私の住んでいる地域は 典型的な限界集落だ。
かつて 賑わった村に小学校が2校。
そのうちの一つは廃校になり
もう一つは街から移住してきた家族の子供が三人。
生徒より 先生の人数が多い。
そんな 自然に溢れた村の学校の
ゆったりとした教育の一環として「鯖のへしこ」作り。
子供達が 村の「鯖のへしこ」作りの
ベテランの指導で作ったへしこを買った。
半身 ¥500
鯖のへしこは北陸に伝わる発酵保存食だ。
滋賀県北部にもそれは伝わっている。
糠と塩の中で鯖を漬けた
塩辛く そして糠のいい香りがする
味わい深いものだ。
薄く削ぎ切りにしたへしこと
ヨシヒコ君に貰った新米。
輝く炊きたての新米と
小さな手をした子供達が作った
熟成したへしこ。
たまらなく美味しい。
赤蕪の甘酢漬けと 味噌汁
そして へしこのおにぎり。
とてもいい昼ごはんだった。