アジュガの花

アジュガ

京都から 引っ越しの時に持って来た薔薇は

あんなに蕾をつけていたのに 

こちらでは 貧相な風采になってしまい 

ヒョロヒョロとやっと立っている。

勿論 最近は蕾をつけた事はない。

なんとか 手入れをしないと 

と思いつつ 10数年が過ぎた。

ブルーベリーも同じだ。

息も絶え絶えに 成長もせずに頑張っている。

増え過ぎて困ると言われている木苺類。

うちでは育たなかった。

 

かと思えば 植えた栃の実から芽が出て

あっという間に 今は2メートルを超える木になった。

細い木だが 一人前の大きな葉っぱを

空に向かって広げている。

 

ジギタリスも 自生の百合も

毎年 少しずつ増えている。

 

肥料もやらない。

でも 育つものは育つ。

同じように陽の光を浴びているのに。

 

問題は土との相性かもしれないと

最近思うようになった。

 

狭い地面に 色々な草木が植っている。

放っておいても元気なもの

心配しながら 目をかけているもの

繁殖力旺盛に どんどん増えていくもの。

 

アジュガを一株だったか もらって来たのは数年前。

毎年初夏の初めに薄紫の花をつけて咲く。

この花は 土との相性がとても良かったようだ。