美術・本・映画・音楽

六斎念仏

手に持った小さな太鼓を バチで叩きながら ゆったりとした動作で しかし 力強く踊る。 六斎念仏は 太鼓を持った踊り子3名 鉦(かね)二人 笛二人で 踊り、奏でて仏様に奉納する。 空也が開祖だと言われているので 平安時代からこの念仏はあったのだろう。 …

GYAO  映画「小川町セレナーデ」

2014年製作 ポスターやスチール写真を見るだけで 「この映画は面白そうだ」 少なくとも 「私好みだ」と感じる。 「小川町セレナーデ」もその一つ。 ゲイの男とヘテロの女は仕事仲間。 その二人の間に子供が出来てしまった。 女はためらわない。 「産むよ…

歌劇「椿姫」 びわ湖ホールに行った

「椿姫」の原題は La Traviata(堕落した女)。 日本語のタイトルの方が やっぱり涙を誘う。 誰もが知っているオペラだ。 だからあらすじはあっさりと。 19世紀、パリ。 貴族のおぼっちゃま(アルフレレード)と 高級娼婦(ヴィオレッタ)が夜会で出会う。…

映画「マンチェスター バイ ザ シー」

MANCHESTER BY THE SEA マンチェスター バイ ザ シー と言う町に生まれ、育った男、リー。 妻も子供もいた。 ある事故が原因だった。 今は一人 ボストンで便利屋 をして生きている。 兄が急死し マンチェスター バイ ザ シーに帰ったリー。 兄の15才の息子…

「大好きだ」と心が叫ぶ

山下理恵 作 直径15センチ程の 小振りのガラス鉢を買った。 「大好きだ」と心が叫ぶ。 気泡で より増した ハンドクラフト感。 40年使っている 7個のグラスと同じ手法だ。 映画でも、本でも、音楽でも、アートでも 身の回りのものでも 人でも。 感動する…

「I Love You」で始まり「卒業」で終わる

深夜にラジオを聴いていた。 力強く声量のある声で歌うのは誰? 図書館で尾崎豊のCDを借りる。 パソコンに取り込み一枚のディスクを作った。 モノクロ写真のレーベルもつけて。 運転中に聴く尾崎豊。 同世代の若者に愛され ドラマの挿入歌にもなった。 沢山…

本「ネイチャーセンター」

30代に 家族で北海道に引っ越した知人の話。 5月18日にここでお話した。 その知人、山本さんの息子さんが チャックと一緒に 今日、我が家に立ち寄った。 「ネイチャーセンター」と言う 一冊の本をお土産に。 北海道当別で エコロジカルコミュニティーを…

映画「チルソクの夏」GYAO

2004年製作 2006年か7年頃 確かNHKで見た。 ビデオテープに貼った 「チルソクの夏」と言う文字が 汚れる程何回か見た。 2004年製作。 2002年。 姉妹都市、下関と釜山の 年一回の関釜陸上競技大会に スタッフとして参加した郁子。 高校時代…

「ザ・空気」二兎社

びわ湖ホールの裏 「ザ・空気」 永井愛が主宰する劇団二兎社の公演だ。 20日、びわ湖ホールまで行った。 人気報道番組の現場。 放送直前に上層部から放送内容の変更を命じられる。 編集長、ディレクター、キャスター コメンテーター、編集者。 彼らは内容…

「大阪で生まれた女」BORO

「この歌には泣かされるよね」と、友達が言う。 「そう、そう、泣く」と、私。 「大阪で生まれた女」は 1979年 BOROが歌った。 やんちゃな顔をした男の子が BOROと名付けた所以を聞かれて 「子供の時、ボロボロの自転車に乗ってたから」 その頃から30…

「北国の春」

今日はブログもお休みにして もう寝よう。 眠い、眠い・・・ そんな時 NHKラジオから流れてきた 「北国の春」 歌詞の中にある 「季節が都会では分からないだろうと 届いたおふくろの小さな包み」 この「おふくろの小さな包み」には 一体何が入っていたのか?…

映画「転々」

「転々」 2007年製作 Google画像より キネマ旬報で「転々」の記事を読んで以来 ずっと気になっていた映画だ。 GYAOで見た。 主人公の文哉(オダギリ ジョー)は大学8年生。 84万円の借金があるいい加減な男。 その借金を取り立てる男、福原(三浦友和)。…

