30日から新年3日までお休みです

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大変な事の多い一年だった。

打たれても 打たれても強い私たち。

こうやって人間は長い歴史を作ってきたんだと思う。

もう一度 私達の住む小さな青い惑星に

愛を語ってみないか?

 

30日から 来年の1月3日までブログをお休みします。

2022年 寅年もよろしくお願いします。

 

どうぞ良いお年を❣️お迎え下さい。

大雪の日

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近所 27日4時

昨日 今日と たっぷりと雪が降った。

ニュースでは 彦根が大雪だと報じているが

私の住んでいる村は もっと大雪だ。

 

うちの小屋の屋根も周りも 車の上も

厚い雪で覆われた。

 

停電が3回 光ファイバー回線が切れて

インターネットとテレビが使えなくなった。

今は回復して こうやってパソコンを前にしている。

 

私も除雪に精を出したのは言うまでのない。

ダンプで雪を掬っては 谷まで運び捨てる。

その単純な作業は いいエクササイズだ。

 

冬が終わっていつも思うのは

「大雪だと騒いでいたが

ヨイショヨイショと雪かきをしたのは

冬の間に3、4回ほどだったな」という事だ。

面倒がらずに 雪と付き合おう。

 

特別な事は何もしない年の暮れだが

年賀状をまだ作っていないのが

少しのストレスになっている。

 

明日も なんやかやと忙しい。

時々 見慣れた雪景色でも眺めて

一息入れながら 雪を愛でながら暮らそう。

ドイツのシュトーレン

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業務スーパーシュトーレン

業務スーパーの欧米輸入菓子。

ロシアのクッキー ベルギーのアップルパイやワッフル

スペイン ポーランド フランス アメリカ イタリア

ノルウェー スエーデン ドイツ等々。

どれを食べても がっかりしない。

 

そして

11月の終わり頃から

業務スーパーに無造作に積み上げられたシュトーレン

すぐに売り切れる。

今年はやっとドイツのシュトーレンを手に入れた。

買ったのは一ヶ月ほど前。

 

ドイツのスーパーで

安価な値段で売られているだろう

そのクリスマス菓子。

アルミ袋をハサミで切ると

ラム酒のいい香りがたった。

 

薄くスライスし 

アールグレイのミルク紅茶を淹れた。

しっとりとしたシュトーレン

香りいい熱々の紅茶。

我が家のクリスマス料理は

この一品だけだ。

 

深夜に窓から雪を見る。

車の上の雪は20センチほど。

朝目覚めれば どれほど積もっているのだろう。

琵琶湖畔 冬枯れの木々

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琵琶湖西 新旭

 

琵琶湖畔に茂る木々は

自然に生えて 大きくなった。

 

そばに車の道路が出来ても

元の姿をよく残している。

 

春から 夏にかけ

深い緑が塊のようになり

秋 冬になれば 

葉が落ちて 細やかな枝の 

銅版画の様な姿になる。

 

車で出かける時は いつも急ぎ

ゆっくりと 木々を眺める事がない。

そんな私の心に残るほど

琵琶湖畔 冬枯れの

木の枝の姿は印象的だ。

 

細かく広がった木の枝に

引っかかったような鳥の巣。

それに気づき 嬉しく思うのも

冬枯れの木々だからこそだ。

 

今日はクリスマス。

夕方から 沢山の雪が降ると

天気予報で言っている。

甘塩味のクッキー

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ブルターニュ風ケーキが美味しかったので

それをクッキーにしてみよう。

 

塩味のよく効いた

バターの香りの高いお菓子だ。

同じレシピで

形を小さくしただけ。

 

普段のお菓子はバターではなく

キャノーラオイルを使う。

このクッキーは 焼いた後に有塩バターを

ゴシゴシと塗る。

焼き上がりより

その翌日からが美味しい。

 

さて

今日知人から届いたコーヒーを淹れ

甘塩っぱいクッキーを齧ろう。

歯触りも良く バターの香りも良い。

 

冬至の夜の 嬉しいひとときだ。 

アケビの蔓に 山帰来の赤い実

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トミコさんから 

赤い実があるけど 採りに来るか?

と電話がかかってきた。

雪の降る数日前だ。

 

そこは明るい林道の側。

山帰来の赤い実が覗いていた。

8、9年履いている 

皮の編み上げ靴の裏はツルツルで

坂を昇り降りする時に

見事に滑って転げ落ちた。

 

ズボンを泥々にして

持ち帰った赤い山帰来の実。

 

小屋のそばに生えている

アケビノブドウの蔓をくるくると巻いた。

赤い実を それに這わし

陶の器に沢山溜めてある

松ぼっくりを蔓に乗せた。

 

これはクリスマスリースではない。

冬の野に 残された赤い実と

葉が枯れた蔓の姿が美しい。

それを

白の壁に吊るしかっただけだ。

 

雪が降ると 必ず思い出す本

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雪が降ると 必ず思い出す本 数冊。

 

大草原の小さな家」の続編「長い冬」に描かれる

アメリカの歴史に残るー40度の大雪の冬を

インガルス一家は力強く乗り切る。

 

「イングランド田園讃歌」

イギリス オックスフォード郊外の

美しい田園の広がる小さな村に暮らす

小説家のスーザン・ヒルのエッセイ。

豊かな自然と村人の人生観に刺激を受けた作者が描く

深い雪の冬の生活。

 

そして メイ・サートン

「独り居の日記」

1960年代後半 

同性愛者をカミングアウトしたサートンは 

大学での職を無くし アメリカニューイングランド地方で

生活をすることになる。

ニューイングランドの厳しい冬の逞しい生活。 

私は驚きと憧れの冬の章を覚えている。

 

3冊とも 随分前に読んだので記憶は薄れているが

毎年 雪の生活が始まれば思い出す。

 

私にとっての冬の雪の生活は

精神的な強さと逞しさを試される時だと思う。