2016-05-01から1ヶ月間の記事一覧

英語を母国語とする人

Angela Lee Duckworth TEDでアンジェラ ダックウォースのレクチャーを聴く。 「Grit、やり抜く力」を主題に彼女は滔々と話す。 IQが高い人、成績の良い人よりも、あきらめずにやり抜く力を持つ人が成功にたどり着く。 簡単に言えばそんな話だ。 様々な例を引…

ノイバラ(野茨)

小さくひっそりと咲く 野茨でさえも 沢山のトゲを持っている。 うっかりと 絡まった枝に 素手で手を入れると 傷つき痛い目にあう。 バラにあるトゲ。 何か意味があるんだろうね。 意味のない物なんて この世には存在しないんだから。 夕方から シャワーの様…

コバノガマズミ

どうもこれは コバノガマズミのようだ。 山の中の 小さな木を引き抜いて 植えたのが3年程前。 葉も付かず 勿論、花も付かず。 一体この木は何なんだ? 花が咲いて やっと分かったよ。 「こんにちわ。 綿菓子の様な コバノガマズミ」 ___________…

音楽でも聴きながら

京都 西賀茂 しんどい用事での京都行き。 心も体も疲れた。 信号で止まった 西賀茂の橋から見た 銀色に輝く空の下 連なる北山。 さあ、 あの山の向こうに帰ろう。 私の好きな音楽でも聴きながらね。

クローバーの花

子供時代 近くの自動車教習所は 今の季節 クローバーの花盛りだった。 友達と3人 花で王冠を作ったり レイを作ったり。 そして 四葉のクローバーを捜したり。 時間が有り余る程あった。 今 我が家の周りには クローバーの花と 濃い緑の葉っぱでいい香り。 …

栗の倒木

年輪を数える。 ざっと数えて60と幾つか。 何年か前に 山の中で倒れた栗の木。 かつて 線路の枕木として この村で沢山沢山加工され そりゃあ活躍したよね。 今度は うちのストーブで 雪の降る日、北風の吹く日に 私たちの為に働いておくれ。 パチパチとは…

「先住民」と「新住民」

ケヤキの樹 私の住んでいる所から 車で奥に15分程。 山の中の村だけど 開けてとても明るい。 300年か400年続いている家も 子供達は皆、街に出て居を構え 残っているのは80代の親だけだ。 でも 街からやって来て この村に住み、家族が増え 無農薬の…

ひょっこり現れた

丸い小餅位の大きさ その下から小さいのが。 庭のベンチから ひょっこり現れたキノコ。 集成材のひび割れから かわいい芽を出したのは なんの植物? 雨をたっぷりと吸い込んだ木は 植物の快適なベッドだ。 思わず指で撫でたくなる。

鯖街道ウルトラマラソン

福井県小浜から京都出町柳までの街道を 鯖街道と呼ぶ。 車の無い時代 小浜で獲れた鯖にたっぷりの塩をまぶし 担いで京都迄運んだ。 京都に着いた頃に 塩がなじんでちょうどいい具合。 これを使った料理が 京都の鯖寿司だ。 かつての鯖街道は高い山の中。 5…

伝説の韓国ロック 「野菊 들국화(ドゥルグッカ)」

1983年 野菊 第一集 韓国ロックグループ「野菊」は 1970年代から1980年代の 軍事独裁政権下に生まれた。 そして その悲惨な時代を蹴飛ばして まるで革命の様に若者の前に現れ 若者の心を一気に掴んでしまった。 ドラムのチュ・チャングォン亡き…

Moondance (ヴァン・モリソン)

19日の月 Moondance 1970年のヴァン・モリソン(Van Morrison)の曲だ。 『見上げる君の瞳の中の星達 さあ、ムーンダンスを踊るのに ふさわしい素敵な夜だ。 10月の空に覆われた下で 全ての木の葉が 風に吹かれて落ちてゆく。 君の胸の琴線を 僕は優…

マムシグサ(蝮草)

淡い緑の ユーモラスな花。 茎のまだら模様が マムシに似ているからと つけられた名前が マムシ草。 言葉も声も持たない植物は 「嫌ですよ〜、そんな名前」 と、植物学者に反論する事が出来ない。 いいじゃないか。 一度聞けば決して忘れない名前だよ。

小さな世界

山の中 林の中は 生命の息づかいが聞こえる様だ。 木の幹から 小さな葉っぱが出ていたり フカフカの緑の苔から スルスルと伸びているおどけた苔の頭。 大きな耳が欲しい。 植物達の芽が出たり伸びたり 胞子が弾けたり 花びらがハラリと散る音を聞く事が出来る…

エビネ(海老根)