星野道夫

私は 小難しい顔をした 写真が好きだ。 だから 随分前に友達が 星野道夫「旅をする木」 を貸してくれた時 「ああ、あの動物写真家の」と 期待もせずに読み始めた。 「川の上流で芽を出し、大きくなり やがて朽ち、川に流され河口にたどり着いたトウヒの木」 …

浅川マキ「夜が明けたら」

1970年 アルバム「浅川マキの世界」 深夜のラジオで五木寛之が 浅川マキの事を話していた。 1960年代の終わり頃。 金沢の五木寛之の所に 大きなスイカを持って石川県在住の浅川マキが現れた。 「東京へ行って一曲レコードを出したがヒットしない。 どう…

風の強い日

午後2時 南の風が強い 空気がもやっとする 変な日。 図書館にやって来た 村のミッドタウンの 温度計では 16℃。 絵本「キツネ」と 小説と 美術雑誌を受け取った。 強風で 糸魚川の火災は 大規模に広がった。 強風、豪雨、豪雪 自然は人間に厳しいが そよそ…

香港映画「ラブソング」

楢林 昼ご飯を食べていると 表で「こんにちわー」と 大きな声がする。 ドアを開けると 「弟君」が DVDを持って立っていた。 香港映画「ラブソング」のDVD。 香港返還前 田舎から香港に出てきた 男女二人の 出会いと別れと再会を描いた映画。 私の好きな女優…

カッパさん

カッパの母さんと カッパの子供達が 大きな口を開けて歌ってる。 赤い荒土を焼きしめた。 子供達は 思いっきり大きな口を開けて 一生懸命歌っているが 音はかなり外れている。 母さんは 綺麗なソプラノで 子供達と歌える喜びに 溢れている。 そんな歌声が 聞…

パンジーと桜草

パンジーの苗を4鉢 桜草を1鉢貰った。 花のない 茶色の景色になった今 パンジーの優しさは嬉しい。 植木鉢に植え替えて 雪が積もれば 中に入れよう。 GYAOで「特別な一日」を観る。 ソフィア・ローレンとマルチェロ・マストロヤンニの 1977年のイタリ…

魔笛

びわ湖ホールから 6月にチケットを買い まだまだ先の事だと思っていた オペラ「魔笛」を 今日聴いて観た。 琵琶湖を見下ろす 最高のロケーションのホールでの プラハ国立歌劇場のモーツァルト。 どのランクの歌手かは知らない。 でも 良く伸びる余裕の声が …

ローズヒップのお茶

野茨の実 春に白い花を咲かせて 夏に毛虫に葉を全部食べられ そして今 赤い小さな実を沢山着けた。 この赤い実を ストーブの上に吊るして カラカラに乾かして ローズヒップのお茶を作ろう。 ノーム(Gnome)が 朝ご飯に飲む赤い色のお茶 ローズヒップ。 やがて…

思わず体が動く曲(2)ダンシング オールナイト もんた&ブラザーズ

Google画像 1980年 チノパンに白のスニーカー 白のTシャツを着た おかっぱの男の子 もんたよしのり。 R&Bの様でもあり 演歌の様でもあり フォークロックのようでもあり。 不思議な曲調の 「ダンシング オールナイト」 かすれた声でリズムに乗り 気持ち良…

思わず体が動く曲 (1)「旅するソングライター」浜田省吾

Google画像 「俺の声は届いているか? 遠く離れても どこにいたって 君を想ってる ロンドン パリ ニューヨークシティ 札幌 博多」 と 野太い声で浜田省吾は歌う。 自分の姿を描いた様な歌詞 テンポのいいリズム。 自分の人生の中に 君がいなけりゃ意味がない…

人それぞれ好きな曲

友達のiPhone 夫の友達夫婦。 夫同士が幼なじみだ。 その友達のiPhoneに 長渕剛の楽曲が 溢れる程入っている。 そして その一つ一つがどんなに 素晴らしいかを語ってくれる。 「クロコダイルのコートなんか着る様になって。 いつの間にあんなになってしもた…

青の陶

夜想曲 この青い陶は 大きな扁壷に 呉須と呼ばれるコバルト色の顔料で 抽象の模様が描かれている。 縄状の土を積み上げて形を作り カンナで削って形を整え 乾いたらサンドペーパーで 表面をこする。 800度で素焼をした後 コバルト顔料の呉須で 抽象模様を…

白の陶

白の陶「記憶」 26日まで京都で作品を展示している ある作者の白の陶について。 3年前にソウルで 透明感のある白磁に出会って以来 何とかそれに近づきたい、 ああでもない、こうでもないと 色々な試みをやってはみたが どれもただのコピーだったようだ。 …

