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雪が消えたら

25日 午後3時「ミッドタウン」の田んぼ 雪が融けた所から 蕗のとうやら、ヤブコウジやら シャガの葉っぱやらが現れたり 枝が折れたしまった木々の 情けない姿があちらこちらに。 うちの周りはまだ冬を引きずっている。 村の「ミッドタウン」では 田んぼの…

蕗のとう味噌

10個のフキノトウを さっと湯がいて みじん切り。 微かな香りから 力強い香りへと変わる。 鍋に味噌を沢山入れ 砂糖と酒を加える。 中火でよく混ぜて そこに絞らないフキノトウの みじん切りを放り込む。 強火で味噌を練り上げる。 野生の香りが立つ。 冷…

蕗のとう(フキノトウ)

雪が融けて 黒い土がみえた所。 淡い緑のフキノトウが 薄い衣をまとって登場。 雪が降ったり 桜が咲き始めたり 海がのたりのたりだったり。 この島国は 何と彩り豊かなんだろう。 雨の音が聞こえるよね 暗い夜に。 この雨も朝にはあがるそうだ。

蕗のとう(フキノトウ)

まだ消えない雪が 憎らしく思える今日。 清水(しょうず)が チョロチョロと流れる草のあたり 今年初めてのフキノトウが 一つ。 野の花も まだ顔を出さない日々。 春に一番乗りの 小さなフキノトウだ。

何か植えてみようか

まだ 厚い雪に覆われている。 もう この景色が日常になった。 ムスカリが咲いたとか 梅が咲いたとかのニュース。 春がやって来た所もあるのだ。 「どうせ鹿に食べられるんだ」 と、花も野菜も植えるのを 諦めたけれど。 暖かくなって 土が見えたら 何か植え…

大砲と雷

竹林、杉林のむこう、自衛隊駐屯地 寒の戻り。 雪が降り、積もり 除雪車が再登場だ。 確定申告に湖西の税務署に行った。 雪がない琵琶湖沿いの街。 行き帰りは 車の少ない田んぼの中の一本道。 窓を少し開け いい気分で車を走らす。 ドーンと響く大砲の音。 …

クリスマスローズ

まだたっぷりと残っている 雪の中から掘り出した クリスマスローズの植わった植木鉢。 雪の重みにも耐えて 逞しい姿で現れた。 オフホワイトの花びらと しっかりした深緑の 葉っぱになるのはいつなの? 桃や桜だけじゃなく 辛抱強く春を待っている クリスマ…

ネコヤナギ

花のない雪の中で 大きく枝を広げて 小さなしっぽみたいな ふわふわを沢山付けている ネコヤナギ。 灰色の世界の中で 銀色に光る。 触れば しっとりと柔らかい。 ハサミでチョキチョキ 沢山切って持ち帰る。 さあ 記念写真も撮ろう。 そして 花瓶にどっさり…

雨が降ったり止んだり

午後4時 一日中 雨が降ったり止んだり。 雨が降るたびに 少しずつ少しずつ 雪が融けて行く。 チエコさんやトミコさんが ジャガイモを植える事が出来る様に。 冬眠中の動物達が 目を覚ます様に。 そして 私の体の中に フツフツとエネルギーが 湧いて来る様に…

春近し?

楢の樹々の 幹の周りの雪が ナイフで切り取った様に 融け始める。 時は三月。 雪がまだ山肌を覆っていても 土が暖かくなったのだ。 そして のんびりしていた樹々が 発するエネルギーも。 虫も土から 這い出て来る時だもの。

鳶がくるーり

5羽の鳶。 山よりも高く くるーりと輪を描いて飛んでいる。 風に乗って 自由自在に。 村の「ミッドタウン」も 琵琶湖も よく見えるだろう。 ピーヒョロロだ。 シジュウカラの群れが こちらの木から あちらの木へ。 繊細で高い声の重奏。 冷たいけれど よく…

薪にキノコ

高く積もった雪に 引っ張られて 積まれた薪が崩れた。 玉子を配達に来たケンジさんが 「又、用事が増えたなぁ」 と、気の毒がる。 ケンジさんの庭には 立派な鯉が泳いでいる 池がある。 分厚く積もった屋根の雪が その池を直撃して 鯉が何匹か死んだらしい。…

