自然

アーティチョークを育てたい

種をポットに蒔いて 全然芽がでないじゃないかと ホームセンターで苗を2本買って来た。 しばらくして ポットから次から次へと芽が出始め 結局21本ものミニトマトの苗を 植える事になったのが2ヶ月程前か? ホームセンターのミニトマトは もうそろそろ終…

今日

気温はそう高くはないが 湿度はたっぷりの 今日。 一年中マスクをしているケンジさんが ゴミを焼いている。 私の問いかけに ゼーゼー言いながら 答えてくれる。 「悪い事をしたな」 夏らしい雄大な雲が ゆっくりと流れて行く。 暗くなってから 雷が落ち 雨が…

私自身を叱った

久しぶりにポットに種を蒔き それを大事に植えたコスモスが咲いた。 台風や豪雨で それらが倒れた。 惨めな姿。 千日紅もダリアも・・・ キクイモも薊も・・・ ミニトマトが鳥に悪さされるから ネットを掛けないと。 面倒な事だな。 「そんな事で心を煩わす…

仕事場の内と外

去年の今頃 私が仕事をする小屋のそば スズメバチが巣をして 大騒ぎだった。 今年は仕事場の中。 トックリバチが棚の上の 紙の筒に出たり入ったり。 悪さはしないと聞くが 蜂はいつも私を警戒している。 嫌だなあ。 冬には ヤマネが冬眠していたり 親指程の…

オチヨさんのニンニク

午後4時 台風の置き土産。 黄土色の渦巻く様子はなくなったとはいえ まだ濁っている川。 根こそぎもぎ取られた杉の木。 そして 川の姿が少し変わった。 次の台風でどうなるのか そんな事は考えない。 兎に角 今回はこの程度で終わった。 これでよしとしよう…

月の光

午後10時 西から東へと流れる雲に 白く輝く月が 出たり隠れたり。 暴れん坊で風来坊の台風が 行く先々で騒ぎを起こして 通り過ぎた。 窓から見上げる明るい月の光。 窓から入り込んで来る冷たくて湿った空気。 今夜はラジオから流れて来る音楽も軽やかだ。

食べるのを忘れたミニトマト

7日 午後4時過ぎ 台風の進路にすっぽりと入り 朝からずっと強い雨が降る。 山も木も草も 水をたらふく飲み もう お腹がパンパンだろう。 私は 叩き付ける雨の音と 水かさがどんどん増える川に 心がざわざわと落ち着かず 一日中 狭い小屋の中をウロウロ。 …

ヒグラシの声

ヒグラシの鳴き声は 沢山の鈴が 合奏しているみたい。 山が 震えている様な激しさから 語尾がはかなく消えて行く鳴き声。 夜明けに 開けた窓から飛び込んで来る 激しい鳴き声。 夕方の声は 暑かった一日の終わりを告げる様な 最後の一仕事の鳴き声だ。 深夜…

八月に入ったばかり

午後5時 息苦しい様な空気。 去年はどんなだったかな? こんなに変な夏だったかな? 毎年同じ事を思ってる様な気がする。 でも 山の緑は少し輝きをなくして 秋の準備。 八月に入ったばかりなのに。 今日は トマトが6個。 畑の体裁をとっていない うちのミ…

たった3個の初収穫

手のひらの上で コロコロと転がしたり 上にしたり下にしたり。 こんなにじーっと トマトを見たのは初めてだ。 「ミニトマトは簡単ですよ」 と、皆さんは言われるが。 弱虫トマトには支柱を立てたり と、そりゃあ手間がかかるんです。 赤くなれば 鳥にいたず…

バニラアイスの様な月

午後6時 スプーンですくって食べようか? 暑さの残る夕方に。 銀の器に乗っている バニラアイスの様な月。 涼しい風も吹いて ほっとする 日暮れ時だ。

怪談よりも怖い話

午前7時半 「ヒルに血を吸われた。 タラコみたいに大きいやつに」 と、タイチさんが騒いでいた。 私も数日前 ズボンの裾のシミに気がついていた。 足首に血の固まりと血の跡。 うちの集落はヒルがいないはずだった。 でも最近 知らない間に腕にくっ付いてい…

夏の自然の力強さ

空を行く雲は雄大で 草は強い日差しを浴びて輝き 樹の緑は濃い。 只々暑いと思って過ごして来た 何十回もの夏。 車の通らない道を歩きながら 川のキラキラと跳ね返す光を横目に 鳥の鳴き交わす声を聴き ふと気づいた 私を取り巻く緑。 夏の自然の 深いくっき…