アート(3)リチャード ロング (Richard Long)

A Line In Ireland 1974 広大で厳しい自然の中で 石を真っすぐに並べたり 木を丸く積んだり。 ニューヨークの グッゲンハイム美術館のショップで見つけた イギリス人リチャード ロングの作品集。 パラパラとページをめくりながら 胸がドキドキした。 Stones …

アート(2)ジョージア オキーフ(Georgia O'Keeffe)

Red Canna 1923 アメリカを代表する画家 ジョージア オキーフは 1987年に99才で亡くなった。 人生の後半を ニューメキシコの砂漠の 土の家で過ごし 動物の骨、砂漠、赤い土の建物を 描き続けた。 Pelvis With Moon 1943 動物の乾いた白い骨盤 乾いた砂…

アート(1)マーク ロスコ(Mark Rothko)

マーク ロスコは 20世紀初頭、10才の時にアメリカに移住した ユダヤ系アメリカ人だ。 心理学を学んでいた大学を中退し ニューヨークで絵を描き始め 前衛のアメリカ現代美術の代表選手の一人として 美術の歴史に名を残した。 ロスコの絵に 美術館で出会っ…

伝説の韓国ロック 「野菊 들국화(ドゥルグッカ)」

1983年 野菊 第一集 韓国ロックグループ「野菊」は 1970年代から1980年代の 軍事独裁政権下に生まれた。 そして その悲惨な時代を蹴飛ばして まるで革命の様に若者の前に現れ 若者の心を一気に掴んでしまった。 ドラムのチュ・チャングォン亡き…

Moondance (ヴァン・モリソン)

19日の月 Moondance 1970年のヴァン・モリソン(Van Morrison)の曲だ。 『見上げる君の瞳の中の星達 さあ、ムーンダンスを踊るのに ふさわしい素敵な夜だ。 10月の空に覆われた下で 全ての木の葉が 風に吹かれて落ちてゆく。 君の胸の琴線を 僕は優…

1年前の記事

『1年以上の長きにわたってブログを継続いただいているユーザー様を対象に、 過去の同じ時期に投稿した記事を振り返るメールをお送りします』というhatenaからのメールが来た。 ブログを始めたのは、ひょんな事からだった。 日記の様に毎日書いてみよう。 俳…

大阪行き 5月7日

上本町 午後6時 「お気に入りの本やCDを貸す時は 返ってこないと覚悟するべき」 と友達と話が弾む。 懲りずに又貸したお気に入りのDVDが返ってこない。 1年経ったので、そろそろ「もう見た〜?」 と、気弱に聞いてみようか? 貸したDVDではないが 大切にし…

写真集(2)「肖像 ニューヨークの女たち」松本路子

1983年に出版された、写真家松本路子の写真集。 「自由に生きる事を目指し、強さと輝きに満ちあふれ 悲しみと孤独が刻まれている一つ一つの顔が 確実に個を表現し時代を語り始めた。 同時代に生きる我々に向けての ニューヨークからのメッセージ」 フェ…

写真集(1) 「遠近 Far and Near 山沢栄子写真集」

山沢栄子は1899年に大阪に生まれた。 東京女子美術大学を卒業後、カリフォルニア州立大学のファインアーツで写真を学んだ。 日本女性写真家のパイオニアとして精力的に活躍し 1995年に96歳でなくなった。 その山沢栄子の写真に1982年、神戸で…

博物館の小さな物達

(韓国国立中央博物館) 朝鮮半島のBC8世紀からAD19世紀迄の発掘品、生活品の膨大なコレクションが展示されている国立博物館。 その中で、私が手元に置きたいと思った小さな物を三つ。 鉄分を含んだ赤土を低下度で焼いた無釉の蓋物。 昔の人はここに何を…

アン チュル展 「PSYCHOKI 念力通」

(neolook.comからの画像) アン チュルは韓国の60代の男性の美術家だ。 2012年 ソウルの画廊で、彼のインスタレーションに出会った。 (neolook.comからの画像) 枝も ビーカーの中の何かも 昔の実験室にあった様な家具も 全部 白。 (neolook.comからの…

キム チョンハの絵

キム チョンハは韓国の男性画家だ。 1937年に生まれ、雪岳山(ソラクサン)の山の中のアトリエで、豊かな自然を描き続けている。 2011年 韓国の国立現代美術館で キム チョンハの回顧展に偶然出会った。 横長の大きな、大きなキャンバスに 花が、鳥…

