2019-04-01から1ヶ月間の記事一覧

もう少しがんばって!

バッテリー パソコンのファンがしょっちゅう回る。 その時はインターネットが働かない。 この状態が半年くらい前から続く。 Googleのああしろこうしろという指示を 改良に向けて全てやった。 でも ファンは頻繁に回る。 私のパソコンは2010年製だ。 とおに寿…

樹々が一番美しい時

エゴの木 若緑の葉っぱを付けている樹々は 今が自分の一番美しい時だと 知っているのだろうか? 朝眺めた柔らかい葉っぱ。 夕方に様子伺いに覗くと もう違う姿になっている。 若くて美しい時を どうしてそんなに 行き急ぐの? 春の嵐を まともに受けた細い枝…

冬の逆戻り

ストーブの上に ステンレスのやかんを三つ。 そして 白いコーヒーのポットが1つ。 やかんから 勢い良く湯気がたち 琺瑯のポットから コーヒーの芳しい香り。 音をたてて吹く強い風 冷たい霙や霰が 窓ガラスにあたり 冬の逆戻りの日だった。 薪を惜しげもな…

マッコリの器

マッコリの器 鉄分の多い赤い土に 灰釉をかけて焼いただけの 素朴な濃い鉄色の器。 形もあっさりとずっしり。 でも 白いマッコリを注ぎ 片手で持って飲むのに 滑ってはいけない。 だから 口の下の辺りに 滑り止めのカンナの跡。 朝鮮李朝時代に 平民達が日常…

わすれな草の運命

わすれな草 「どうしてこんな所にわすれな草が?」 小屋前の車が走る道の脇に 小さなブルーの花が ふらふらと風に吹かれて咲いていた。 「こんな雑草が欲しいのか?」 と不思議がるオチヨさんの 納屋の周りから沢山引き抜いて 小屋の前の花壇に植えたのが1…

岡山(2) 倉敷(美観地区)

美観地区近くのホテルに泊まり ゆっくりと白壁の町を散策した。 どうぞ ご一緒に。 20日 夕方6時過ぎ 倉敷美観地区の夜の灯りは レトロな街灯だけだ。 そのぼんやりとした灯りが 通りから路地まで 優しく照らしている。 堀を行く観光舟も お客を数人乗せ…

岡山(1) 矢掛町

4月20日と21日。 両親のお墓参りに岡山まで 姉と共に行ってきた。 父と母は人生の大半を大阪で過ごしたが お墓は父の故郷岡山にある。 温暖でのんびりとしたいい所だ。 墓地のある丘から 小高い丘の頂きにある墓地まで 最寄りの駅からタクシーで行った…

花壇の葉わさび

葉わさびの花 清らかな水がいつも流れている 小屋の北側の谷。 この季節になると 艶のある葉を豊かにつけた 葉わさびが育っていたものだ。 6年前の台風豪雨で 谷底がすっかりさらわれた。 山菜採りの人達が 大喜びで採っていった。 鹿が食べ尽くした。 葉わ…

「ああ やっと春なのだ」

大津市瀬田 龍谷大学 黄砂に煙った山に 山桜とコブシが咲いている。 樹々の葉っぱは淡い赤で 柔らかい緑に変るには後少し。 時と追いかけっこをしている様に 刻々と変化している山の姿。 そして 村の橋の上を ツバメが数羽飛んでいた。 「やあ 今年もやって…

二坪小屋(扉と窓)

窓の側にある丸いテーブルは 比良山系のリスが生息している所に 生えていた樅の木で作った。 年輪が80程ある。 何かの理由で伐られた樅。 それを貰った。 夫がチェーンソーで ラフにカットした。 サンダーで滑らかにし 私がチーク色を塗った。 今もまだ乾…

二坪小屋(床)

最初から床はコンクリートと決めていた。 雪や雨 泥で汚れた靴でも コンクリートなら大丈夫。 そこにちょっとしたアクセントが欲しい。 タイルを作りそれを貼ろう。 同じ時に焼いたブログヘッダーの 「兎」「鳥」「野の草」のタイルと同じだ。 私の頭の中で…

二坪小屋(棚と天井)

何かを飾ったり 置いたりする棚。 そんなものが欲しい。 「弟君」が持って来てくれた 製材してある杉の板。 それで作った棚。 塗料を椅子と同じのにするか それとも 白にするか。 チャックの「白がいい」 それで決まった。 狭い部屋の場合 個性が出る天然木…

二坪小屋 (低いテーブル)

