2023-01-01から1ヶ月間の記事一覧

夕焼け空 夜空

1月30日 午後5時20分 買物の帰り 雪の合間の日。 早く買物に行く予定が 午前中に時間のかかる用事があった。 お昼ご飯の後 夫と急いで山を降り 湖岸の町へ。 今年の冬の雪と気温は 久しぶりに厳しい。 食料品を沢山買い込んだ。 これで 雪で閉じ込められても…

昨日と同じような一日

午後5時過ぎ 真冬の色のない世界で 日暮れ時の 淡い夕焼け空の ほのかなピンク色は 心を温かくする。 この空の色を合図に 除雪の手を止めて 小屋の中に入る。 今日は屋根の雪が落ちた。 その雪を 赤のスノーダンプで運び川に捨てる。 単調な労働を繰り返す私…

今日の除雪

午前中に 雪を踏むとバリバリと音がした。 「小屋」に隣接する小屋の 扉の棒に溜まった雪。 風に吹かれて波打った雪は 凍ったままで その姿が面白くて 写真に撮った。 今日の除雪は 又 車の上に積もった雪 小屋の周りの雪など。 昼ご飯の後 4時間 せっせと雪…

雪の日

25日 午後4時 うちから車で20分ほど奥に 「おとうと君」は住んでいる。 そこは ここの2倍の雪が降る。 雪の様子はどんなかと やって来た。 そして 昨晩の台風並みの風の強さを お互いに話した。 今日 40センチか50センチの雪が積もり 除雪をしても また積も…

雪の日にはゆっくりと

数日前から 雪が降るぞ 降るぞと 楽しい事を待っているような変な気分だった。 そして今朝から 雪は降り始めた。 降ったり止んだりの昼間 灰色の空から 青空に変わったりと 目まぐるしく天気が変わり 今まで見た事がないような雲が 形を変えて 飛び去った。 …

雫の音

山の岩盤を 細い水の力で長い時間をかけ 岩をえぐり 小さな洞が出来る。 そこに 岩から滲み出た水が ポトリポトリと落ちる音色は まるで水琴窟。 小さな洞に響く 軽やかな雫の音だ。 朝方まで降った雪は 屋根に薄く積もった。 すぐに溶け始め 屋根から忙しな…

国道の郵便局へ

郵便局の前の国道 集落の郵便ポストの集荷は 午前10時前の1日1回。 うちの小屋の前に 赤の軽バンが止まり うちの白いポストに コトンと郵便物が届く。 そして 500m先の赤いポストで郵便物を回収して 又次の集落へ。 集荷時間に間に合わなければ 私は1…

紙の新聞 紙の本

私は 集中して何時間も本を読む事はない。 しかし 活字好きではあるようだ。 フィクションよりも ノンフィクションを好む。 たまに小説を読む事もあるが 読後は 久しぶりに懐かしいものを食べた そんな感じがする。 新聞の書評を読み それに惹かれて 読んで…

翡翠色の川

琵琶湖に注ぐ源流の川。 淡い翡翠色の 綺麗に澄んだ流れは 今日は穏やかだ。 白い泡を立てて走り去る川は 雪の日でも 晴れた日でも 変わる事なく 元気に見える。 私は毎日 この川に沿って歩く。 スマホをズボンのポケットに入れ マフラーをくるっと巻き 色々…

シジュウカラ  映画「殿、利息でござる!」

シジュウカラ 神経質なシジュウカラを 窓ガラス越しに見る。 私が少しでも動くと パッと飛んで行ってしまう。 スマホで撮るには 難しいなあ。 餌台に好物のカメムシ みかんを置く。 すぐに どこかから 何羽も飛んで来て チーチーと鳴き交わし 餌を食べる。 …

1月も もう半分過ぎた

1月16日 午後3時 狭い山間の村に住んでいる。 だから 平野や海辺より太陽は早く沈む。 今日も 白く輝く光を放ち 一足早く 山の向こうへ消えた。 夕焼けは 5時ごろ。 淡いピンクの小さな雲が ぽっかり浮かんだり オレンジ色の燃えるような雲が 西の空を染めた…

雪が溶けると アケビの蔓が現れた

アケビの蔓 数日後に 雪が降るという天気予報。 今は 暮れに降った雪がどんどん溶けて行き 川の流れの水かさが増えて 茶色に濁った水が激しく流れている。 除雪に明け暮れた去年に比べると なんと 楽な日常だ。 雪が溶けると アケビの蔓と それについた葉が…

好きな器で飲むホットドリンク

先日 ご紹介した「泉北ニュータウンのレモン」を 熱々のレモネード ホットレモンにして飲んだ。 湯呑みにレモンを絞り 蜂蜜をたっぷり加え ストーブの上で湯気をたてているヤカンから ほとばしる熱湯を注ぐ。 その湯呑みは30数年前 寺町二条の骨董屋で買っ…