苔のクッション

今日は 苔に顔を近づけて見る。 ポトリと雫が落ちる。 フワフワの苔のかたまり。 淡い緑。 それは クッションの様だ。 小人の物語を書いた人。 妖精の物語を書いた人。 クッションの様な苔に出会ったり 朽ちた落ち葉の奥の 小さな穴を見つけたり。 そこで指…

冷たい2月の最後の日

川に流れ込む 雪解け水。 それらを集めて 流れて行く川。 ザーっと 大きな音がする。 暖かくなると 春の川は ポコン、ポコンと ユーモラスで軽やかな音を響かせて それはまるで 音符が跳ねている様だ。 川面を カワガラスが ビービーと鳴きながら弾丸飛行。 …

しずく

去年の秋の枯れた葉が 顔をだした。 雪が融けて ポコっと窓の様に開いた後ろに。 ポトリポトリと落ちる 雪のしずく。 「顔を近づけて じっと見つめるのは あんたくらいだよ」 と、久しぶりに出会った 杉や欅やクヌギの 茶色の葉っぱ達が 私に言う。 「ああ、…

清水(しょうず)

清水(しょうず) 山肌から湧き出ている伏流水。 ここらでは「清水(しょうず)」と呼ぶそうだ。 アスファルトの道路が いつも黒く光って濡れている。 山道に大きな水たまり。 そこには ゼリーの様な蛙の卵達。 そんな所は 山の崖から清水が吹き出ている。 …

放射冷却の朝

氷柱(つらら) 22日 放射冷却の朝は うちの屋根からも氷柱が キラキラ キラキラ。 お陽様の光を受けると 水滴がポトリポトリと落ちる。 山の地中を流れている 伏流水も 大きな氷柱になった。 ポキッポキッと折って グラスに入れ ウィスキーを注いだら ど…

鹿

13日 午前8時 頭に角を おしりにふさふさの 白い毛。 小顔で 横向きの耳も かわいい鹿。 1時間程経った時 近くで銃声が2回。 多分外れているだろう。 道から撃つのは 禁止されているのに ここは アウトローの世界だ。 私を見つけて カボチャをくれた オ…

雨の一日

タイチさんの家 ケンジさんの家 タイチさんも、ケンジさんも 雪かきを諦めたようだ。 太い太い柱や梁だもの どんな雪でも 大丈夫ですよ。 と、私が言っても 屋根の雪が 気になって仕方がない 二人。 今日は一日 雨が降ったり止んだり。 白い靄が山をつつみ …

目立たない花

杉の林や山が 赤茶けた錆色に変わると それは 春のサインだ。 周りは まだ1メートルの雪が残っていても 杉の木には 花粉をたっぷりとつけた 錆色の花が咲いている。 目立たない 美しくもない花。 強い風が吹くと 黄色い花粉が 霧の様に舞う。 それは 杉の花…

狩猟期

昨日 大津からの帰り道。 細い山道を 2台の車を従えて パッカパッカと こちらに向かって走って来る子鹿。 今日 殆ど同じ場所の 道の真ん中で こちらを見ている子鹿。 私の車の前を パッカパッカと走り出した。 ゆっくりと鹿の後ろを走る。 深い雪の中を歩く…

豪雪

除雪ブルドーザー 早朝に一度 除雪車が通っただけで お昼過ぎても うちの前の道路は たっぷりとした雪がそのままだ。 防災無線で 「市内の除雪車がフル稼働しているが 雪が多すぎていつも通りに除雪が出来ない」 というようなアナウンスがあった。 昨日 家の…

茶色の茎

雪の中では 春や夏の様に 華やかに花は咲かない。 でも 枯れた様に見える 茶色の茎に 固い芽を幾つも幾つも 見つける事が出来る。 ずーっと 目を近づけてみよう。 拳を握りしめた様な エネルギーに満ちた 芽が並んでいるから。

寒波(2)

屋根から 氷柱(ツララ)が下がると 「おっ、今日は寒いぞ」と思う。 積もった雪が 発泡スチロールの様に軽い。 雪が止み 空が明るくなった時 家の周りを 歩く幅だけ雪かきをした。 バスはまだ運休だが ぼちぼち車が動き出した。 そして 生活も少しずつ。

寒波

午後4時半 終日 雪。 鳥の声が聞こえない。 お猿さん達はどうしてる? 鹿達は頭と背中に雪を積もらせて ゆっくりと 山を横切っているのか。 車も走らず 市バスもストップした。 除雪車が通った後 もう道路には 雪が積もる。 「雪の日もええもんでっせ。 ほ…

