晩夏 ピンクの山野草

            加賀野薊(カガノアザミ

暑い夏は居座っているが。

晩夏の花たちは 律儀にちゃんと咲き始めた。

 

「小屋」のそばに 初めて一輪だけ

淡いピンクの「蔓穂ツルボ)」が咲いた。

これは嬉しい事だ。

 

濃いピンクの本当に可愛い

現の証拠ゲンノショウコ)」

これは有名な漢方薬

刈るほど繁茂しているが 薬草にしようとは思わない。

 

「加賀野薊(カガノアザミ)」の花は

淡いピンクで いつも下を向いている。

内気そうに見えるが 

しっかりした茎に 細い枝を伸ばし

棘を持った葉をわんさと付けている。

この花も あちらこちらに咲いて逞しい。

 

そんな事を見ながら 思いながら

葉を摘み 裏返したり

空にかざしてみたりしている。

 

一週間ほど前から

電線にいつも止まっている猛禽類の鳥「サシバ

そろそろ 南に帰るのか?