乾燥ナツメ(棗)

乾燥なつめ(棗) アキさんが あちらこちらに棗を配っている。 「焼酎か酢に漬けて」 一本の木にそれは沢山の実がなる。 生の棗は 古くなったリンゴの食感と味。 色は濃い紫の様な茶色の様な。 淡い王林リンゴの様な色のもある。 うちもそのお裾分けにあずか…

恒例「芋煮会」

毎年 晩秋の紅葉が散る頃 恒例「芋煮会」に 京都の友達が数人やって来る。 今年はレギュラーメンバーの 一人が欠席。 芋煮とは 具沢山の豚汁に 小芋を加えたものと 思えばいい。 丁寧な仕事をするタエコさんが 牛蒡をささがきにし 油揚げに熱湯をかけ油を抜…

ケーキとお弁当 大根と小芋

大阪 中央区 高麗橋 大阪 中津の画廊まで行ったのはいいが 開廊の時間を間違えていた。 30分待てばいいが 姉との待ち合わせ時間に遅れる。 残念だが又の機会にと その場を後にした。 中津は面白い興味深い街だった。 地下鉄の階段を上った所 そこは高いビ…

アボガドの芽

アボガドの芽 アボガドの淡い緑の果肉 柔らかくて濃厚な食感と味。 わさび醤油で食べるのも シーザーズサラダの様な 癖のあるドレッシングで食べるのも どれも好きだ。 スーパーマーケットで 食べごろなのを見つけては 買って帰る。 夏の暑いある日。 アボガ…

どんな時でも食欲があれば

「ああ、疲れた・・・」 こんな日の夜は 椅子に座ったまま テレビ画面を眺めて ぼんやりとしてしまう。 晩ご飯はいつにも増して 質素なものだ。 大根をなますの様に沢山作り それに大根葉も加える。 塩を振り しんなりと水分も出る。 味付けは塩、少しの砂糖…

ベルギーのチョコレート

箱にかけられたリボンを解き 蓋を開ける。 小さなチョコレート達が2段。 ホワイトチョコの 大理石のレリーフみたいなのが 特に好きだ。 ボッティチェリのビーナスの貝 シーザーのマントの房飾り ギリシャ神殿の円柱のどこか。 そして 一つを指で摘み 半分を…

14年前の梅干し

14年前の梅干し 14年前の梅干しが食べられるかどうか インターネットで調べて欲しいと マサコさんが言ってきた。 20%の塩で漬けた梅干しなら 何年経っても大丈夫。 そう言うと マサコさんの蘊蓄が始まった。 「平安時代の申年 村上天皇が悪疫にかかっ…

りんご ジョナゴールド

ジョナゴールド スーパーの果物売り場に並んだ リンゴの赤い色。 紅玉とゴールデンデリシャスの子供 ジョナゴールド。 フジの様に甘くなく そしてしっかりとした食感でもない。 紅玉の酸っぱさと ゴールデンデリシャスの柔らかい歯触り。 まさに両親の特徴を…

感動過多の私の夕時

時々言っている事だが うちにお菓子やパンが無くなっても 片道40分車で走らなくては 手に入らない。 そんな事で 面倒だなと思いながら ホームベーカリー用に 小麦粉やイーストを計ったり ケーキを焼いたりしている。 マサコさんがくれた大きな梨を 厚くス…

淡い緑のハヤトウリ

ハヤトウリ(隼人瓜) 透明感のある淡い緑色。 棘のある皮をむけばねっとりと 包丁で二つに割れば 洋梨の様な形。 実から果汁が滲み出る 新鮮な内に食べるのが良い。 皮をむいてゴロンと切り キャベツ 人参 玉ねぎ そして 粗挽きソーセージと一緒に ことこと…

さつま芋の蔓を炊きながら

午後3時 太陽の光に 雨がきらきらしながら降っていた。 そして 午後3時に雨が止んだ。 青い空に雲が西から東へ。 走る様に流れていく。 強い風も5時には収まった。 今回は日本海へと抜けた台風だった。 落ち着かない夕方までの時間を 昨日皮をむいたさつ…

台風とさつま芋の蔓

夕方 薄暗くなった頃から 風が強くなった。 小屋の中で 樹々がうねっている様を感じる。 嫌な気分だ。 トミコさんから貰った さつま芋の蔓の皮を剥いた。 こんな作業をする時 私はいつも無駄な時間を 費やしている様に感じる。 「他にやる事がいっぱいあるの…

キムチと白磁の器

唐辛子の朱色が嫌だった。 只それだけの理由。 そんな私が 友達がお土産にくれた 大阪鶴橋のキムチを食べた時 発酵した漬物の美味しさに気づいた。 今日は週に一度の大津瀬田行き。 帰り道にFoleoのコリアンレストランで キムチを買った。 白菜、大根、キュ…

茗荷ご飯

21号台風からまだ一ヶ月も経っていない。 なのに24号はこちらに向けて 真っすぐにやって来るではないか。 インターネットで 台風の進路を見すぎて目が疲れた。 カップ麺、缶詰を用意し バスタブ、バケツに水をはり ペットボトルに水を詰めた。 発動機は…

日本の魚醤 奥能登の「いしり」

ベトナムではニョクマム タイではナンプラー 日本でもショッツルとかイシル。 魚と塩で作る発酵食品の魚醤油。 能登の「いしり」魚醤油はいかと塩で作られる。 その「いしり」を友達から貰った。 初体験の調味料 おそるおそる使ってみた。 肉じゃがといきた…

