自然

なんといい一日の始まり

1月17日 朝 「ああ、綺麗だなぁ」 走っている車をゆっくりと止め しかし 車から出る事なく 運転席から雪の山の写真を撮った。 夜の間に降った雪が 山を覆い それが朝の光で輝いている。 明るい空に雲が流れて なんといい一日の始まりだろう。 車を琵琶湖…

ホッとしている私の心

明るい太陽に照らされた 冬の楢林の山。 葉の落ちた樹々。 鹿が歩いていないかと 黒い物が動いていないかと 私はじっと山に目を凝らす。 水をたっぷり含んだ雪が 椿の枝から 大きな音をたてて落ちた。 驚いて振り向くと 枝がゆさゆさと揺れていた。 あちらこ…

もう一つのアボカド

アボカドを見るたび ロサンゼルスの寂しげな知人と 寂しげな屋上のアボカドを思い出す。 そんな事を昨日話した。 そしてもう一つのアボカド。 最近読んだBBCのサイトの記事から。 私が好きなアボカドは一個の実を育てる為に 272リッターの水が必要だ。 だ…

アボガドと友達の友達

アボガド 1月5日 私はアボガドが好きだ。 わさび醤油で食べたり サラダに入れたり 胡椒を振ってオムレツにしたりする。 その大好きなアボガドの種。 つるつるしていて丸い種を 植木鉢に植えたのは何時だったろう。 すっかり忘れていたが 去年11月 小さな…

重い雪

1月2日 京都から車で1時間。 膝から上まで雪で埋まるなんて 屋根に50センチの雪が載っているなんて この目で確かめないと 信じられないだろう。 朝暗いうちから タイヤチェーンの 大きな音を響かせながら 小屋の前の道路を 除雪ブルドーザーが通り過ぎ…

ついに降った雪

(カラー写真) 天気予報の通り 朝目覚めれば雪だった。 途切れる事なく降り続け 屋根の上に40センチ程積もった。 そして 今も降っている。 除雪車が2度 うちの前の道を往復した。 まだ暗い早朝に 大きな音をたてて 通り過ぎる除雪車。 私も負けずに 赤と…

期待と緊張の季節

日暮れがほんの少しだけど遅くなった。 誰もが嬉しいと言う。 冬が始まったばかりで 春が来るのはまだまだ先なのに。 雪に又埋まり 凍った道に気を使いながら 「やっぱり自然には勝てない」 と思い知らされる季節。 期待と緊張で迎える そんな季節は冬だけだ…

何だろう この香りは?

小糠雨が降り 靄が山を包んだ 暖かい日。 畑から立ち上る 草を燃やす煙が 靄と同化し 緩やかに流れて行く。 何だろう この香りは? 雨に濡れた落葉の 動物の残した糞の それらが土に還る時の匂いだ。 葉や花が 伸び開く時の 溌剌とした青い香りではなく しっ…

北風と冷たい雨の日

(カラー写真) 北風と冷たい雨の一日だった。 でも大丈夫。 首にネックウォーマーをし ライトダウンのジャケットで どこまでも歩いて行けそうだ。 底冷えのする京都で鍛えた体は 標高500m(?)の山の村でも 充分通用するものだ。 道路にまき散らされた…

一気に冬が来た

図書館の裏 夫が京都から帰宅。 「トンネルの出口の温度計が −1℃だった」とか。 私が夕方4時過ぎに通った 山道の温度計は4℃だった。 この数日で 周りの山の広葉樹は すっかり葉を落とした。 一気に冬が来た。 ストーブによく乾いた薪をくべ 上に置いた二…

美しい落ち葉

山のどこかから 風に吹かれてやって来る 広葉樹の落ち葉。 雨に打たれて 枯れた茶色が より深くなった。 針葉樹の人工林に 山の半ばまで埋もれた山。 でも この季節は 楢の葉っぱの茶色が 山肌や道の脇をふかふかと覆う。 冬を前にして 晩秋の湿り気を帯びた…

伐られた銀杏の木

通るたびに 「ああ 綺麗な木だ」 と 見ほれていた銀杏の木。 集落のお寺の木だ。 三角錐の樹形 季節ごとに色を変える葉っぱ。 民家の様な寺の それはいいアクセントになっていた。 その木が丸裸みたいに伐られた。 恥ずかしそうにしている様で 木には失礼だ…

どんぐりと朽ちた葉っぱ

ポケットに入れて 持ち帰ったどんぐり。 茶色の葉っぱの上で 心地良さそうに 寝転がって。 朽ちた葉っぱと共に 雨に洗われ 霧に包まれて やがて 土に還り あるものは 又芽を出し 生を繋ぐ。 秋の木の実の 小さな姿に詰め込まれた 長い物語。

メタセコイアの小枝

メタセコイアの種子 樹形も葉の色も 四季を通じて見る人を感動させる メタセコイア。 「生きた化石」 シーラカンスがそう呼ばれている様に。 昨日 琵琶湖東岸から持ち帰った メタセコイアの小枝。 繊細な葉っぱと 杉 檜と同じ姿の種子は なんともシックな姿…

朴の葉っぱとカウベル

朴の葉 Cow Bell スイスの高原で 牛が首に着けている鈴 カウベル。 広い空間で よく響く様に 厚い鉄でしっかりと 作ってある。 このカウベルは 友達のスイス土産だ。 かれこれ30年程前の。 今はすっかり錆び付いているが 大きな固い音は健在だ。 熊除けの…

