トンビの長閑な鳴き声が 頭上から聞こえる。 高音のよく通る声だ。 空を見上げると ゆっくりと 大きく旋回する姿が 小さく見える。 そして 山の上にふわりと浮かぶ半月に 私は気付くのだ。 トンビよ トンビ そんなに高い 青い空の中で 半月を背に 気流に乗り…
引用をストックしました
引用するにはまずログインしてください
引用をストックできませんでした。再度お試しください
限定公開記事のため引用できません。