冷たい西瓜

冷蔵庫から取り出し 包丁でさくさくと切り それを 食べやすい大きさにもう一度切る。 よく冷えた西瓜。 ガラスの器に入れ フォークで刺して口に運ぶ。 山の中でも 昼間は汗がにじみ 湿度の高い空気は息苦しい。 そんな日に食べる 冷たく甘い西瓜。 「ふぅ〜…

完璧なアボガド

おなじみの貧乏臭い料理。 恥ずかしげもなく披露する。 完璧なアボガドに出会った。 久しぶりの事だ。 包丁で縦にぐるりと回し切り。 割った時の淡い緑と黄色の こってりとした切り口。 熟し具合も上々だ。 そして シゲオさんに貰った ぱりぱりの種も少ない…

凉やかな冷気

多少の不便を感じる山の中の生活。 しかし 夏の太陽が 山の向こうから顔を出す迄の時間は 何にも代え難い心地よさだ。 植物達は静かに音もたてず 空気は冷気をたっぷりと含み 光はやさしい。 湯気のたつ焼きたてパンを切り 紅茶を入れ ブルーベリーを入れた…

「天ぷらが食べたい」

「天ぷらが食べたい」 汗の止まらない昼間に こんな事を思うのは まだ夏バテではないと言う事だ。 突然思った「天ぷらが食べたい」 冷蔵庫の中の野菜と鶏胸肉。 有り合わせで作る。 勿論 海老はない。 カボチャは電子レンジでチンすると切りやすい。 茄子は…

アイスクリーム愛

アイスクリームならなんでも美味しく思う。 それは 高価なものからラクトアイスまで。 高価なものはそのままで。 ラクトアイスは 砕いたクッキーやブルーベリー 時には 井村屋の缶詰の甘い小豆を載せて。 スプーンで混ぜて口に運ぶ。 冷凍にしておいたブルー…

ジュピターの珈琲

珈琲を貰った。 夫の友達からだ。 ピッチリと袋に詰まった 挽かれた珈琲豆。 はさみで袋の上を切ると 膨よかな豆の香りが飛び出る。 袋から瓶にさらさらと落ちていく珈琲豆の粉。 小屋の中に漂う香り。 パチッと瓶の蓋を閉める。 ガラスの中に詰まった茶色が…

深い青に煙った色のブルーベリー

パックにいっぱいの ブルーベリーを貰った。 早速ガラスの鉢に入れた。 深い青に白く煙った様な色。 ブツブツ文句を言ってる様な口 どことなく気難しい顔をした果実だ。 アラスカの原野や フィンランドの山間に 自生しているブルーベリーを 見てみたい 食べ…

ミニトマト愛

いっぱいトマトを食べたい。 そう思って20本近くの ミニトマト苗を植えたのが去年。 背が伸びれば支柱をし 黄色い小さな花が咲くと 顔を近づけてじっと見る。 緑の実が成り始めると 鳥がつつきに来る。 小さな実に沢山の穴。 ネットを張り実を守る。 そし…

今日から2週間の京都

上賀茂 大原を過ぎると むっとした空気に変わる。 鴨川の流れは穏やか。 でも 岸の草が倒れて 豪雨の時は あそこ迄水が来たのだ。 今日から2週間。 暑くて息をするのも苦しい様な 京都の南に出かける。 お弁当を持って。 塩と胡椒を効かしたチキン胸肉のロ…

ビーガンカレー ローストチキン そしてフェンネルの花

昼過ぎ 網戸の向こうにチャックが立っていた。 タッパーウェアを二つ持って。 ビーガンカレーとチキンのロースト。 「すごくおいしいよ」 動物由来のものを使わないビーガン料理。 それはとてもわがままだ。 ミルクもバターさえも食べない。 取りあえず・・…

勝てばの話・・・

スポーツには関心がないが 夫につられて深夜のサッカーを 連夜見てしまった。 お年がお年なので どうぞお疲れの出ません様にと 親切に言ってくれる人もいる。 ポーランド戦での監督の采配を 云々言う人達がいるが 次の試合で勝てば官軍だ。 勝てばの話・・・…

黒すぐりジャム

黒すぐり という名前の響きが気に入り 小さな苗を植えた。 あれから数年。 今年は葉がふさふさと繁った。 紫の実は眺めるだけでよし 鳥のおやつにでもなればいい。 そう思っていたら 鳥は私にそこそこの実を残してくれた。 琺瑯のミルクパンに 黒すぐりの実…

赤飯と梅酢大根

タヅコさんの赤飯は 大きめの小豆がふっくらと艶々している。 ご主人は濃い赤いご飯を食べない。 うっすらと赤い色のが好み。 だから タヅコさんはいつも2種類の赤飯を作る。 雪の季節を除いて タヅコさんの日当りにいい庭に こぼれんばかりの花が咲いてい…

小糠雨の降る今日は

小糠雨の降る今日は 冷たさで居心地の悪い日だ。 緑も土もしっとりと濡れて 湿っぽさの中の香りが 衣服にまとわりつく様だ。 こんな日は 体の芯まで温かさが届く様な スープが食べたい。 人参、新玉ねぎ そしてたっぷりのキャベツ 細切れにした豚肉。 少しの…

野菜に埋もれて

今、私は野菜に埋もれている。 と、言うのは大げさだが 感じとしてはそんな風だ。 トミコさんは畑が荒れるのが嫌だ。 だから野菜を作ると言う。 畑に並んだレタスや小松菜を さっさと引き抜き 鎌で根っこを手早く切り取る。 そして 二人家族の我が家には 多…

