不思議な冬

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   いつもなら朝5時に

   前の道路を

   除雪車が大きな音をたてて

   通り過ぎ、

   屋根から

   ツララが下がり、

   私は雪かきで汗をかいている。

 

   雪のない今冬

   3回目の雪が降った。

   粉砂糖を振りかけた様な

   周りの山。

 

   太陽が山の向うから顔を出すと

   雪はポタポタと融けて

   その雫は

   虹色に輝く。

 

   雪のない

   不思議な冬。