季節の終わりの力

道の両脇の 朽ちた葉っぱ。 いかにも 秋の終わりだと 静かに雨に濡れている。 黄色や茶や赤に 輝いていた山々。 静かな山から 感じる熱さに 季節の終わりの力を感じる。 そして 自然の色の変化の楽しさ。 いくら見ても見飽きない。 葉が落ちた後の枝の姿が …

アボガドの芽

アボガドの芽 アボガドの淡い緑の果肉 柔らかくて濃厚な食感と味。 わさび醤油で食べるのも シーザーズサラダの様な 癖のあるドレッシングで食べるのも どれも好きだ。 スーパーマーケットで 食べごろなのを見つけては 買って帰る。 夏の暑いある日。 アボガ…

周りは秋色

京都や大津で 青空のいいお天気でも 山の中では 雨が降ったり止んだりの日だ。 黄色や茶色の紅葉の葉っぱが 雨に濡れて より趣き深くなった。 こんな日に 歩いて帰って来ると 靴に渋い色の葉っぱが 貼り付いている。 周りは全部秋色で 晩秋という言葉の 響き…

黄色い葉の植物

「これはどんな花だっただろう?」 葉っぱが黄色になり 花から種に変わろうとしている 釣鐘状の額の植物が 群れている。 夏の間 葉は青く 花は紫か黄色か・・・? 元気に花が咲いている時は 気がつかず 秋の終わりの今頃に 私の目に留まる。 私のズボンの裾…

ウリハダカエデ(瓜膚楓)

ウリハダカエデ 黄からオレンジへ そして赤へ。 紅葉したウリハダカエデの落ち葉。 選んで拾って帰り 並べて写真を撮る。 「見て 見て こんなに綺麗ですよ」 と 自慢している私が見えるだろうか? 本に挟んだり 額に入れて飾ったり と 色々考えるが 茶色にな…

昨晩NHKFMを聴いていた

毎日 私の周りの山の色が濃くなっていく。 陽の光に照らされた鮮やかさ 日の陰りの中の濡れたような赤や黄 そのどれを見ても自慢したい。 「ほらほら、どうです、いいでしょう」 昨晩NHKFMを聴いていた。 谷川俊太郎と工藤直子の対談で 詩人の谷川が詩人の工…

ふかふかの冬布団

朝晩 ストーブに薪をくべ始めて随分になる。 なのに 布団が薄い夏布団と毛布だけだったなんて。 冬の布団を出した。 ふかふかの冬布団。 暖かい布団にもぐりこんで 眠る事の出来る幸せ。 質素だが3度のご飯を 美味しく食べる幸せ。 雨露をしのげる小屋のあ…

穏やかな日は口笛など吹いて

一日がまだ明け切らない 灰色の空気の中で 鳥が鳴き始める。 目覚めて靴をはき ぼんやりした頭を 冷気で覚醒し トコトコと朝の散歩。 小さなカメラを ズボンのポケットに入れて。 山の向こうから 顔を出した太陽に照らされて 草や樹々が輝いている。 こんな…

白い霧

朝 ドアを開けて外に出ると 白い霧が周りの景色を包んでいる。 昨日の夕方から夜 何台もの車が うちの前を通り過ぎたのは この霧のせいだったのか? 車で30分程の峠。 その峠の下に広がる雲海。 プロ アマに関わらず 写真を撮る人に人気のスポットだ。 私…

役割があっての実のなる木

栗の木 集落の家の周りに 梅、栗、柿の木が 必ず植わっている。 私にとっては ただの実のなる木。 それが この辺りの人達にとっては とても大切な木であった事に 気がついたのは最近だ。 梅は梅干しに 栗はおやつに 柿もおやつと渋柿は干し柿に。 閉ざされた…

水たまりの中の空

夜に雨が降り 朝には青空という日が続く。 朝の散歩中に見た 水たまりの中の空。 そして 昼間の明るい日差しが なんと気持ちのいい事か。 台風で倒れかけたままの柵。 気になっていたのを修理した。 野ブドウやアケビの蔓が絡まった柵。 チョキチョキと蔓を…

倒れたあすなろ(翌桧)の木

翌桧(あすなろ/村の人はヒバと呼ぶ) 台風21号で神社の木が倒れた。 「取りに来てくれる?」 集落の人は 杉であれ雑木であれ廃材であれ うちが何でも喜ぶのを知っている。 車で数分の神社で見た ヒバ(アスナロ)の年輪を数える。 細かい年輪はゆうに8…

すごく幸福でなくてもいい

気持ちのいい日が続く。 朝 山に朝靄がかかり 太陽はまだ山の向こうから 顔を出さない。 冷たい空気が 肺の中まで届く様だ。 野菊が群れて咲き そんな景色の中で暮らしていると 世界の出来事が遠くに見える。 平凡な日常が一番大事だ。 すごく幸福でなくても…

淡い緑のハヤトウリ

ハヤトウリ(隼人瓜) 透明感のある淡い緑色。 棘のある皮をむけばねっとりと 包丁で二つに割れば 洋梨の様な形。 実から果汁が滲み出る 新鮮な内に食べるのが良い。 皮をむいてゴロンと切り キャベツ 人参 玉ねぎ そして 粗挽きソーセージと一緒に ことこと…

炭の燃える音と色

さて 昨日 トミ子さんから貰った炭。 早速夜にストーブにくべた。 燃える薪の上にそっと載せる。 パチパチと音をたてて しびしびと小さな炎をあげて燃える。 炭が暖房手段だった子供時代。 家族が火鉢を囲み みかんを食べたり餅を焼いたり。 ラジオを聞きな…