陶の個展 二つ

知り合ってから 40年余り。 会うといつも「あかんわ」というのが口癖だ。 セミプロのベーシストでもある。 作品は大胆でカラフルで楽しい。 無農薬の米や野菜を、猿や猪と競争しながら 懲りずに作り続けている。 はまぐりの貝合わせをイメージした蓋物。 …

料理の友(3)本

インターネットで人気の 料理レシピサイトは 私にはちょっと物足りない。 「ホームメイドのお菓子」 「私の保存食ノート」 「私の洋風料理ノート」 この3冊を読みながら 30代の私は 料理と共に語られる文化や 作者の知性を楽しんだ 中で紹介されている お…

ゴメン、ゴメン

ゴメン、ゴメン こんな所に追いやって。 60年程前に 義父が北海道で買ってきた 木彫りの熊。 大人の熊と小熊が2頭。 40年前に 友達が新婚旅行土産にくれた ニューカレドニアの 木彫りの原住民。 こんなに重いものを よくぞ持って帰って来たものだ。 家…

Simon & Garfunkel (3) Wednesday morning A.M 3 in 1964

(Bleecker street New York) どうしてあんな事をしてしまったのか? ほんの少しのお金の為に 酒屋で強盗をはたらいてしまった。 今、僕の側で柔らかな寝息をたてて眠っている 彼女の側から 僕は今日離れて行く。 僕の人生は現実ではなく 僕の犯した罪は幻想…

Simon & Garfunkel (2) I am a rock in 1966

(W 23 street New York) 「深くて暗い12月の冬の日 僕は1人だ」から始まる I am a rock _______________________________________________ 失恋したみたいだね、 相手は男の子? それとも女の子なのか? 友達に恋人を取られてしまったのかな? だから 自…

Simon & Garfunkel (1) The Boxer in 1969

(ホテルの窓から) ビートルズもローリングストーンズも その良さ、何故いつ迄も人気があるのかとか そして、そのカリスマ性も理解出来る。 でも 曲を聴いただけで その土地に行ってみたいと思わせられたのは サイモンとガーファンクルだけだった。 The Box…

「民芸遍歴」

どうして あの本を 処分してしまったんだろう? 誰にでも そんな経験はあるはずだ。 私にとっての そんな一冊が 「民芸遍歴」 Amazonの中古本で見つけ 昨日届いた 懐かしい本。 22才の時に出会い 私に影響を与えた。 2011年。 姉に誘われて 何の期待も…

図書館行き

(山の向うは琵琶湖 川は琵琶湖に注いでいる) 立派な図書館は うちから車で 片道30分。 たった一軒のコンビニも ここにある。 図書館で いつものキネマ旬報、美術手帖 そして 「野生めぐり」を受け取る。 「ちょっと運動不足だな」 宿場町の名残がある町…

アンドリュー ワイエスの様な

私の好きなアメリカの画家 アンドリュー ワイエスの絵は 本当に寂しげだ。 メイン州を舞台に 沢山の寂しげな絵を描いた。 図像学の視点からワイエスの絵を見れば 様々な解釈が出来そうな絵ばかりである。 雪が降ると小屋の側に アンドリュー ワイエスの世界…

コラージュ

アメリカの友達は コラージュの作品を作る。 カリフォルニアの砂漠の街で 83になった今も 毎日、毎日 アトリエで 紙を切っては貼っている。 それは 砂漠のダイナミックな 自然であったり 京都の寺の窓から見た 枯山水の庭であったり。 私の人生で 初めて …

映画館からの琵琶湖

(琵琶湖南岸から) キネマ旬報に ヒュー グラントの映画を 褒めてあった。 私は頑張らない演技をする ヒュー グラントが好きだ。 琵琶湖南岸にある シネマコンプレックスに ヒュー グラントの映画 "Re:LIFE" (原題 The Rewrite)を いそいそと見に行った。 …

新しいノート

暮れに画材屋で ノートを一冊買った。 鉛筆も2本。 長い付き合いの 中国の鉛筆削りと絵具はそのままで。 さて 今年はこのノートに 私の言葉やアイデアを どんな色で どれ程埋める事が出来るのか。

冬の夕暮れ

vermont life のカレンダー 「冬の夕暮れは金属の色。 その場所に 固まった様に立っている樹々は 燃えた葉脈の様だ」 (シルビア プラス) 生きていれば80代の アメリカの詩人、シルビア プラス。 裕福な家に生まれたけれど 神経障害に悩まされ 若くして自…