朝 網戸のドアを開け 表に出る。 向かいの山から コンコンコンと軽い規則的な音。 おお なんと久しぶり! 夜に橋の上で思索する狐より もっともっと 出会いの少ない キツツキだ。 一年に一度か二度。 川の向こうか 向かいの山か 軽い音を響かせる。 時折 道…
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