2022-07-01から1ヶ月間の記事一覧

すもものジャム

黄色のすもも 奥の集落に住む「ヤマケン」さんから 私は卵を買っている。 この季節には 赤か黄色のすももが 卵と一緒に届く。 鶏小屋のそばの大きな すももの木。 よく熟れたすももの実は 鳥や熊も大好物。 「ヤマケン」さんは そのすももを 「ジャムにして…

笑ったり 感動したりした事だけを書く

今日 午後7時半 山の中の 小さな小屋に住み 鳥の鳴き声を聞きながら 日々暮らし 空を見上げて 雲を愛で 旅先で座ったのと同じ椅子が 我が家に来たと喜び 質素なおかずを作っては 夫と食べ いつもズボンのポケットに入れている スマホで 草むらの花を撮り 枯…

野鳥 ホオジロ

28日 朝 数日前から 朝の食事時に 金属音の様な鳴き声が 小屋のすぐそばで聞こえる。 それはホオジロの鳴き声だ。 その鳴き声のリズムは ホトトギスの「トッキョトキャキョク」に似ている。 頬に白い線 雀に似た平凡な姿。 得意げに 何回も何回も鳴いてい…

やって来た Santa Feスタイルの椅子

やって来た Santa Fe スタイルの椅子 私の初めて行った旅を 思い出させる椅子。 友達の家にある その椅子を 友達がいとも簡単に「あげるよ」と言った時 狭いワンルームの小屋に この椅子を置くスペースが あるかどうか・・・ 6月初旬の事だ。 先日 用事でそ…

夜の冷気 サイモン&ガーファンクル

夜の雨の音と 川の流れの音を聞きながら クランベリーの入った 微かな酸味のクッキーと 冷たいお茶をそばに置き パソコンを開く。 いつもの夜のように 冷たい風が窓から入ってくる。 昼間の暑さが夢のようだ。 咲き誇っていた アメリカンワイルドフラワー。 …

立ち話 胡瓜について

風は強いが 気持ちのいい日。 うちの前で 車が止まる。 Aさんだ。 草抜きの手を止め 立ち話。 今朝 Aさん宅に 集落の人が軽トラで 胡瓜を袋がはち切れる程 持ってきてくれた。 男の独り身なのに そんなに食べられない。 「きゅうちゃんを作ればいい」と言わ…

胡瓜のピクルス

一年に一度 胡瓜のピクルスを作る。 夏以外に胡瓜を食べない我が家では 旬の胡瓜で 玉ねぎの薄切りと共に 酸っぱいのを少しだけ作る。 今年も沢山の胡瓜をもらい 50本分ものQちゃん漬けを作ってしまったが ついでにピクルスもと 夕食準備と並行して作った…

今日の出来事

深夜の大雨で 黄土色になった川が うねる様に流れていた朝。 昼過ぎには ミルク紅茶色に変わり 流れも緩やかに 水嵩も少なくなった。 山や小屋の周りの緑は 雨を含み益々鮮やかに輝く。 トミコさんからの電話で 又々きゅうりをもらいに行く。 「いらんかった…

トンビの羽と 枯れた薊の萼

薊の萼とトンビの羽 小屋の窓の向こう 前をしっかりと見つめて飛ぶトンビ。 電信柱のてっぺんで ピーヒョロと鳴いている下を 私が歩いているのを 知っているはずだ。 顔馴染みとでも呼ぼうか。 そのトンビの羽かどうかは分からない。 草の上にハラリとした風…

ノリウツギ(糊空木)の花

ノリウツギ(糊空木)の花 冬の雪の上に ココア色の枯れた花。 この美しい花はなんだろうと持ち帰り 枯れた花のコレクションの一つにした。 その花は 多分ノリウツギだろう。 山の端に 瑞々しい緑の葉に囲まれ オフホワイトの紫陽花のような花が こぼれる様…

自家製きゅうりのきゅうちゃん漬

きゅうりのきゅうちゃん 友達から きゅうりのきゅうちゃん漬けのレシピが届いた。 以前作ったのは 村の奥さん達のレシピで とてもややこしく 面倒なものだった。 沢山のきゅうりを貰う夏に 簡単に出来て 美味しい漬物はありがたい。 すぐに作ってみた。 輪切…

絵本「かしこくいきるしまりす」 手島圭二郎 著

NHKEテレ「日曜美術館」で観て以来 ずっと気になり 図書館で借りた 手島圭二郎の絵本 3冊。 それは 「かしこくいきるしまりす」 「きたきつねとはるのいのち」 「おおはくちょうのそら」 手島圭二郎は 北海道に生まれ 育ち ずっと住み続け 力強いタッチの木…

合歓の花

合歓の花 一晩中 強い雨が降り続いた。 今朝 霧のような雨の中 背の高い合歓の木の下に 淡いピンクの絹糸のような花が 沢山落ちていた。 それは 雨に濡れた子猫の毛の様に ピンピンと固まって 可愛い。 山の木々の葉 原っぱの草 そして 花びらに雨の露が光り…

ヒグラシと合歓の木

夕方にヒグラシが鳴き始めた。 夜に寂しげな声でなく 鳥のトラツグミ。 そのトラツグミの声に負けないほどの 寂しい声で鳴く。 まだ ここに引っ越してくる前 草刈りに来た日 ヒグラシが鳴き始めると 帰る準備をした。 その声が 侘しく 寂しく 私はやるせなく…

鰯とタイム

秋刀魚 鰯 鯖 鯵 「背の青い魚」は 一週間に一度は 食べるようにしている。 特に好きだと言うわけではないが 目の綺麗な 艶々とした姿を見ると まずは 醤油味を思う。 今回は中サイズの鰯を7尾。 フライパンに醤油 酒 酢 砂糖を煮立て 鰯をそっと並べ たっ…

雨が上がった

豪雨で水害の所もあったが うちのあたりは 大雨と小糠雨が交互に降った。 周りは山で 地の下は伏流水が豊かに流れている。 湿気の中に住んでいるようなものだ。 小さな木の小屋に住んでいる。 雨の日でも窓を開け 暑ければ換気扇を回す。 カビが生えそうなら…

豪雨 図書館の本3冊

山法師 豪雨である。 乾いた土に 雨が沁み込む。 草や木が 生き生きとするのを感じる。 雷が山の向こうで鳴り 川の水はコーヒー牛乳色。 図書館から受け取った本は3冊。 NHKの「日曜美術館」で紹介された 手島圭三郎の絵本だ。 友達も是非と知らせてきた。 …

知人夫婦がやって来た

京都の知人夫婦がやって来た。 小豆島の とても美味しい素麺の取り寄せ。 それを お世話してもらっている。 配達がてらに 初めてうちに来てくれたのだ。 フランス人のポリンに習ったクレープを焼いた。 包む具は 鋳物フライパンで焼いたチキンの胸肉 タイム…