2018-03-04 川は軽やかに流れて 自然 ひな祭りの三日の朝。 水たまりは凍って 植物の上には霜が降りた。 太陽が山の向こうから顔を出すと あちらこちらから 蒸気の白い靄が立った。 午前中に京都に出かけた夫。 山道の途中でスリップしたと 昼過ぎに帰宅するなり報告した。 「おお、恐ろしや」 雪でまだ遊べると チャックは子供や友達を連れて やって来る。 川は音も軽やかに流れ シジュウカラは群れで 賑やかに飛び交う。 冬ごもりしていた私は 土の中から顔を出す まるで虫の様な気分だ。