赤とんぼ 月 カフェオレ そしてトランペットの低い音

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6時半になると

もう辺りは暗くなる。

 

出かけていても

「ああ 早く帰らなければ」

と 思う季節になった。

 

昼間に 

赤とんぼの群れが

川ノ上高く ホバリング

本当に沢山の群れだ。

薄いオレンジ色だった胴が

鮮やかな赤になって

これからどこに行くの?

 

「さて 今夜の月はどうだろう」

と 窓から夜空を見上げる。

空を埋め尽くした雲の合間から

白い光を放って

そこに月がいた。

 

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マサコさんに貰った

スティック状の袋から

カフェオレの粉をカップに放ち

熱い湯を注ぐ。

甘い甘いカフェオレを飲みながら

深夜に聴くNHKFMから流れる

トランペットの低い音を聴きながら

1日が終わる。

 

満月は姿を隠して通り過ぎた

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今年初めてのシュウメイギクが咲いた。

こんな可愛い顔をしているのに

根の逞しいのには 驚いた。

 

その根っこは 葛の根の様で

どんな土でもしっかりと捕まえる。

 

これから次から次へと

秋風が冷たくなるまで

咲き続けるだろう。

 

あちらこちらに咲いていた

野生の百合はもう終わりに近い。

私が一番好きな花は

シンプルな姿の

野生の百合かもしれない。

 

中秋の名月

満月の中でも特別な風情を感じる。

静かで優しい光を浴びながら

今夜の月を眺めた人は

どれくらいいるのだろう。

 

私の頭上の夜の空は

ぼんやりとした雲が掛かって

満月は姿を隠して

通り過ぎた。

明日もいいお天気である様に

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輝く朝の光だ。

木の葉の間から漏れる

山の向こうから顔を出した

眩しい朝の光。

 

肌寒いほどの涼しさと

からりとした空気感。

 

強い北風は気になるが

今日の様な感動する程の

気持ちのいい朝は

一年で何日あるだろう。

 

早朝に出勤する車が

小屋の前を走り去る音。

それよりも早くから

鳴き始める鳥達。

 

夜に

窓から見上げた空に

クリーム色の月が

雲を従えてゆっくりと

移動する。

 

明日もいいお天気である様に

明るい夜空を見て思う。

籾殻から白米へ

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今週の日曜に

ヨシヒコ君は稲刈りをするはずだ。

 

途中に

鹿 鳩 猿に食べられたりして

やっと黄金色に実った米だ。

 

こんな小さな米粒を

主食に育てた先祖の熱意に

稲穂や麦の穂を見るたび感心する。

 

遠い昔から 改良を続け

より美味しく 沢山の米を麦をと

努めての今だ。

 

最初は籾殻が付いたままだったのか。

そして脱穀をし

籾を取り玄米にし

段々と白い米になっていったのだろう。

 

艶々とした

炊きたてのご飯を

何よりのご馳走と感じる。

 

鯵の干物を焼き

醤油を垂らす。

それに

茄子と揚げ、ワカメの味噌汁

漬物と塩こぶでもあれば

私のお腹は十分に喜ぶ。

 

小さな米粒を

最初に食べることを思いついた

遠い先祖にひたすら感謝の

新米の季節だ。

ゴージャスな夕焼け

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午後に

夕立があった。

 

北の空は明るい青空で

南の空もそうだった。

 

しかし 頭上は

押しつぶされそうな暗い灰色の空。

大きな雨粒が

乾いた土や アスファルト

黒い跡を残して落ちてきた。

 

気持ちのいい夕立の一雨。

土も草も木の葉も

屋根も 車も

皆 息を吹き返し

「ああ 気持ちいい」

 

その後の夕焼けのゴージャスな事!

北も南も 東も西も

金色とオレンジ

ピンクとグレーに輝いて

今日の熱い1日の終わりを

元気に閉める。

ずしりと重いブドウの房

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岡山の知人から届いた 新鮮なぶどう。

ピオーネとベリーA。

 

大きな箱にそれぞれ10房。

茎は緑 実はしっかりと固い。

 

流水でよく洗い

ガラスの皿に載せた。

 

去年7月

川の決壊で 倉敷真備町

泥に埋もれたのを

忘れた人はいないだろう。

 

知人のぶどう園がある

川の上流も決壊し

ブドウ棚のてっぺんまで

泥に埋まった。

収穫前のぶどうは泥の中で

全てを廃棄した。

 

自分の背より

高く積もった泥を除き

ぶどうの木を手入れし

立派な実が付いた今年。

 

今年も届いた

80代のご夫婦の

ずしりと重いブドウの房。

 

いつにも増して

ありがたく感じる。

見つめてしまったゼニアオイ

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アキさんの畑の周りには

沢山の花が咲いている。

 

その様は自然で

野の花みたいに

風に揺れている。

 

季節が終わりに近づき

先日の台風の風で

細い茎が倒れ

地に這っている花もある。

ゼニアオイ。

 

思わず足を止め 見入った。

紅色だが派手ではない

長いハート形の花びら。

白いシベ

葉脈もくっきりと

灰緑色の葉っぱ。

 

こんな木彫りのブローチが欲しい。

白や生成り 灰色や緑

そんなシャツやセーターに着ければ

どんなに心が踊るだろう。

しゃがんで花を見ながら思った。

 

冬の雪ごもりの日々に

作ってみようか・・・