一体いつになったら出来るのか? 手作り二坪小屋を楽しみに待っている 友達の声が聞こえる。 仕事の合間に少しずつ。 だから 2年近く掛かったのではないか。 私は壁の板を張る 内外の壁にペンキを塗る 家具に塗料を塗る。 単純作業のみだ。 後は全部夫が作…

桜が咲き 草は緑で

図書館裏の桜並木 4/12 桜の花びらが散る前に。 「ミッドタウン」に用事はないが 道の駅まで車を30分走らせた。 そして ゆるい階段を7段程上がり 図書館の裏の桜並木まで。 例年よりも 少しスッキリとした並木。 去年の2回の強い台風に 痛めつけられ…

愛らしい花 その名はイワナシ

イワナシ どうしてこんなに完璧なんだろう 自然の造形は。 白い筒状で 花びらは淡いピンク。 覗き込むと 黄色のシベが行儀いい。 この愛らしい花は イワナシ。 花を見ると ついつい顔を近づけてしまう。 うちの小屋の前の崖に 毎年群れて咲くのに 今年はぱら…

「春に乗り遅れてはいけないからね」

黒文字(クロモジ)の蕾 小雨が降り続き 冷たい 雨の日だった。 雨の露が 黒文字の枝に連なり イルミネーションの様だ。 勿論 雨露の方がずっと美しい。 キセキレイが雨の中 忙しなく飛び回る。 長い尾をぴんぴん揺らして。 黄色の胸の羽毛が見事だ。 私が表…

自然であれ裏切りはよくない

4月9日 自然であれ 裏切りはよくない。 やっと春が来た 桜が咲いた 花見だ チューリップも咲いたと 喜ばせておいて。 天気予報では 10日の当地域は雪模様だ。 今日も冷たい北風が 私の頬に吹き付けた。 図書館の裏の桜よ。 私があんた達に会いに行く木曜…

恥ずかしそうな人参葉

人参の若芽 日々は小さな驚きの連続だ。 去年のいつだったか・・・ 人参の種を蒔いた事がある。 濃い緑の葉っぱに オレンジ色の人参。 かわいさの成長を 目で確かめたかった。 いい土ではなかったが ざっと種を蒔き しばらくしたら小さな芽が沢山出た。 そろ…

自然素材のベッドで冬ごもり

徳利蜂の巣 蜂の小さな口で泥をくわえ せっせと運んでは 丸い徳利の形を作る。 その中に 蜂の卵と生きた昆虫。 卵からかえった蜂の子供は 親が入れてくれた餌の昆虫を食べて育つ。 そして 土で出来た壁を割って巣立って行く。 実に逞しい。 丸く 素朴で かわ…

図書館の裏の桜はまだ蕾

図書館の裏の桜(4月4日) 図書館の裏の大きな川は 下へ下へと流れて 琵琶湖にたどり着く。 その川の堤の長い桜並木。 途切れる所はあるが 琵琶湖へと続いている。 灰色だった 山の村の冬が終わり 堤が長い桜の淡いピンクの帯に変る。 それは 見事なものだ…

昨日の雪が遠い出来事の様だ

図書館の裏 私が住んでいる村で 一番好きな場所が 図書館の裏の堤だ。 ここからは 広い河原の東側に 比良山系が望める。 道の駅のレストランから この風景を眺めながら ご飯を食べるのは 心底 至福の時だ。 堤に植えられた 何十本もの桜の木は まだ蕾が堅い…

4月3日 雪

冬のフード付きのコートは すでに仕舞った。 暖かい日が続いた後に。 それではと ゴソゴソと引っ張り出した 毛糸の靴下で ワークブーツの中は温かい。 朝ご飯の前に カメラを持って近くを歩こう。 手を広げて 「やっと起きたんだね」と 私を待っている雪を纏…

シンプルな豊かさ

朝目覚めれば こちらも雪だった。 屋根の上に5センチほど。 空は吸い込まれそうな青で 屋根から滴り落ちる 雪解け水は 朝日を浴びて光り輝く。 「美しい・・・」 昼前に 空は灰色に変わったと思うと 強い風に雪が吹かれて行く。 冷たい冷たい4月の始め。 …

胃の腑に染み渡るスープ

数分毎に天気が変わる と、言っても大げさではない。 そんな日だった。 明るい陽の光の中を シャワーの様に降る雨。 私は虹がどこかに出ていないかと 表に出て空を見上げた。 夕方には 霙が北風に吹かれて 斜めに降っていた。 体に温かい英気を注ぎたい。 九…