冬瓜の花 ダリアの花

ダリアと冬瓜の花 冬瓜 ゴーヤ 唐辛子 ジャガイモ トマト・・・ 生ゴミを埋めている土から 未だに芽がでたり 蔓が伸びて花が咲いたりしている。 山桑の細い枝に 冬瓜の蔓が絡みつき そこに咲く黄色の花は 愛嬌があっていいのだが 枝の困った様が気の毒で 思…

今日思った事

灰色の空がやって来て 冷たい雨が降った。 ざーっと通り過ぎた後に 青い空が広がった。 山の上に 小さな雲がぽっかりと浮かんでいるのが とてもいいなあと思った。 銀杏の葉が黄色に変わり 桜の葉が少し色づいた。 突然やった来た秋なので まだ 夏を引きずり…

名残りのダリア

ダリア 沢山のダリアをもらった。 夏の名残りの花と言おう。 大輪の淡いピンク オレンジ 白と赤の花びらの。 全部で30本ほどもあるだろうか。 これは嬉しい。 秋明菊がポツリポツリ ある所には群れて 咲いているが 白い花びらは 冷たい秋風に寂しい風情だ。 …

ひよこ豆カレー 豆腐ケーキ

ひよこ豆のカレー うちから車で15分ほどのところに 山小屋を借りている若い友達がいる。 小さな可愛い小屋で 山間なのに 前が開けて 空が広い場所だ。 その友達から ひよこ豆カレーを作るからとLINEがきた。 若い男の子の友達も同席し そして 男の子が豆腐ケ…

茗荷の花

集落あたりでは すでに茗荷の盛りは過ぎたが 「小屋」のそばでは まだ少しは採れる。 今日は クリーム色の花をつけた茗荷を見つけた。 柴漬は 茄子 赤紫蘇の葉と茗荷で作る。 塩を振って樽に詰めていき 後は時に任せて 発酵を促すだけ。 茗荷のとても美しく …

唐辛子後日譚 夕方の雲

午後5時 昨日は 食材を買いに琵琶湖畔まで行った。 帰ってきたのが 夕方5時。 夕暮れが早くなった空に浮かぶ 美しい雲を見た。 雲は 銀色に輝いて西に流れて行った。 広がる力芝の群生は 盛りをとうに過ぎた。 北風が 秋明菊の茎を無惨に倒して行き 私は も…

生ゴミから野菜

8月に友達にもらった ミニ冬瓜の皮と種を いつもの様に 土に埋めた。 半坪ほどの小さなスペースだ。 しばらくして かぼちゃの様な芽が出 蔓が伸び 黄色の花が咲いた。 そして ミニ冬瓜が生った。 夏になり 殆ど毎日食べている唐辛子。 その種を埋める。 そ…

風に吹かれた枯葉

真新しいアスファルト道路を歩く。 黒い輝きが美しい。 除雪ブルドーザーで痛めつけられた道と違う 滑らかな感触が 靴の裏から伝わる。 その上に散った沢山の枯葉たち。 黄色 茶色 薄茶色 スマホをズボンのポケットから出し 1枚 2枚と撮る。 風が吹けば どこ…

素朴クッキーとコーヒー

変わり映えのしないクッキーとコーヒー。 毎日のおやつに手の込んだお菓子は作らない。 ちゃっちゃと捏ねて 成形し オーブンで焼く。 バターでなく キャノーラ油を使った 丸くて薄い素朴なクッキー。 いくら忙しなく作っても 少しは見栄えも考えよう。 焼く…

秋明菊(貴船菊)

秋明菊(貴船菊) 見た目だけでは分からない。 白い花びらが風に震えている様は 添え木でもしてやらないと 倒れるのではないかと思う。 繁殖力旺盛 土を掘ると葛のような力強い根っこ。 夏になると 手のひらくらいの葉っぱが 土を覆うように繁る。 夏の初め…

広い空 秋茄子の揚げ浸し

稲刈りの終わった田から 立ち上る煙。 なんと平和な風景だろう。 少し靄のかかった空と山々の下の田んぼは 山の村に広がる大きな空間だ。 ここには広い空がある。 塩分と油を控えていたら 毎食のおかずが頼りない。 そこで 沢山もらった茄子とピーマンの一部…

山の色が変わってきた

山の色が変わってきた。 濃い緑の塊のようだった山の姿は 今は色褪せているのに 驚く私だ。 朝の鳥の鳴き声が様々で 一体どれだけの鳥が 小屋の周りを飛び交ったり 枝に留まって 鳴いているのか。 本というのは不思議なものだ。 私の場合 音楽でも 絵でも感…

アオツヅラフジ(青葛藤)

アオツヅラフジ(青葛藤) アオツヅラフジと言う植物を見た事がある人は 私の周りに何人いるだろう? 山の近くに住んでいれば それは簡単に見つかるが ただ 気づかないだけだ。 夏の間は 蔓に青い葉が間隔をおいて付き 秋の始まりに 私が今日驚いた様に 突然…

犬芥子(いぬからし)

夏の間に 放ってあった小さな植木鉢にも 私の知らない野草達が芽を出し 花を咲かせ 種まで付けた。 種の詰まった細い細い莢は バランスよく 外に向かって手を伸ばす。 花は黄色 アブラナ科。 名前は犬芥子だが なぜそんな名前なのか? どの野草にも思う疑問…

ストンと秋になった

小松菜 日常となった豪雨 強風のニュース映像。 気まぐれな日々の荒い天気が 急にストンと秋になった。 私の住んでいる地域の話。 小雨は途切れ途切れに降り 空は灰色だったが 昼間の湿度の低い空気と風。 気持ちのいい日だった。 うちの小屋の周りに棲息し…