かわいいな・・・

集落の庭に 必ず植わっている花 百日草。 仏壇に供える為に それは沢山の花が 咲いている。 苗を貰って植えはしたが 「地味な花だな」 少し大きくなると 油かすをやる。 又少し大きくなる。 蕾は出たか? お、開きかけたぞ! 咲いた花達を 少し離れて眺める。…

海への長い旅

鮎やアマゴのいる川。 うちの裏を流れる川だ。 「ほー、それはすごい」 と、驚くのはまだ早い。 漁業組合が 軽トラに魚を積んでやって来て 釣るのにいい頃合いのを流すから。 「鰻の大きいのがとれた」 と、奥の集落の人が言っていた。 これは天然鰻だ。 琵…

跳ねる鮎

水の少ない川だけど 今年もやって来る 鮎を釣る人達。 この川に沿った道を歩く。 川面をキラキラと走る光。 そして 跳ねる光。 それは 鮎のジャンプ。 「釣れますか?」と聞かれる。 「いますよ」と答える。 午後に雷のBGM付きで 大雨が降った。 雨は山や畑…

合歓の木

絹糸を束ねた様な姿から 英語の名前は Silk tree。 微かな風に ゆらゆら揺れる。 蜜蜂が 忙しそうに羽音をさせて 花の周りを飛んでいる。 そして 秋の初めに 豆の莢みたいな実を付ける。 川のそば 山への入り口 畑の周り ぽっと灯りをともした様に 立ってい…

白く輝く光の束

午前6時40分 見慣れた風景も 一度として同じ時はない。 朝の7時前。 まだ 空気は冷たく 草の上の露も乾かない。 山の向こうから やっと顔を出した太陽。 白く輝く光の束。 「おう!」と私の心が唸る。 静かな山里が 眠い目をこすりながら ゆっくりと動き…

フードコンピューター (The Food Computer)

2011年 東日本大震災の跡地に立った マサチューセッツ工科大学(MIT)のハーパーは 津波による農地の塩害と放射能汚染を 目の当たりに見た。 そして ハーパーと彼の同僚は 自然環境に左右されない コンピューターが環境をコントロールする 農業を開発した…

「なんだ こりゃ」と私が呆れた

アカモノの実 うちの前の道沿いに アカモノの実が ズラリ。 春には 可憐な鈴の様な花を咲かせ 夏には 珊瑚色の小さな実を付ける アカモノ。 山の樹も花も そして実も 今年は特別に元気だ。 7年程前に植え 大きくならず 実も付けず 「なんだ こりゃ」と私が…

平和な気持ち

抜いても抜いても 終わる事がない 草抜き。 シジフォスか? 不条理世界か? 今日はここ 明日はあっち。 こんもりと積んだ草を 夕方になると焼くのが 日課の一つ。 杉や檜の枝で 勢いをつけて炎を出す。 その上に湿った草の固まり。 白い煙が 川筋に沿って ゆ…

緑に染まりそうだ

毎日の雨。 私はもう緑に染まりそうだ。 手も足も背も伸びてはいないか? 雨に濡れた植物は 濃い緑だ。 背が高くなり 黄色の花を沢山つけたトマト。 青い実は赤くならない。 雨が降れば降る程 緑は繁る。 もう一度言おう。 「私は緑に染まりそうだ」

明るい娘の様な撫子

撫子(ナデシコ) 梅雨と言うには 余りにも厳しい雨が 降り続いている所がある。 私の住んでいる山里も 川の水が随分増えた。 濃いピンクの撫子が 雨に打たれて咲いている。 明るい娘の様な色と形が 今日は嬉しい。

愛すべき葉っぱ、山帰来

山帰来(サンキライ) 愛すべき葉っぱ 山帰来。 ドンガメと呼ぶ地方もある。 柏餅の柏の葉っぱの代わりに 山帰来を使ったりする。 これがとてもいい。 細くて固い蔓は 棘がある。 秋になると 渋い黄色に変わり お洒落だ。 そして 晩秋には 赤い実をつける。 …

とんがり帽子のウツギの実

空気を甘くする ウツギの白い花。 樹形が悪いだの 行儀が悪いだの 私の厳しいチェックにもめげない。 そして 渋いグリーンの実が 梅雨の雨に濡れている。 「どんな色に変わっていくの?」 とんがり帽子の 緑の実に 私は尋ねた。 _____________…

