籾殻から白米へ

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今週の日曜に

ヨシヒコ君は稲刈りをするはずだ。

 

途中に

鹿 鳩 猿に食べられたりして

やっと黄金色に実った米だ。

 

こんな小さな米粒を

主食に育てた先祖の熱意に

稲穂や麦の穂を見るたび感心する。

 

遠い昔から 改良を続け

より美味しく 沢山の米を麦をと

努めての今だ。

 

最初は籾殻が付いたままだったのか。

そして脱穀をし

籾を取り玄米にし

段々と白い米になっていったのだろう。

 

艶々とした

炊きたてのご飯を

何よりのご馳走と感じる。

 

鯵の干物を焼き

醤油を垂らす。

それに

茄子と揚げ、ワカメの味噌汁

漬物と塩こぶでもあれば

私のお腹は十分に喜ぶ。

 

小さな米粒を

最初に食べることを思いついた

遠い先祖にひたすら感謝の

新米の季節だ。