秋の花は 今が盛り。
曇り空の下でも 晴天の下でも
控えめな彩りで咲いている。
「小屋」の周りでは 何本もの秋明菊が
白い花びらを揺らし
川へ降りる 細い道には
邪魔になるほどのミゾソバが群れて
ボロギクは
広い原っぱを我が物顔で占領し
風に その綿毛が舞う。
カーペットの様に広がっていた野菊は
タイチさんに あっさりと
草刈機で刈られた。
明るい黄色の月見草が
咲いているのは道路の脇
数本づつが ポツリポツリと咲いている。
夜露を残したその薄い花びらは
歩く私を 首を傾げて見ているような・・・