21本のトマト

7月2日 あの青臭い 懐かしい香りのトマト。 お腹いっぱい食べたい。 その思いが 諦めたファーミングを もう一度やってみようと決心させた。 ミニトマトの種を ポットに撒いた。 20鉢程。 いくら待っても 芽が出ない。 シムラさんが 「こんなんあかんで。…

誕生日ギフト 有機野菜

この年になると 誕生日は 余り嬉しいものではないなぁ。 「私もそうだ」と友達が言う。 それを知ってか知らずか チャックは ニコニコしながら 誕生日プレゼントだと 自分の作った野菜を持ってきた。 ありがとう 有り難く頂くよ。 スーパーの小松菜は 茎が固…

誕生日に出会う「ウツボグサ」

あれ? 今頃咲くの? と毎年思う花。 道路脇に咲いている。 薄紫の花に 細い茎。 誕生日に出会ったね。 これで私の記憶にちゃんと収まった。 ウツボグサ 夏の初めに咲く花だと。

ドクダミは男の子

雨に濡れたドクダミの花は しっかりと 上を向いてはいるが 恥ずかしそうに見えないか? 美しい顔をした 細くて背の高い シュッとした 10代の男の子の様だ。 ズボンの裾が擦れるだけで 苦い香りをたてるのも 思春期の気難かしさだ。 その細い茎を ポキポキ…

姿を見せぬ鳥達

「あ、カワガラスだ」 河原の石の上。 慌ててカメラを構えても もういない。 黒くて地味なカワガラス。 川面を超特急で飛び去る そのスピードだけで 私のお気に入りだ。 コンコンコンコン 山の中から 木を叩く音がする。 キツツキ。 暗い夜に ホーともフーと…

熊にばったり出会ったら

裏の川 「オイッ!」 とタイチさんが叱った。 立ち姿で 杉の皮をはいで 食べていた熊。 声に驚いたのか ああ、面倒だなと思ったのか どちらかは知らないが 大人の熊はのっそりと 山の奥に消えたそうだ。 杉の皮まで食べるとは。 甘い蜂の巣も 木苺もないの?…

ウツギ(卯木)の白い花

ウツギ 白い房の美形の花。 山にも 村にも 川の縁にも。 川の縁に 山肌に 道路の脇に 行儀悪く枝を広げ せっかくの美人も これでは台無しだよ。 空気が甘い。 今の季節だけの 見かけによらず やんちゃなウツギからの やさしいギフトだ。

今日は夏至だったのか?

ハルジオン 雨と風の夜が開けた。 表に出ると 窓の網戸が外れて サルスベリの枝が折れて 台風の後のようだ。 いつまでも明るいな と思っていた近頃。 今日は夏至だったのか? でも 雨の夕方は 冷たくて暗い。 こんな日は 到来物の梅酒の お湯割りはどうだろ…

桑の実

雪に押しつぶされて 枝が折れて 満身創痍の木が 山桑だったなんて。 朱色の実が たわわに。 その中に 熟れた黒い実。 人間の好きな物は お猿も鹿も大好き。 さてさて どうしよう。 お猿さんたちに譲ろうか? 気まぐれの 仏心が顔を出す。

呑気そうに小狐が

午後6時半 午後5時半。 大津から帰宅。 「狐と目が合った」と夫が言う。 夫が外で「ちょっと一服」していた時 道路をトントントンと 小狐が呑気そうに小走りしていた。 チッチッと舌を鳴らすと立ち止まり 首をキッとこちらに向けた。 じーっと夫を見る狐。…

コアジサイ(小紫陽花)

コアジサイが咲く頃は 梅雨の季節だ。 毎日雨が降り 木のスプーンに 黴が生え 着ているシャツが いつも湿っている。 今年も 家の前の崖は コアジサイの群れに 覆われているのに 毎日 風の強い 冷たい 雨の降らない日々だ。 気温も低く 私の気分も低空飛行。 …

チャックの畑レポート

昼過ぎ ドアをトントン。 チャックが頼み事。 月、水、金にやって来る。 「次の水曜は用事があって来る事が出来ない。 だから エンドウ豆とスナップエンドウを 収穫してくれないか。 勿論全部貰って欲しい。 そうしないと 金曜日までに育ち過ぎて勿体ない。 …

図書館の裏

休日の 図書館の裏は 賑やかだ。 道の駅で買い物をして 「ちょっと裏の土手まで」 なんだろうね。 緑濃い桜並木の下。 双眼鏡で鳥を観る人 走る子供 写真を撮る人 カフェに座って山を見る人。 そして私は 山の上に広がる 白い雲にため息。 あの雲の下は 琵琶…

