晩秋 「これは私の物語」橙書店の本棚から」

               栃の木 クロモジの木

一雨ごとに 秋が深まっていく。

赤や 黄色の木々に埋まった山が

深い靄に包まれたり 曇ったりする。

私は傘をさし 「小屋」のそばから見上げている。

しっとりとした 深い美しさだ。

 

「小屋」のそばに立つ 栃 クロモジの黄色の葉

深い赤のヤマボウシ(山法師)の葉。

春の萌える緑の葉より 心に響く。

 

新聞書評欄の小さな紹介記事に興味を持ち

図書館から借りた。

『「これは私の物語」橙書店の本棚から 田尻尚子著』

著者の田尻尚子さんは 熊本で小さな本屋を営み

その橙書店には 喫茶店も併設されている。

それを聞くだけで 一度訪ねてみたいと思う。

80近い本の読後の感想は 日本の作家 詩人

韓国の女性作家 アメリカ カナダ ヨーロッパの作家

写真集など 多岐に渡る。

ジェンダー フェミニズムも語る。

 

心が沈んだり 落ち込んだりした時に本を読めば

知らない広い世界に導かれる。

そして 心が軽くなっているのを感じる。

田尻尚子さんも 同じ様な事を書いている。

私はむしゃぶるように本を読む愛読者でも 

壁に自分の気に入った本を並べる蔵書家でもない。

本は「世界は広いのだよ」と教えてくれる。

そこが好きなのだ。