花 樹木

今日 一日

今日 WBCのニュースで1日が終わった。 普段 野球は観ないが WBCだけはニュースで結果が気になった。 若くて優秀な選手が沢山いるのに驚き 素直に日本の優勝を喜んだ。 とても 暖かい1日。 ライトダウンのジャケットを着なかった。 それでも 朝と夜はストーブ…

お墓参り 京都

お墓から比叡山を望む 夫の両親のお墓は京都の北西 比叡山が真正面に見える所にある。 去年の暮れは 雪混じりの天気が続き 約半年ぶりに行ってきた。 京都の北部でも 桜の蕾が膨らみ 山にはもう 拳の花があちこちに咲き 畑には菜の花が満開で 「下」はすでに…

チロルチョコと寒の戻り

チロルチョコ 貰ったチロルチョコの袋の上を切り テーブルにそれらを放ち 一つずつ並べると アメリカンポップアートの様だった。 小さくて可愛い物が好きな私は カラフルな紙に包まれたチョコを写真に撮った。 今日は寒の戻り。 北風が冷たく 曇り空。 春だ …

菜の花のおひたし

和歌山の菜の花 茎を思い切りよく切り ぐらぐらと沸いた湯に さっとくぐらし 冷たい水に 濃い緑になった葉と蕾を放った。 軽く絞って揃え 野の花の鉢に盛った。 麺つゆを少し滴らし 胡麻を指で潰しながら散らした。 旬の物には 出来るだけシンプルな味付けが…

去年の茨の実

茨の実 雪が急に溶け出して 現れた去年の茨の実。 小屋のシンボルツリーというには 余りにも地味だ。 小さな淡いピンクかオフホワイトの 花びらが散ると その後に 赤い実が沢山なった。 それらの実が 運よく鳥に突かれず 今 暗い赤 黒い実がポツリポツリ。 …

啓蟄

啓蟄 3月6日 啓蟄 表に置いてある水の入ったバケツに 厚い氷が張っていた。 小屋の中では ストーブで 薪を勢いよく燃やした。 一月 二月と同じ枚数の服を着て 首には ネックウォーマー。 強い風が北から吹いてくる。 でも 日差しは明るく 空には雲一つ浮かば…

川に映る影

午後3時過ぎ ウォーキングに出かけた。 毎日の事だ。 もうすぐ 太陽が山陰に入ってしまう。 少しでも ひなたのあるうちにと 急いで小屋を出て 南に歩き始めた。 山の中は まだ深い雪が残り 吹き降りる風は冷たい。 その山からタヌキが一匹 道を横切り 林に中…

買物と甘い紅茶

樅の葉 昨日会った村の人が 淡い青空を見ながら 「曇りの日はやる気が起きない 今日のように いいお天気だと元気が出る」と言った。 私だけではないのだな お天気で気持ちが変わるのは 私だけだと思っていた。 食材が底をついた。 午後 「下」へ夫と買い物に…

美しい日

八朔 八朔を一日二個食べる。 皮を剥き 器に入れておく。 最近の八朔は甘くて 食べ過ぎてしまう事もある。 今日は完璧な晴天の日だった。 私を取り巻く空気は明るく 青空にトンビが帰って来た。 美しい声で鳴き 3羽、4羽と 高い空の上で円を描いている。 …

ベニウツギ(紅空木)の枯れた実と新芽

ベニウツギ(谷ウツギ)の枯れた実と新芽 雪の上の動物の足跡 山林に落ちている鹿の角 野鳥の巣 盛りを過ぎた枯れた花 等々 街に住んでいたら 見る事のない物たち。 今日 私はベニウツギの枯れた実と 同じ幹から派生した枝に 今か今かと広がるのを待っている…

節分の名残り

トミコさんの家の軒下の 節分の名残り。 軒下の榧(かや)の小枝を見た私は 「イワシはどうしたん?」と訊いた。 「すぐに食うた」と笑う。 トミコさんの家は分かっているだけで築400年。 丹色に塗られた木の板に 地味な常緑樹の緑が美しい。 沢山の漬物をも…

思っていたより深い雪

目覚めると 思っていたより深い雪だった。 まだ 暗いうちから 除雪ブルドーザーがやって来た。 私が気が付いただけでも 今日は4回の除雪があった。 屋根の上の雪は40センチほど。 車の上の雪を降ろして 後は明日に残した。 1月の雪とは 私の中で違って感…

signという言葉

16日 午後5時 朝 小屋のドアを開けると すぐそばに ずっと続いている動物の足跡。 狐か狸か? 朝日に照らされ キラキラと煌めいていた足跡。 夕方になっても その足跡の他には 雪の上についていない。 明日 目が覚めて ドアを開けたら どんな足跡の模様がつ…

「君たちは強いな」

15日 午後3時 山法師の植っている植木鉢に 昨晩から降り続く雪がぽっこりと積もり それが とてもかわいい。 強い北風が吹いて 雪が横に流れ 見ているだけで「おお 寒い」と声が出る。 深い緑のダウンジャンパーと 深い緑の毛糸の帽子 鼻の辺りまで覆っている…

雨と強い北風の一日

今日は 雨と強い北風の1日だった。 冬の雨はとても冷たい。 小屋から一歩も外に出ず 窓から 風に揺れる木々の枝を見て過ごした。 雪の日でも マフラーを巻いて スマホをポケットに入れて 表に出るのに。 数日前 雪の上に落ちていた 枯れた木の花。 濡れたそ…

