なんといい一日の始まり

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1月17日 朝

 

「ああ、綺麗だなぁ」

走っている車をゆっくりと止め

しかし

車から出る事なく

運転席から雪の山の写真を撮った。

 

夜の間に降った雪が

山を覆い

それが朝の光で輝いている。

 

明るい空に雲が流れて

なんといい一日の始まりだろう。

 

車を琵琶湖に向けて下に走らせる。

淡い緑色の今日の琵琶湖。

カイツブリの群れが

ぷかりぷかりと浮いている。

 

車に積もっていた雪が

いつの間にか

溶けたり 飛ばされたり。

 

辿り着いた所は

吐く息も白くならない。

写真家 フレッド・ボルドウィン と ウェンディ・ワトリス

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Google画像より

 

フレッド・ボルドウィンは

アメリカの外交官の息子としてスイスで生まれた。

 

妻のウェンディ・ワトリスは若い時は

ギリシャ、スペインで過ごしている。

ジャーナリスト、写真家として

ヨーロッパ、中央アメリカ、アフリカの紛争を

ニューズウィークニューヨークタイムズ

載せる前の事だ。

 

その二人が1960年代に

マンハッタンのパーティーで出会い

恋に落ち結婚した。

 

二人の回顧展が

ベルギーのCharleroiの写真美術館で開かれる。

 

40年以上に渡り

写真家、ジャーナリスト

そして 人権運動、社会的正義の活動家として

共に働いた写真の展示

「Looking at the U.S 1957~1986」だ。

 

公民権運動 KKK ベトナム戦争 

アメリカの麻薬文化 フェミニズム

国内外の政治 キング牧師 ケネディ

ピカソ テキサスの黒人農民

テキサスのメキシコ人のカウボーイ 黒人カウボーイ

 

豊かな人間性と静かなドラマに満ちた

二人の写真。

 

是非見て下さい。

Fred Baldwin and Wendy Watriss

www.youtube.com

金柑を煮た

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うちで使っている薪ストーブは

漁村の番屋で使われている様な

鉄板の安価なものだ。

 

鋳物ストーブも試してはみたが

うちには「番屋スタイル」が一番あっていると

結局これに落ち着いた。

 

朝一番に薪に火をつけ

どんどん薪を放り込むと

15分程で熱湯が沸く。

 

ストーブの上に

網を置きパンを焼く。

こんがり焼けたパン。

 

今日

みかん農家から

みかんのおまけに

金柑を貰った。

 

紀伊半島の密柑山で

緑の葉っぱの間で

たわわに実っていた金柑。

 

食べるのも 加工するにも

「ああ 面倒だなぁ」

 

半分に切り 種を取り

砂糖をたっぷりまぶして

ストーブの上に。

 

コトコト コトコト。

濃厚で香りよく

皮まで柔らかく煮えた。

ストーブの薪

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小さな木の小屋に住んでいる。

コンパクトで便利な空間だ。

 

その空間のほぼ真ん中に

鉄板製の薪ストーブを置いている。

 

一日の2/3を

薪を燃やし暖をとっているのだが

この薪の調達が大変だ。

一年中薪の事を考え

「木をあげますよ」とお声が掛かると

夫はいそいそと軽トラで駆けつける。

 

持ち帰った太い木。

チェーンソーで切り

それを斧で割り

薪棚に積み

次の冬に備える。

 

毎朝 薪に火をつけ

15分もするとやかんの湯が沸く。

その湯で淹れた紅茶はとても美味しい。

 

ストーブの上には

大きなやかんが一つ

普通サイズのやかんが二つ

それに

何かを炊いている鍋。

 

心地いい音をたて

湯気を上げている。

 

これも冬の小さな喜びだ。

ホッとしている私の心

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明るい太陽に照らされた

冬の楢林の山。

葉の落ちた樹々。

 

鹿が歩いていないかと

黒い物が動いていないかと

私はじっと山に目を凝らす。

 

水をたっぷり含んだ雪が

椿の枝から

大きな音をたてて落ちた。

 

驚いて振り向くと

枝がゆさゆさと揺れていた。

 

あちらこちらで

野鳥達の声が響く。

 

凍える川の流れは

音までもが鋭い。

 

日暮れが遅くなり

ぼんやりとした靄の向こうに

半分の月が浮かんでいた今日。

ふーっと白い息を吐き

ほっこりとする。

私の「大きな幸せ」

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(カラー写真)

 

雪に囲まれた冬の幸せ。

 

それは

空気の清らかさ 冷たさ。

温かい飲み物の

カップから上がる湯気。

ストーブに燃える薪の

パチパチという音を聞きながら

ウトウトと居眠り。

深い皿にたっぷり注がれた

熱々の具沢山のスープ。

 

数え上げれば切りがないが

どれもなんと質素な幸せだろうか。

 

それにもう一つ。

眠る一時間前に

電気毛布のスイッチを入れ

ほかほかになった布団に潜り込む

大きな幸せ。

 

「なんだ そんな事か」

 

暖かい布団に

頭まで潜り込み

朝まで目を覚ます事なく

眠る幸せ。

 

寒くて冷たい冬に

これは私にとって

とても幸せな事だ。

雪の上の足跡

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この足跡は誰だ?

 

鹿なのか

犬なのか?

 

誰も歩いていない雪の上に

一列に続く足跡。

 

私も真似して

横に大きな靴の跡を付ける。

 

今の深夜に

どんな動物が

私の足跡の横を

歩いているのか?

 

「さあ、一緒に歩こう」