杉の林は鉄錆色に

雪の少ない冬は 色々な意味で本当に楽に暮らせる。 今でも日陰 田んぼや畑の様な 平坦な場所には 雪が残っている。 昨日 日当たりのいい雪の田んぼで 猿の家族がはしゃいで遊んでいた。 こういう光景を見るのが楽しい。 杉の林は鉄錆色になり いよいよ花粉の…

泉北ニュータウンのレモン

大阪府堺市泉北ニュータウンのレモン。 それが二個 姉からの荷物の中に入っていた。 堺市の山側 古墳もある丘陵地のニュータウン。 そこをレモンの街にしようというプロジェクトが 2014年に立ち上がった。 今 各家庭の庭 会社や施設にレモンの木が植わり 黄…

京都に行く予定だった

1月11日 午後4時 今日は京都の友達の家に行く予定だった。 朝9時ごろ 友達から電話があった。 友達の家は京都市北区。 外の階段も 水溜りも凍っている だから 私の住んでいる所から出て来るのは危険だと。 スリップ事故を経験している私はOK!と従った。 昼ご…

冬の日の楽しみ

葉を落とした広葉樹の間に 天然の杉がポツリポツリと立っている。 健康的な山の姿を見るようだ。 美しいなあと思う。 春の芽吹きの 山桜とコブシが咲く時は 眺めても飽きない。 いつも 原田泰治の絵を思い出す。 夕方まで降り続いた 雪と強い北風は 体から熱…

12枚の絵葉書

友達 知人から時々手紙が届く。 返事をすぐに書こうと思っても 便箋もハガキもない。 絵葉書はあるが 好きなのが残っていない。 パソコン スマホに頼ってしまっている結果だ。 暮れに年賀状を作った勢いで 絵葉書を作ろう。 パソコンに保存してある写真から…

ささやかな願望 メープルシロップ

ココアクッキー 夕ご飯の準備をしながら 私はNHKEテレで「ターシャ・テューダー」を観ていた。 今までも 時々観ているが ちゃんとしたタイトルは知らない。 テューダー家の台所 分厚い鋳物のフライパン。 それで 10センチくらいの大きさの パンケーキを次々…

今日の喜び

今年は七草粥を食べ損ねた。 毎年の粥も 七草ではなく 小松菜だけ 大根葉だけを刻んだりする。 白くて 淡い塩味のさらりとした粥に 刻んだ緑の美しさ。 日本人の感性は褒められていい。 「春の七草」はまだ雪の下。 少し先の春を夢見て冬眠中だ。 数日間降り…

杉の蕾

杉の蕾(雄花) 春になると 空気が黄色くなるほどの 花粉を飛ばす杉の花を見た事のある人。 どれくらいいるだろうか? 杉の人工林に囲まれた山間に住んでいる私は 毎年 その移り変わりを見ての生活だ。 雄花は花粉を飛ばし 雌花はコロンとした茶色の枯れた実…

昨日も今日も同じ

今日も又 一日中霙まじりの雪が降り 飛行機のジェット音が 南の空から 頻繁に聞こえた。 朝の暗い内から 除雪ブルドーザーが 地響きと除雪の音を立てて通った。 野鳥の餌台に 二つ切りにしたみかんを置くと 雑食のシジュウカラ ヤマガラが 入れ替わり飛んで…

咲き遅れた蕾

秋明菊 小屋の周りに軽く積もった雪 それは15センチほどだ。 山の向こうから 遅い日の出の輝く光が あたり一面を照らす時 夜の間に降った雪の反射が 目を鋭く射る。 雪の中から 細いがしっかりとした茎に しがみついた小さな塊。 それは 秋に咲いた秋明菊の …

お正月は終わった

大きな傘を広げて 外に出る。 霙の様な水を含んだ雪が 灰色の空から舞い降りる。 すぐに傘は重くなり 傘の縁から雫が落ちる。 その灰色の空の上から 飛行機のジェット音が聞こえる。 以前と同じように 南の空を 頻繁に飛行機が飛ぶ。 音の無い冬の雪景色の中…

夕方の散歩

霙の様な雪が朝 昼 夕に降った。 屋根から ずっと雨垂れが落ちていた。 夕方になり やっぱり 外の空気を吸いに行こうと 散歩に出た。 ダウン上着のポケットに傘を 胸ポケットにはスマホに入れた。 私は葉の落ちた木の山が好きだ。 春には 芽吹きの緑で覆われ…

冬イチゴ

冬イチゴ 1月1日 木イチゴが実をつけるのは夏や秋だけではない。 冬の初めに 崖に赤い実の蔓を這わせ 雪が降ると その下でじっと春を待ち 雪解けで 瑞々しい実を現す冬イチゴ。 初めて出会った頃 動物達と競争するように採り 少しずつ冷凍庫で保存して ジ…

明けまして おめでとうございます

太陽が明るく輝く新年になりました。 戦争 新型コロナ 気候変動 貧困 小さな地球が悲鳴をあげています。 どうぞ 少しでもいい年になりますように。