すだちのお裾分け

知人の庭には すだちの木がある。 そこで採れたと6個の実を持って来た。 三人で分けて2個づつの小さな実。 深い緑の固い実は いかにも倭国の、大和の 日本の風土に育った姿だ。 ここで秋刀魚の登場と願いたい。 じゅうじゅうと音をたて 煙と滴り落ちる油と…

停電の日のパンケーキ

電気が止まると何も出来ない。 当たり前の事だが 今回の台風で改めて思った。 ホームベーカリーや電気オーブンで パンも焼けない。 そこで簡単に出来る 「パンケーキでも焼こうか」 薄力粉、ミルク、ベーキングパウダー 玉子、少しの砂糖。 全ていい加減にボ…

「玉子のケンジさん」宅のスモモ

「玉子のケンジさん」が昨日の配達の時 スモモを上げると言った。 うちから「玉子のケンジさん」宅まで 車で片道15分ほど。 鶏舎の裏の高台に スモモの大きな木が2本あった。 ケンジさんが 竿でスモモの木を揺すると よく熟れた実がボロボロ落ちてくる。 …

台風の夜に作った紫蘇ジュース

トミコさんが 濃い紫の紫蘇の葉っぱを 年期の入った鎌でサクサクと刈った。 二抱えもある紫蘇を持ち帰り 茎から葉っぱをちぎり そして 次の日には紫蘇ジュースが出来た。 ペットボトルに16本だ。 トミコさんから 「紫蘇を採りに来て」と言う電話がなければ…

煮玉子

昆布と干し椎茸と共に煮る玉子。 出来上がる前から その美味さが分かる。 「玉子のケンジさん」配達の玉子。 16分のゆで卵にする。 「どうぞくるりんと皮が剥けます様に」 鍋に並んだ6個のつやつやとした玉子 昆布、ふっくらと水分を含んだ椎茸。 たっぷ…

冷たい西瓜

冷蔵庫から取り出し 包丁でさくさくと切り それを 食べやすい大きさにもう一度切る。 よく冷えた西瓜。 ガラスの器に入れ フォークで刺して口に運ぶ。 山の中でも 昼間は汗がにじみ 湿度の高い空気は息苦しい。 そんな日に食べる 冷たく甘い西瓜。 「ふぅ〜…

完璧なアボガド

おなじみの貧乏臭い料理。 恥ずかしげもなく披露する。 完璧なアボガドに出会った。 久しぶりの事だ。 包丁で縦にぐるりと回し切り。 割った時の淡い緑と黄色の こってりとした切り口。 熟し具合も上々だ。 そして シゲオさんに貰った ぱりぱりの種も少ない…

凉やかな冷気

多少の不便を感じる山の中の生活。 しかし 夏の太陽が 山の向こうから顔を出す迄の時間は 何にも代え難い心地よさだ。 植物達は静かに音もたてず 空気は冷気をたっぷりと含み 光はやさしい。 湯気のたつ焼きたてパンを切り 紅茶を入れ ブルーベリーを入れた…

「天ぷらが食べたい」

「天ぷらが食べたい」 汗の止まらない昼間に こんな事を思うのは まだ夏バテではないと言う事だ。 突然思った「天ぷらが食べたい」 冷蔵庫の中の野菜と鶏胸肉。 有り合わせで作る。 勿論 海老はない。 カボチャは電子レンジでチンすると切りやすい。 茄子は…

アイスクリーム愛

アイスクリームならなんでも美味しく思う。 それは 高価なものからラクトアイスまで。 高価なものはそのままで。 ラクトアイスは 砕いたクッキーやブルーベリー 時には 井村屋の缶詰の甘い小豆を載せて。 スプーンで混ぜて口に運ぶ。 冷凍にしておいたブルー…

ジュピターの珈琲

珈琲を貰った。 夫の友達からだ。 ピッチリと袋に詰まった 挽かれた珈琲豆。 はさみで袋の上を切ると 膨よかな豆の香りが飛び出る。 袋から瓶にさらさらと落ちていく珈琲豆の粉。 小屋の中に漂う香り。 パチッと瓶の蓋を閉める。 ガラスの中に詰まった茶色が…

深い青に煙った色のブルーベリー

パックにいっぱいの ブルーベリーを貰った。 早速ガラスの鉢に入れた。 深い青に白く煙った様な色。 ブツブツ文句を言ってる様な口 どことなく気難しい顔をした果実だ。 アラスカの原野や フィンランドの山間に 自生しているブルーベリーを 見てみたい 食べ…

ミニトマト愛

いっぱいトマトを食べたい。 そう思って20本近くの ミニトマト苗を植えたのが去年。 背が伸びれば支柱をし 黄色い小さな花が咲くと 顔を近づけてじっと見る。 緑の実が成り始めると 鳥がつつきに来る。 小さな実に沢山の穴。 ネットを張り実を守る。 そし…

今日から2週間の京都

上賀茂 大原を過ぎると むっとした空気に変わる。 鴨川の流れは穏やか。 でも 岸の草が倒れて 豪雨の時は あそこ迄水が来たのだ。 今日から2週間。 暑くて息をするのも苦しい様な 京都の南に出かける。 お弁当を持って。 塩と胡椒を効かしたチキン胸肉のロ…

ビーガンカレー ローストチキン そしてフェンネルの花

昼過ぎ 網戸の向こうにチャックが立っていた。 タッパーウェアを二つ持って。 ビーガンカレーとチキンのロースト。 「すごくおいしいよ」 動物由来のものを使わないビーガン料理。 それはとてもわがままだ。 ミルクもバターさえも食べない。 取りあえず・・…