昼の月

午後2時半 雪の日の モノクロームの世界は 時折響く鳥の声だけだ。 窓の外に横殴りの雪が 音もなく 厳しく荒れている いつもの冬。 青い空に 薄い雲が流れて 後ろには 昼間の半月が浮かぶ 明るい今日。 冬の陽の光は 体も心も軽くする。 いくら 風が強くて…

風の強い日

午後2時 南の風が強い 空気がもやっとする 変な日。 図書館にやって来た 村のミッドタウンの 温度計では 16℃。 絵本「キツネ」と 小説と 美術雑誌を受け取った。 強風で 糸魚川の火災は 大規模に広がった。 強風、豪雨、豪雪 自然は人間に厳しいが そよそ…

日本産レモン

日本産レモン 部屋の中に漂う 混じりけのない 天然の香り。 日本産のレモンは 丸くて、皮が薄い。 酸っぱさはまろやか。 そして 私が手にしたレモンは 無農薬だ。 ぎゅっと絞った レモン果汁とレモンを 器に入れて砂糖か蜂蜜 それに熱湯を注ぐ。 色よく淹れ…

暖かい日

午後2時 暖かい日。 雪の原から 湯気が立ち上る。 冬の太陽は 昼を過ぎると もう 山の向こうに 隠れる準備だ。 紫芋、菊芋、小芋 芋、芋、芋・・・ そして大根、キャベツ、大根葉 貰った野菜を駆使した夕食。 これも貰った ぬか漬けのカブラと白菜。 たっぷ…

カリンのお湯割りでも

午後2時 無彩色の世界になる 雪の日。 音が 雪に吸い込まれて 静かなものだ。 明日は 久しぶりに 太陽が顔を出すと 天気予報が言っていた。 やり残した表の仕事を 何とかやり終えよう。 仕事の合間の一服に 甘いカリン果汁の お湯割りでも飲もうよ。

午前7時半 カーテンを開けると 雪だった。 私が寝ている間に 音もせずに 暗い空からしんしんと 降っていたんだね。 白い粉のスプレーを吹いた様に 装った葉の落ちた 木の枝、枝。 水をたっぷりと含んだ雪は 太陽が顔を出すと 溶け始める。 今日は 週に一度…

虹の橋

鴨(うっすらと虹が) 百済からやって着た 渡来人鴨氏が 定住し活躍したから 鴨と言うのだそうだ。 他にも色々な説はあるが そのどれもが 空想を膨らませるのに十分だ。 その鴨。 私はとある用事で 山から降りてきて 車で走る。 田園が広がり その真ん中の道…

パンジーと桜草

パンジーの苗を4鉢 桜草を1鉢貰った。 花のない 茶色の景色になった今 パンジーの優しさは嬉しい。 植木鉢に植え替えて 雪が積もれば 中に入れよう。 GYAOで「特別な一日」を観る。 ソフィア・ローレンとマルチェロ・マストロヤンニの 1977年のイタリ…

Samuraiの俳句

午後5時過ぎ たった17文字の文学。 俳句を読むには 思い切りイメージを 膨らませなくてはならない。 たまに 短歌や俳句に出会うと その前衛さに驚かされる。 例えばこれ。 アメリカのカレンダーに載っていたsamuraiの句。 "Barn's burnt downーnow I can …

午後4時過ぎの月

午後4時10分 淡い空色に 溶けていきそうな薔薇色の雲。 完璧な舞台に すまして現れた半月。 山に囲まれた 谷間の狭い空に 現れたと思えば 消えて行く。 カメラを抱え 月を見上げる私は 無言劇の主人公に 拍手を送る。

きらきら きらきら(2)

午前8時 川筋に沿った道を歩く。 私の足音に驚いて カワセミが飛び立つ。 青い羽の小さな鳥。 この10年間で たった2度の目撃。 弾丸の様に 川面すれすれに真っすぐに飛ぶ カワガラス。 最近は姿を見ない。 夏の鳥なのかも知れない。 鷹にやられて 腹に大…

きらきら きらきら

山の向こうから太陽が 神々しい光と共に 雲を銀色に輝かせ おもむろに顔を出す。 朝露に濡れた樹や葉っぱ 緑やら茶色やら黄色やら きらきら きらきら。 葉の落ちた木の枝から 今 まさに落ちようとしている ガラスの様な露、露、露。 朝のゴージャスな 輝く世…