好きな山の景色

2月11日 午後5時前 一年を通じて いい感じだなと思う景色。 杉の人工林が少ない 広葉樹の山の四季の変化は 淡い色合いの水彩画の様だ。 今 雪解けはまだ先の事で 山の中に鹿が歩いていないかと目を凝らす。 春は木々の芽吹き 拳の白い花 淡いピンクの山桜が…

久しぶりのウォーキング

昨日 何日振りかでウォーキングした。 雪が降る日 雨の降る日 道が溶けた雪で歩きにくい日 そんな日が続いていた。 小さな折り畳み傘(杉の枝から落ちる溶けた雪防止) スマホをポケットに入れて 小屋を出る。 空は青く 軽やかな白い雲が西から東へ。 鳥達の…

熱々パンにバター 蜂蜜 杏ジャム

雪が降ると 人工林の杉の枝や葉っぱに 真っ白な雪が載る。 重さに耐えきれない枝が 雪と一緒に折れる。 その音は静かな山の中に 大きく響く。 そして その枝や木が電線に倒れ掛かり停電になるのだ。 一週間に二度 ホームベーカリーで焼くパンが 発酵が終わっ…

紙の新聞 紙の本

私は 集中して何時間も本を読む事はない。 しかし 活字好きではあるようだ。 フィクションよりも ノンフィクションを好む。 たまに小説を読む事もあるが 読後は 久しぶりに懐かしいものを食べた そんな感じがする。 新聞の書評を読み それに惹かれて 読んで…

杉の林は鉄錆色に

雪の少ない冬は 色々な意味で本当に楽に暮らせる。 今でも日陰 田んぼや畑の様な 平坦な場所には 雪が残っている。 昨日 日当たりのいい雪の田んぼで 猿の家族がはしゃいで遊んでいた。 こういう光景を見るのが楽しい。 杉の林は鉄錆色になり いよいよ花粉の…

泉北ニュータウンのレモン

大阪府堺市泉北ニュータウンのレモン。 それが二個 姉からの荷物の中に入っていた。 堺市の山側 古墳もある丘陵地のニュータウン。 そこをレモンの街にしようというプロジェクトが 2014年に立ち上がった。 今 各家庭の庭 会社や施設にレモンの木が植わり 黄…

冬の日の楽しみ

葉を落とした広葉樹の間に 天然の杉がポツリポツリと立っている。 健康的な山の姿を見るようだ。 美しいなあと思う。 春の芽吹きの 山桜とコブシが咲く時は 眺めても飽きない。 いつも 原田泰治の絵を思い出す。 夕方まで降り続いた 雪と強い北風は 体から熱…

杉の蕾

杉の蕾(雄花) 春になると 空気が黄色くなるほどの 花粉を飛ばす杉の花を見た事のある人。 どれくらいいるだろうか? 杉の人工林に囲まれた山間に住んでいる私は 毎年 その移り変わりを見ての生活だ。 雄花は花粉を飛ばし 雌花はコロンとした茶色の枯れた実…

咲き遅れた蕾

秋明菊 小屋の周りに軽く積もった雪 それは15センチほどだ。 山の向こうから 遅い日の出の輝く光が あたり一面を照らす時 夜の間に降った雪の反射が 目を鋭く射る。 雪の中から 細いがしっかりとした茎に しがみついた小さな塊。 それは 秋に咲いた秋明菊の …

夕方の散歩

霙の様な雪が朝 昼 夕に降った。 屋根から ずっと雨垂れが落ちていた。 夕方になり やっぱり 外の空気を吸いに行こうと 散歩に出た。 ダウン上着のポケットに傘を 胸ポケットにはスマホに入れた。 私は葉の落ちた木の山が好きだ。 春には 芽吹きの緑で覆われ…

冬イチゴ

冬イチゴ 1月1日 木イチゴが実をつけるのは夏や秋だけではない。 冬の初めに 崖に赤い実の蔓を這わせ 雪が降ると その下でじっと春を待ち 雪解けで 瑞々しい実を現す冬イチゴ。 初めて出会った頃 動物達と競争するように採り 少しずつ冷凍庫で保存して ジ…

雪が降り 道路が凍った

12月24日 午後3時 朝 起きると屋根や木の枝に 10センチほどの雪が積もっていた。 そして 粉の様な雪が降り続いていた。 木の柵の上 木の枝の上 野茨の小さな実の上にも載っていた雪。 時が進むにつれて 雪は牡丹雪になり 夕方には みぞれになり 屋根から雨…

冬至の日

苔 今日は待望の冬至なのに 小豆もカボチャも柚子も用意出来ず 山盛りの天ぷらを揚げ 熱い天つゆで。 白菜と りんごと レーズンの フレンチドレッシングのサラダ。 貰った自家製の大根の麹漬けが パリパリと美味しい。 冷たい小雨は昼過ぎには上がり 外回り…

野鳥の餌台

野鳥の餌台 小屋の窓から見える場所 紅木蓮の木のあたりに 野鳥の餌台がある。 合板で作った古くて浅い箱に 枯れ葉を敷き ダンボール ブルーシート 薪等の間にいる 取っても 取っても尽きないカメムシを バラバラと置く。 どこで見ているのか シジュウカラが…

氷に閉じ込められた枯葉

氷に閉じ込められた枯葉 冬は 厳しい季節だが 朝の空気の張り詰めた清廉さ 草や木々の枝や石を覆う霜 溜まり水が氷になり それらの キリッとした緊張感が心地良い。 小屋のそばには 屋根から落ちる水を溜める大きなバケツ そして 白磁の口が欠けた大鉢が 置…