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川向こうの藤

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午後2時

 

華やかだけれども

上品で

淡い緑が少し濃くなった頃

山のあちらこちらで

フッサフッサと揺れている

藤の花。

 

毎日続く暑い日。

川向こうの山に咲いている

藤の群れ。

 

こんな美しい山娘が

山のあちらこちらに。

 

スズメバチが飛び始め

私はあわてて

家の中に逃げ込む。

 

苗が行儀よく

水の張られた田んぼに

並んだ。

 

いつまでも春の来なかった春。

そして

真夏の様な初夏。

 

でも、ちゃんと

五月は五月の様子をして

いたずら顔だ。

 

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キセキレイ 旅立ち

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21日

 

くちばしに虫をくわえて

子供を誘って

あっちにチョロチョロ

こっちにウロウロ。

 

胸の黄色がまだ薄い

子供のキセキレイ

 

親鳥の周りを

同じ様にチョロチョロ。

 

疲れたのか

しばらくすると

薪の間の巣の中へ。

 

親鳥が子供を呼ぶ

ピーピーと言う鳴き声が

一日響いていた21日。

 

「お世話になりました。

 では、行ってきます」

との挨拶もなく

旅立って行った22日。

 

あっさりしたものだ。

 

夜は

蛙が騒がしい程の合唱で

その合間に

鳥が間の手を入れる。

 

どうぞお好きに。

鯖街道ウルトラマラソン 2017

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朝9時前に

うちの前を走る人。

 

「あ、今日は鯖街道マラソン?」

 

鯖街道マラソンは

福井県小浜市から京都出町柳までの

殆どが山の中を走る

ちょっと変わったマラソンだ。

 

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タイムを競うマラソンと違い

殆どのランナーは

のんびり、おっとり。

 

「家庭の事情がありまして」とか

「二人で走ると気が楽でよろしいわ」とか

そんな声が聞こえる。

 

私はニヤリ。

 

緑の山の中を走ると言っても

日差しは強く暑い。

 

陰のない道から

涼しい林の中へ。

アップダウン、ダウンアップの繰り返しで

京都まで。

 

最終ランナーが

走り過ぎたのが12時前。

 

私には出来ないな。

 

ツツジ

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最初は

小さな盆栽だった。

 

40年程前に

父がどこからか買ってきた。

 

少し大きくなった時

大きな鉢に植え替えた。

 

京都から引っ越して

この地に根付き

雪に押しつぶされたり

鹿に食べられたりの

散々な命だ。

 

今年は

数えきれない程の蕾をつけた。

 

淡い紅色の花。

葉っぱも空を向いて

息をしている。

 

大きくなったねぇ

随分長い付き合いだ。

 

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山の緑を贈りたい

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沢山の人に

むせる様な

山の緑を贈りたい。

 

山の中の

道路ぎわに咲いている

藤や紅ウツギや

名前も知らない花の香りを届けたい。

 

キセキレイの親が

ピーピーと鳴き

子供の巣立ちを後押し。

臆病な子供は

親の後をついてまわる。

 

燕は群れて

田んぼの上を

楽しそうに旋回。

 

鳶が

高い空で

五羽か六羽

大きな円を描く。

 

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賑やかな山の5月

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午前9時。

 

午前9時前に

大津市瀬田に向け出発。

 

山の中の細い道。

 

朝の空気の

何と気持ちのいい事。

 

車の窓から

飛び込んで来る

緑と花の香り。

 

右も左も見上げた山に

藤の房、房。

こんなにも沢山の

藤の蔓があるなんて。

 

道の端から

鳶がゆったりと飛び立つ。

くちばしで蛇をくわえて。

蛇の緊張した力を感じる。

 

何と賑やかな山の5月。

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「20年ぶりです」と彼は言う

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「20年ぶりです」

北海道からやって来た知人は言う。

 

(あれ・・・20年ぶりだったかな?)

40年ぶりではないかもしれないが

20年ぶりでもない。

 

とにかく

私の原型が崩れて

崩落状態である事だけは確かだ。

 

京都で生まれて

家族で北海道に移って20年。

 

地域のコミュニティーに根ざした環境教育を行っている。

「そのためには、雨露に濡れた葉っぱの輝きや、薄暗い森の静けさ、金色に輝く夕暮れの景色に目を向けるような、身近にある神秘さや不思議さに目を見張る感性が必要です」と言う。

 

農業の悩みを

抱えているチャック。

しなやかに、かつ、逞しく

北海道で自分の道を歩き続けている

この知人を少し前に紹介した。

 

用事で京都に帰郷した知人は

チャックの車でやって来た。

 

沢山の話をする事が出来た。

北海道の先住民の話

仕事の事

お互いのコミュニティーの話

色々。

 

チャックと友達が

畑仕事を一段落して

お昼ご飯にやって来た。

 

あわてて作った豚汁と小松菜のサラダ。

それぞれがお弁当持参だが

熱い汁物はいいものだ。

 

縁が切れてしまった友達もいるが

細々とでも続いていた縁だから

今日会えた。

 

又近いうちに会えると思う。