賢いセイヨウノコギリソウ

セイヨウノコギリソウ 白い小さな花なのに あまり可愛くない。 葉っぱは まるでヘリンボーン。 随分前に 「アメリカンワイルドフラワー」の種を パラパラと蒔いた。 ワイルドだから 勝手に生えてくるだろう と思ったのに。 顔を出したのは 地味なセイヨウノ…

奥手のブルーベリー

7、8年前 ホームセンターで手に入れた ブルーベリーの苗木2本。 いつまで経っても 大きくならず 花も咲かない。 一本は いつの間にか いなくなり・・・ 雪が融け 葉っぱがポッポと出始め そして 白い小さな花が 五つ、六つの今年。 こうなると 日当りのい…

フルフルと揺れている緑達

喜んでる。 雨に打たれる草木 そして 土も。 緑に覆われて。 こんなに喜んでるのに 雑草だからと言って 引き抜くわけにはいかないね。 これはゲンノショウコ あれはドクダミ ハルジオンもいれば タンポポも。 灰色の空から落ちて来る雨に フルフルと揺れてい…

ホオジロの瞑想

モコモコと フェルトで作った鳥みたいだ。 私が動いているというのに 棒のてっぺんに止ったまま。 瞑想タイムのホオジロ。 「イッピツケイジョウ ツカマツリソウロウ」 って鳴くんだって? 「ええ、性格はいたって生真面目なんです」 夕方 川向こうから聞こ…

しっかり者のノアザミ(野薊)

輝く草原の あちらこちらに咲く 野薊。 濃い緑の 茎も葉っぱも 棘だらけだ。 その上に 紅紫の花。 気持ち良さそうに 空を向いた 完璧なビジュアル。 イギリスのヒースの丘でも 日本の山村でも どこに咲いても しっかり者の娘達。

蝉が鳴いた

紅うつぎ 5月の最後の日。 ニイニイゼミが鳴いた。 大合唱だ。 夜になれば ストーブが必要になる日がある。 初夏に蝉 初夏にストーブ。 半袖のTシャツを着たり 仕舞ってしまったフリースを 引っ張り出したり。 悩む程の事ではないが・・・ いや これはかな…

ちょっと騒がしくないかい?

アカモノ コンコンコンコン キツツキの音がする。 私より早起きのキツツキ。 巣立ったキセキレイは 尾っぽを忙しく振りながら 電線にとまってピーピーと鳴く。 川向こうの杉の林 猿の声。 怒った声、優しい声、小さな声 群れで移動中。 家の前の山の崖に 白…

本「ネイチャーセンター」

30代に 家族で北海道に引っ越した知人の話。 5月18日にここでお話した。 その知人、山本さんの息子さんが チャックと一緒に 今日、我が家に立ち寄った。 「ネイチャーセンター」と言う 一冊の本をお土産に。 北海道当別で エコロジカルコミュニティーを…

キュウリグサ(胡瓜草)

キュウリグサ。 小さい小さい花だ。 群れて咲いている。 車の走る道の側に 山の中の林の中に 明るい所でも 日陰の所でも。 歩いていれば 必ず出会える。 空気が乾き 黄砂で山が煙る事もない 明るい日だった。 夜には ストーブに 大きな薪をくべた。

赤い実を食べるには

コスモス ゲンノショウコ、ドクダミ、ウマノアシガタ。 うちの周りに咲く野の花は 抜いても、抜いても 生えてくる。 種を蒔いたトマトは 小さな芽さえも出てこず コスモス、千日紅は ちいさなポットから やっと顔を出した。 ちょっとした事で すぐに姿を消し…

川向こうの藤

午後2時 華やかだけれども 上品で 淡い緑が少し濃くなった頃 山のあちらこちらで フッサフッサと揺れている 藤の花。 毎日続く暑い日。 川向こうの山に咲いている 藤の群れ。 こんな美しい山娘が 山のあちらこちらに。 スズメバチが飛び始め 私はあわてて …

キセキレイ 旅立ち

21日 くちばしに虫をくわえて 子供を誘って あっちにチョロチョロ こっちにウロウロ。 胸の黄色がまだ薄い 子供のキセキレイ。 親鳥の周りを 同じ様にチョロチョロ。 疲れたのか しばらくすると 薪の間の巣の中へ。 親鳥が子供を呼ぶ ピーピーと言う鳴き声…