雨降りの1日

陶鈴「牛」 雨が降ったり止んだりで 植物はちょうど良い具合に水を吸っただろう。 夕暮れには 山が霧に包まれた。 朝から シジュウカラは忙しそうで 私がドアを開けて外に出ると 急に警戒音を発する。 「ジュジュジュ」 シジュウカラとは違う 少し小さな鳥は…

さつま芋

さつまいもを沢山貰った。 名前は忘れたが 芋の色がオレンジに近いのと 白っぽいのと。 オレンジ色のは 甘くて少しの粘り気があり 白いのは あっさりとしている。 どちらも好きだが 砂糖 小麦粉を使って作る菓子より体に良さそうだ。 収穫した後 しばらくお…

青い 小さなどんぐり

道路に沢山落ちていた グリーンピースより小さなどんぐり。 沢山 ズボンのポケットに入れ持ち帰る。 乾いた葉がくるりと巻き 薄緑のどんぐりがついているのを 小さな木の皿に 小さなどんぐりを載せる。 すっきりとした美しさに 私は満足で 艶のある緑のどん…

今日の出来事 15日

朝に鳴く鳥の声に 今までに聞いたことのないのが加わる。 馴染みのシジュウカラに ギターの低い弦の音のような鳴き声が重なる。 それを聴きながら 朝ご飯のパンを齧り ミルク紅茶を一口啜る。 ポプラの木の葉に 金色の毛虫が群がるのは 毎年の夏の終わり。 …

桑の葉茶 蓬の葉茶

午前10時 山間の日の出は遅い。 山の後ろから太陽が顔を出すのは 9時を回ってからだ。 太陽が顔を出すと 白い霧が消える。 その霧と夜露で濡れた草木 土が キラキラと光り 歩く私の靴も濡れる。 数年も前に植えた花の種が飛んだのか あちこちに その花が草に…

「何か足りない」

蔓穂(ツルボ) 10日 朝。 霧で周りの山が見えなかった。 その霧が晴れると 雨が降った後のように 草や木々 道が濡れていた。 それが とても爽やかな美しさだ。 今日私は何をしたのか? 毎日の家事 仕事をして 合間に吉増剛造を読んだ。 ウォーキングの時に …

深夜の雨 朝の明るい光

胡麻とほうじ茶のクッキー 深夜に強い雨の音が気になり スマホで気象庁の雨雲レーダーを見る。 赤と黄色は豪雨の印。 それがうちの上を動いている。 1時間で通り過ぎるのを確かめ眠る。 目覚めると 水をたっぷりと含んだ木々と土。 窓から差し込む明るい光に…

可愛い薪小屋

薪小屋 冬の暖房は 漁師番屋などで使われているストーブ。 便利さ 暖かさ 働き者について 同じストーブを使っている人と 今日 褒め称えたばかりだ。 そのストーブの為に 夫は一年中 夕方の1時間を薪作りに充てている。 初めの頃は 広葉樹 針葉樹を探し求め …

地味な花 ダンドボロギク

ダンドボロギク 空き地 原っぱ 休耕田 道端 どんな所でも 逞しく育っている。 美しい淡い緑の姿の 地味な花 白い綿毛が飛んだ後の萼の枯れた色。 彼岸花のように 派手でもなく 群れていても目に止まるのは稀で 風に吹かれる 白い綿毛が飛んでいるのを見つけ …

「下駄で歩いた巴里」林芙美子著

1931年 パリ(Google画像から借用) 1903年(明治36年)に生まれ 1951年(昭和26年) 心臓麻痺で亡くなるまでの 47年間を 小柄な芙美子は下駄を履き カタカタを音を立てながら 胸を張り 一生懸命濃い人生を生きた。 貧しかった芙美子は 「放浪記」がベストセ…

白い花 牡丹蔓(ボタンヅル)

ボタンヅル(牡丹蔓) ボタンヅル 今が盛りの花だ。 アイボリー色の繊細な花びらとしべ。 谷の脇 農家の垣根 川のふちに 蔓を這わせている。 近くに寄って 香りを嗅いだり 蔓を持ちあげ その重さに驚いたり。 今夜は満月。 窓の外の明るさに気づいて 月を見上…

すももジャムパンの朝ごはん

すももジャムと蜂蜜塗りのパン 今朝の涼しい心地よさは 10時過ぎまで続いた。 開け放たれた窓の 薄い白の木綿のカーテンが揺れて そのカーテンから 朝日が透けている。 表の木々の下の 広い陰に椅子を置き いつまでも 座っていたいほど心地いい。 昨日もらっ…

雲と 月と すももジャム

今日の夕方の空に浮かぶ雲は 小さな生物のようだった。 どこに流れるともなく漂い いつの間にか 姿を消した。 午後に 以前私が卵を買っていたヤマケンさんが 紅いすももを 持ってきてくれた。 すももが熟れると 私を思い出すとかで 今年も軽トラで20分 奥か…

白い百合

うちの小屋の周りのあちらこちら 今年も白い百合が咲き始めた。 野原 畦道 道端 農家の家の庭 ポツリポツリ あるいは群生して。 素朴な白い百合 細い緑の茎と葉っぱの上に 重そうに下を向いている。 小屋の周りに色々な野の花が咲く。 開花を待ち望む花の一…

青い琵琶湖

25日 琵琶湖 近江今津 海や湖の色は 空を映している。 それが本当だと 琵琶湖を見るたびに思う。 今日の琵琶湖の面は 深い青で波立ち 竹生島の向こうに 伊吹山が小さく見え 白い雲が 楽しそうだ。 今日 真昼は34度 夕方は27度。 用事で出かけた近江今津の行…