「下駄で歩いた巴里」林芙美子著

1931年 パリ(Google画像から借用) 1903年(明治36年)に生まれ 1951年(昭和26年) 心臓麻痺で亡くなるまでの 47年間を 小柄な芙美子は下駄を履き カタカタを音を立てながら 胸を張り 一生懸命濃い人生を生きた。 貧しかった芙美子は 「放浪記」がベストセ…

白い花 牡丹蔓(ボタンヅル)

ボタンヅル(牡丹蔓) ボタンヅル 今が盛りの花だ。 アイボリー色の繊細な花びらとしべ。 谷の脇 農家の垣根 川のふちに 蔓を這わせている。 近くに寄って 香りを嗅いだり 蔓を持ちあげ その重さに驚いたり。 今夜は満月。 窓の外の明るさに気づいて 月を見上…

すももジャムパンの朝ごはん

すももジャムと蜂蜜塗りのパン 今朝の涼しい心地よさは 10時過ぎまで続いた。 開け放たれた窓の 薄い白の木綿のカーテンが揺れて そのカーテンから 朝日が透けている。 表の木々の下の 広い陰に椅子を置き いつまでも 座っていたいほど心地いい。 昨日もらっ…

雲と 月と すももジャム

今日の夕方の空に浮かぶ雲は 小さな生物のようだった。 どこに流れるともなく漂い いつの間にか 姿を消した。 午後に 以前私が卵を買っていたヤマケンさんが 紅いすももを 持ってきてくれた。 すももが熟れると 私を思い出すとかで 今年も軽トラで20分 奥か…

白い百合

うちの小屋の周りのあちらこちら 今年も白い百合が咲き始めた。 野原 畦道 道端 農家の家の庭 ポツリポツリ あるいは群生して。 素朴な白い百合 細い緑の茎と葉っぱの上に 重そうに下を向いている。 小屋の周りに色々な野の花が咲く。 開花を待ち望む花の一…

青い琵琶湖

25日 琵琶湖 近江今津 海や湖の色は 空を映している。 それが本当だと 琵琶湖を見るたびに思う。 今日の琵琶湖の面は 深い青で波立ち 竹生島の向こうに 伊吹山が小さく見え 白い雲が 楽しそうだ。 今日 真昼は34度 夕方は27度。 用事で出かけた近江今津の行…

久多の松上げ神事

午後5時半 雨は降ったり止んだりで 草木は喜んだ。 湿度は大変なもので 私はより体がだるくなった。 雨が止んだ後 スマホをズボンのポケットに入れ ぶらりと歩きに出た。 夕方の靄のかかる山 空を走る雲が美しく 写真を一枚撮った。 昨日 23日 左京区久多に…

ヴィーガンのおにぎり

ヴィーガンおにぎり きゅうりの甘酢漬け 19日に行ったファミリーバンドは ヒッピー風の人たちが集う祭りのような場所での 家族で構成されたバンドのライブだ。 地元の人は無料で 誘われて行った。 インドのカレー サンドイッチ ハンバーガー おにぎり そこの…

今日も暑い一日

夕方の雲 午後6時を過ぎ 雲の色が変わり始めると やっと 暑い1日が終わる。 今日も 汗が止まらない日。 うちから車で20分ほどの奥 「ファミリーバンド」を聴きに行った。 2020年9月にも行っている。 バンドの小さかった女の子が 今は私より背が高い。 出店で…

台風7号 避難した

8月16日 台風7号が近畿を縦断 もしくは横断すると ニュースは伝えた。 私は杉の人工林に囲まれた山村に住んでいる。 人工林が根を浅く張るのは 倒木を見ると一目瞭然だ。 倒木は停電 道を塞さぎ 土石流を引き起こす。 豪雨 暴風による土砂崩れ 倒木 洪水を…

揚げ焼きのポテトフライ

揚げ焼きのポテトフライ ピンポン玉くらいの大きさのジャガイモを それこそ 沢山もらった。 こまめに使わないと なかなか減らない。 そのうちに 芽が出て来るのは嫌なので 簡単に料理しては 食べている。 今日は ポテトフライ。 電子レンジでチンして 柔らか…

昼間は37度 夕方から27度

昨日も今日も 目に染みるほどの青い空だ。 昼間の道路のデジタル温度計は 37度で 夕方になると 27度になった。 午後3時過ぎまで 汗と空気の息苦しさで ぼんやりと過ごす日々。 村のどこのキャンプ場も 隙間ないほどのテント群で 難民キャンプの様相。 うちの…

京都へ お墓参り

鴨川 御薗橋辺り 夫の両親の墓参りに京都まで行った。 台風7号がちょうどお盆にやって来る。 早い目にお参りに行こうとなった。 今回は夫と共にだ。 途中までは車の窓を全開にして 京都の街中に入れば エアコンのスイッチを入れた。 夏の日の熱を溜め込んだ…

8月10日の事

ホツツジ 道路脇の崖に咲いていた木の花 ホツツジ。 いつも歩いている道なのに 気がつかなかった。 可愛いからと言って ひと枝手折って持ち帰り 花瓶に挿したりしてはダメだ。 全株が有毒だと Googleが私に教えた。 今日は少しだけ 林芙美子の紀行文 昭和5年…

映画「658km、陽子の旅」

(Google画像から借用) 映画「658km、陽子の旅」 これは絶対に見逃せないと 京都 新風館の映画館 UPLINKまで行った。 『主人公の陽子(菊池凛子)は 20年前に 家族から反対されたにも関わらず 夢を持って 青森から東京に出てきた。 その夢は20年後の今も…

