 雨が降ったり止んだり 南風が吹いたり止んだり そんな日が昨日から続き なんとなく心が騒がしい。 でも そんな事には関係なく 緑は色を変え 木々に咲く花々は 移り変わる。 桜 山桜 梅 木蓮は遠に終わり 今は 薮椿の落ちた花が美しく あちらこちらに…

映画「悪は存在しない」 監督:濱口竜介

4日土曜日 京都シネマまで 映画を観に行った。 山から下り 京都まで映画館に行くのは 京都に住んでいた頃のように 買い物のついでに というわけにはいかない。 だから 一年に2〜3回ほどの映画鑑賞となる。 「悪は存在しない」 監督は濱口竜介。 なんの前知…

杉の年輪 黄色の枯れた花

八重咲き水仙 道端のあちらこちらに 群れて咲いている 黄色の八重咲水仙を 7、8本手折り 持ち帰り 白い花器に投げ入れた。 その花達もやがて萎れ 「小屋」の中の高い場所に 紐で結えて吊るした。 やがてそれは しっかりと乾き 薄い花びらを触ると パリパリ…

蕗のとうの綿毛

蕗のとうの綿毛 蕗のとうが 小さな花を咲かした後 茎がどんどん伸び 60センチほどになった。 そして 今は綿毛が飛び立つ準備をしている。 白い綿毛の芯は赤く 顔を近付けて見ると 今まで気がつかなかった可愛さを見つけた。 蕗の薹 ボロギク ススキの綿毛…