リングの形のケーキ

陶蓋物 しっかりと焼いてある リングのケーキに 白いバタークリームがたっぷりと塗られてある。 木の実を細かく刻んだのが そのクリームに少し混ざっており 口の中でプチプチと感じる。 白い粉砂糖がその上に たっぷりと振られ 軽い感じの甘さだ。 珍しくも…

ミントティー/薄荷茶

ミントティー/薄荷茶 晴れた今日。 樹々や草の緑は輝き 白いウツギの花 紫の薊の花 黄色のジシバリの花達が競い合う。 蜂はブンブンと音をたて 時々私の回りを威嚇しながら飛ぶ。 「おお、あぶない あぶない」 空には白い雲が 青い空の中を急いで走り去る。…

ミント風味 温かいポテトサラダ

ミント スライスした辛い玉ねぎを白い鉢に入れ 塩と砂糖、酢とオリーブオイルで よく混ぜる。 玉ねぎの香り高いドレッシング。 電子レンジで柔らかくした 少し厚く切ったたっぷりのじゃがいもを ドレッシングでさっくりと和えよう。 あちらこちら 元気いっぱ…

ナツメヤシの実 デーツ

デーツ(Date) 「見かけは本当に悪いでしょう?」 と、デーツは頭をぽりぽり。 「確かに、そのビジュアルじゃあね」 と、口に出して言う訳にもいかず・・・ でも、一口食べれば その濃厚で深い甘みに感動する。 どこか、干し柿の味と食感に似ている オアシ…

甘いものは別腹

晩ご飯の準備と共に アメリカンクッキーを焼く。 甘いものが無くなると いつも落ち着かない。 買いに出るより作った方が早い。 バター、小麦粉、砂糖、卵黄 ベーキングパウダー、少しの牛乳。 そして 刻んだくるみ。 180℃で15分。 小屋の中に立ちこめる…

タケノコと竹輪の煮物

タケノコとわかめは相性がいい。 しかし今日は竹輪と炊いてみよう。 タケノコだけではなく 煮物は少し濃いめの色が好みだ。 筑前煮とかおでんとか。 味付けは粉末だしと醤油と酒。 手間はかけない。 それに昆布を一緒に炊く。 昆布の一切れが深い味を加える…

タケノコを湯がく

今年2回目のタケノコ。 軽トラが止まる音。 小柄なヒサカズさんが 白い袋を持って車から降りてきた。 糠も一緒に ちょうどいい大きさのタケノコ3本。 「ありがとうございます」 鍋にタケノコを入れ 糠を振りかけ たっぷりの水を注ぎ ストーブの上に置いた…

白いガマズミの花

ガマズミ 面白い名前だ ガマズミ。 山に咲く木の花。 白い5弁の花びらに 飾りの様な5本の雄しべか雌しべ。 秋には 可愛い小さな赤い実が たわわに実る。 それは 薬にもなるし おいしく食べる事も出来る。 小鳥も大好きな 可愛い姿に似合わない名前の木 ガ…

失敗山菜料理を三品

92才のオチヨさんを ちょっと車で家まで送ったら 山ウドやウコギ、蕪のぬか漬けを貰った。 山ウドの葉っぱは 軽く小麦粉をまぶし油炒め。 本来なら天ぷらという所だ。 山ウドの茎は皮を剥きさっと湯がいて 味噌、砂糖、酢、そして山椒の葉っぱを すり鉢で…

灰汁抜きの灰はぱらぱらと

干し蕨の歯ごたえと 濃くのある味わい そして 日なたの香り。 一度その味を経験すると忘れられない。 旬の時にほんの一束程を採る。 天ぷらにしたり 重曹で灰汁をとってから おひたしにしたりする。 ふと 今年は干し蕨を作ろうと それはそれは沢山摘んだ。 …

葉山葵と蕨

葉山葵(ハワサビ) 旬の山菜を1、2度は食べてみようか。 花壇に知らない間に葉を出し始めて5年程。 艶々とした葉山葵。 可愛い握りこぶしの様な蕨。 今が盛りだ。 この取り合わせで一品。 ホウロウのバットに蕨を並べ 重曹を振りかけ 熱湯を注ぎ そして…

懐かしのジュース絞り器

夫は母の作ってくれた料理を話す時、とても幸せそうだ。 それは、ドーナツであったり、葵祭の時に作る鯖寿司であったり、兄達と競って食べたいなり寿司であったり、クリスマスにだけ焼かれるチキンのローストであったりする。 その光景を思い浮かべる時、幸…

友達がやって来た

コアジサイ 友達3人がやって来た。 予定していた日が雨模様で 2回延期して 3度目の今日は 雲一つない青空の 風もない完璧な春の日だ。 ドンクのパンを沢山 ワインやらお菓子やらのお土産。 私はランチでそれに応える。 鋳物フライパンいっぱいの 大きくて…

鮮やかな緑の小松菜

値段の安くなった野菜が スーパーの棚に元気よく並んでいる。 小松菜、ほうれん草、ブロッコリー、カボチャ。 緑の野菜や根菜類を 沢山おいしく食べたい。 くたくたと煮るも良し。 歯ごたえを残して 野菜のうま味やエネルギーを感じるも良し。 まな板の上で …

貰った椎茸

旬の物は収穫時が同じ。 3軒の方達から袋にたっぷりの 80個程の椎茸が届いた。 しっかりとした 色の綺麗な弾力のある椎茸。 小分けにして冷凍庫に保存した後 フライパンで焼いて 馬路村のポン酢を振りかける。 バターで炒めて醤油を垂らすのも良し。 パン…