人参とビーツ

チャックの野菜は どうしてこんなに 小さいんだろう。 卵くらいの大きさのビーツと 手のひらに乗る程の人参。 大根、人参、にんにく、ネギが 元気に育っている道路沿いの畑を 横目に見ながら 毎日ウォーキングをしている。 「中々大きくならないなぁ・・・」…

大溝城跡(2)乙女が池

乙女が池は琵琶湖の内湖だ。 その内湖に抱かれる様に大溝城がたっている、 人の手が入っていない 自然がそのままの乙女が池。 濁った水は けっして汚れた色ではない。 水面を すーっと移動する 鴨の群れ。 池に沿った 木の板の遊歩道に 柔らかく 私の足音が…

朝霧

この季節の よく晴れた朝は カーテンを開けると 窓の外は霧で 白い世界だ。 陽の光を浴びると 白い霧の中から 樹や山が現れる。 今朝 霧の中を 峠を越えて 琵琶湖岸に降りる。 湖岸を走る 車の窓から いつも見える山が 霧の中だ。 毎日毎日 変化のない 同じ…

牛糞と腐葉土

ホカホカと湯気をたてる牛糞肥料。 よく醗酵してるよね。 ビニール袋にパンパンに詰められた木の葉の腐葉土。 野菜作りにやる気満々のチャックは 100%無農薬有機肥料農業を実践している。 雪の積もる冬には作業が出来ない。 「雪が降るまでに」と気ぜわ…

柿の木

細い離合困難な道を アマチュア写真家グループの 観光バスがやってくる。 赤い実がたわわに実った 葉っぱの落ちた柿の木が 一番人気。 猿が食べても カラスがつついても まだまだ残っている柿の実。 やがて 雪の日。 柿の実に 雪が乗っているのも アマチュア…

続・キノコ

成長著しいキノコ ナメコ・・・ですよね? 薪用に貰ってきた 紅葉の木から ニョキニョキ、ニョキニョキ あちらに、こちらに。 五日前から比べると 数も増え、大きくなり 紅葉の木を 薪用に切ったり、割ったりするたび 木肌からキノコをバリバリと取り除く。 …

遠足(2)

空に向かって 広がる空間。 そこには 運動場があり 宿泊施設があり 温泉の施設がある。 黄、赤、茶色の葉っぱの 樹々に囲まれ 後ろに比良山系の山々に 抱かれている。 広い空間と 紅葉に見惚れる。 木いちごとミルクのソフトクリーム。 これは食べないと。 …

遠足(1)

京都から友達が3人 私の住んでいる村の「ミッドタウン」にやって来た。 ランチは道の駅の「田舎の味バイキング」 ここでお腹を一杯にする。 目指すは 何もない村で数少ない観光スポット「天空温泉」だ。 最後の紅葉を愛でようと 低い山の上にある温泉まで歩…

キノコ

朝から 冷たい雨が降っていた 今日。 未整理の 薪用の木の間から ニョキニョキと 茶色いキノコ。 ナメコかな? すぐ側の 薪からは 灰色のが。 あちらにも こちらにも ハタシメジらしきものも。 顔なじみのものでも かわいい姿のものでも 安心は出来ない。 ま…

山霧

暖かい一日。 太陽が 山の向こうから顔を出すと あわてて消えてしまう山霧。 のんびりと 朝ご飯の紅茶を飲んでいた私も 何となく気ぜわしくなり 椅子から立ち上がる。 チャックが忙しそうに 車でやって来た。 前の道路も 北に南に 車が行き交う。 さあさあ …

紅い実

家の前の崖に 小さいのに存在感満載の 紅い実が。 朝から降り続く小雨をまとって 雫となり それはまるで 夜店のりんご飴の様だ。 晩秋の しっとりとした空気の中で 「かわいい」としか言いようのない 名前の知らない紅い実。

モミジ(紅葉)

ケンジさんの所は 古い大きな家と蔵がある。 その家につながる細い道ぞいに 春はアシビや 見上げると桜が 覆いかぶさる様に枝を拡げる。 秋に 桜の葉っぱが散り 今は 真っ赤な紅葉 混じりけのない明るい黄色の紅葉。 雨の降る日でも ここだけは鮮やかだ。 道…

輝き

午後4時 青い空に白い雲。 そして 明るい茶色に染まった 今年の秋の山。 何もかもが 輝いて見える。 「つまらない事で くよくよするのは 止めなさい」 自然は 時として 私にそう声をかける。