蕗の佃煮

                蕗の佃煮

私の「小屋」の周りにも 茎の細い若い蕗が群れている。

葉っぱの小さいのは 天ぷらにしたが

しばらく 茎を摘んで佃煮にする事はしていない。

 

昨日

奥の集落の住人から 沢山の山椒の実と

早緑色の茎の蕗を貰った。

 

蕗の皮を剥き 湯がいて 砂糖と醤油と水と酒 

そして 素晴らしい清涼な香りの山椒の実とで炊いた。

炊きすぎず 照りが出たら出来上がり。

手の指と爪も 灰汁で茶色に染まった。

 

甘辛い蕗は 山椒の実の刺激と醤油味。

ご飯との相性が非常に良い。

 

スーパーで 杏色に熟れた南高梅を購入。

毎年 1キロだけ漬ける。

二日間 追熟し 白の琺瑯鍋に20%の塩で漬けた。

梅酢が上がってくるのを楽しみに待とう。

 

大雨の後 山や周りの木々 草達の緑が

より豊かに 色が濃くなった。

貧相な「小屋」は こんな木々に囲まれ

少し趣きを増した。