「コンコンコンコン」と キツツキが木を叩く音。 少し離れた山の あの辺りから聞こえる。 鄙びた山の夕暮れに 「お久しぶり」 とでも言いたげな軽いリズム。 姿も見せずに 木を叩く音だけの知り合いだ。 強い北風が吹き続き それが終わった頃に 「コンコンコ…
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