かぼちゃの実

生ゴミを埋めた所から かぼちゃの蔓が伸び 葉が繁り 黄色の花が咲いた。 美しい花だ。 うちの集落で 自然農法 無農薬 有機栽培で 野菜を作っているチャック。 「スーパーで買った野菜の生ごみから 芽を出しても 実は出来ない」とチャックが言う。 遺伝子を一…

日照り続き 

日照り続き。 夕方に植物に水をやる日々。 雨水を溜めている 大きなポリバケツの中の水が すっかり空になった。 だから 炊事に使った 洗い物の綺麗な澄んだ水を捨てずに そのバケツに溜めている。 こんなに大量の水を使い 流していたのかと 驚くほどの量を …

「下駄で歩いた巴里」を図書館から受け取る

図書館に予約していた 「下駄で歩いた巴里」林芙美子著を受け取った。 よく読まれていたのか 思っていたよりも手垢がついている風で 発行日を見たら 20年前だった。 林芙美子が旅した紀行エッセイ20篇を 立松和平が編集した。 最後の解説に 立松和平は 「…

昼間の暑さ 夜の涼しさ

貰った小さなトマトを洗い ガラスの鉢に入れ テーブルの上に置く。 野菜や果物を カゴ 鉢に入れ飾るのが 花を飾るより好きであると 近頃感じる。 今日のトマトは 青みが残り それを愛でながら 完熟の時を待つ楽しみ。 何をするのも 億劫に感じる昼間の暑さか…

午後7時 夕立が降った

今日 午後7時 夕立が降った。 それは 本当にありがたい雨だった。 屋根の上 草木の葉っぱ 焼けた土。 毎日の日照りで 何もかもが乾いた所に 夕立の雨は染み込んだ。 とてもしんどい日だった。 昼ご飯を食べた後 サウナとは こんなだろうかと思うほどの 蒸し…

心に沁みる「花 鳥の鳴き声 カントリー」

小学生が5人の小学校で 鳳仙花と ひまわりの種をもらったのは 去年の秋だったと思う。 それらの種をポッドに蒔いたが ひまわりは3本だけがなんとか芽を出した。 そして 土に移植し 大きくなるのを待った。 茎は細く 蕾は小さい。 どうもこれは ミニひまわ…

きゅうりの甘酢漬け

毎年の事だが 一度に沢山のきゅうりを 何回か貰う。 「いらんかったら 捨ててくれ」 と言われるが そうも出来ない。 冷蔵庫に保存しても 夏野菜はすぐに 新鮮さが失われていく。 ちょうどいい大きさのものから 成り過ぎて ヘチマかと見まがうものまで。 今年…

南西の空に小さな半月

午後7時前の 南西の空を見上げる。 そこには 小さな半月が浮かぶ。 空に 月を見つけた時の 小さな驚き。 その空に浮かぶ雲は 淡いピンク色に染まり 山の後ろから覗く。 晴れた日の夕暮れ 1日の終わりに気づいた月。 図書館から予約本のお知らせが届く。 林芙…

西瓜を食べる

夏の間に 一度は食べたい西瓜。 1/6切れのをスーパーで買い おやつに食べる。 よく冷えた瑞々しい西瓜 ガラスの皿に三角に切ったのを 一人 二切れ。 その姿の可愛さを眺める。 扇風機と換気扇を回しても 汗が滲む小屋で 淡い赤の西瓜の 三角の先から食べ…

夕方の雲

今日は歯科で3ヶ月に一度の検診日。 年に一度の歯のレントゲン 検診ごとの歯の写真。 そして 歯石除去 トリートメントなど 最後に フッ素を塗ってもらって終わり。 こんな健診とメンテナンスを受けていれば 今の子供達には虫歯などはないのかな? と いつも…

パンの端で作る フレンチトースト

小屋の側に植っている 山桑と黒すぐりの実を 一粒ずつ摘んでは 冷凍庫に保存したのは6月。 今年はジャムにする程の 収穫はなかった。 Zipの小さな容器に ほんの少し。 凍った実はサラサラと音がするほどの量だ。 ホームベーカリーで焼いた食パンの端で おや…

今日は秋の気配

かぼちゃの葉 19日の午後から スッと涼しくなった。 日暮れどきの空の雲は もうすっかり秋で 猛暑が続いた後に とてもありがたい事だった。 生ゴミを埋めた土は とてもいい腐葉土になり そこから生ゴミの中のかぼちゃが 芽を出し 大きな葉をつけ 蔓を伸ばし …

NHK eテレ「100分 de 名著」 林芙美子/放浪記

NHKeテレの番組「100分 de 名著」 タレントの伊集院光と NHKアナウンサーが 司会をしている。 誰もが一度は読みたいと思いながら 中々手に取る事が出来ない 古今東西の名著を解説する番組。 今まで 何回か偶然観てはいたが 昨日の林芙美子/放浪記」は面白か…

「水分補給怠りなく」

7月16日 今日はオレンジジュースをグラスに2杯 ヤカンの湯で煮出したほうじ茶を何杯も飲んだ。 自家製ヨーグルトケーキを2切れ。 3食のご飯の他に飲み 食べたものだ。 暑さで食欲が失せる前に 食で体力を維持したい。 数日間 湿度のせいか体がだるく 空と…

夏の終わりを感じた

7月15日 午後4時 スマホはいつもズボンのポケットに。 上を見て 私の好きな雲があれば撮り 下を見て 石ころや枯葉 花があれば撮る。 数日前から 夕方になると ひぐらしの悲しげな声の合唱が涼しげだ。 この声を聴くと なぜか夏の終わりを感じる。 生ゴミを埋…