誰も知らないこんな場所に 林道を入った杉の林の中に 淡いピンクの野生蘭エビネが こんなに楽しそうに咲いているなんて。 半径2m程の所に 足の踏み場もない程 沢山咲いている。 準絶滅危惧種に指定される程 山の中から消えてしまった花。 園芸用に採集され…

林道

林道は 杉、檜を運び出す トラックの為の山の中の道だ。 うちの側の谷に沿って その林道を友達と上へ。 そんなに古くはない 鹿の骨。 渋いピンクの花の エビネの群生。 樹々の間の木漏れ日。 そして 山の中でいつも感じる 何かの気配。 思わず後ろを振り返っ…

1年前の記事

『1年以上の長きにわたってブログを継続いただいているユーザー様を対象に、 過去の同じ時期に投稿した記事を振り返るメールをお送りします』というhatenaからのメールが来た。 ブログを始めたのは、ひょんな事からだった。 日記の様に毎日書いてみよう。 俳…

琵琶湖東岸(2)

ウィークデイの木曜日。 湖畔の緑の空間にテントが二つ、三つ。 テントの日陰で何をするでもなく ぼんやりとのんびりと 湖や湖西の山を見ている人達。 昼寝をする人達。 緑地公園のそばの 湖岸道路を走る車の音も 広い空間に呑まれて行く。 静かで ゆったり…

琵琶湖東岸(1)

琵琶湖東岸 湖岸道路沿いの公園緑地は 今、草刈りの時だ。 スノーモービルの様な 草刈りの車に乗った人が 伸びた草の上を行ったり来たり。 この青い草の匂い 青い空には雲一つなく 心地よい風と空気も青い。

栃(3)

樹齢200年から300年の大きな栃の木が チェーンソーで切られて ヘリコプターで下まで降ろされ トラックで木材の市まで運ばれる。 そして 高級マンションの床やカウンターの天板になる。 深い山の中で 何百年もかかって大きくなった栃の木。 あまりの乱…

栃(2)

山シャクヤク 杉林の中 落葉樹の中を 大栃の樹を目指し 汗をかきつつ登って行くと 突然に出会う未知の花。 白い大きな花びらに 黄色と赤のおしべ、めしべ。 深い山の中で ひっそりと咲き、しかも、貫禄の花の精 山シャクヤク。

トチ(栃)

フーフーと息をして山道を登って行くと 目の前に突然現れる大きな栃の樹。 思わず「おー」と声があがる。 樹が放つ畏怖の気。 枝を広げた姿は魔女。 そばに立つ人間は小人。 白い花は濃密な香りで蜂を誘って 蜂はたっぷりの蜜を巣箱に運ぶ。 そろそろ 「栃の…

小熊

釣り堀のラブラドル レトリバーだと思った。 黒い犬が山から道路へ。 車の窓から見た黒い固まり。 「熊だ!・・・」 車に気づくと ヨイショヨイショと道路を走り 又、山の中へ。 子供の熊、小熊。 害獣だと撃たれて いつか日本オオカミの様に 絶滅してしまう…

ケヤキ(欅)

ハイキングで歩く人も 自転車の列をつくって走る人も 必ず立ち止まり見上げる 大きなケヤキの樹。 葉を揺らす風 キラキラと落ちる木漏れ日。 下を歩く人は 若緑のシャワーを浴びる。

大阪行き 5月7日

上本町 午後6時 「お気に入りの本やCDを貸す時は 返ってこないと覚悟するべき」 と友達と話が弾む。 懲りずに又貸したお気に入りのDVDが返ってこない。 1年経ったので、そろそろ「もう見た〜?」 と、気弱に聞いてみようか? 貸したDVDではないが 大切にし…

大阪行き 5月6日

JR山科駅 午後6時半 「子供は3歳迄に一生分の親孝行をする」 と、言ったのは野坂昭如。 JRの電車で私の前に座った お母さんと3才位の男の子。 グレーのTシャツにクラッシュジーンズを着ている。 とてもかわいい。 二人で話をしていたが その内に母親も男…

大阪行き 5月5日

谷町筋 大阪城や四天王寺のあるあたり上町台地は 大阪の中では標高が高い。 縄文時代ではここらを除いて 生駒山のあたりまで海だったそうだ。 そんな上町台地を歩いていると 緩やかな坂の街だと気づく。 上汐と言う町名がある。 これもかつての名残なのかな…

芽吹き

針葉樹の杉、檜の間に広がる落葉樹の帯。 その落葉樹達の若葉の瑞々しさが目に沁みる。 春の芽吹きと秋の落葉の時季 心はひたすら騒がしい。 そして薄紫の重そうな藤の房や アカシアの白い花の濃密な香りまで。

大阪行き 5月3日

二十歳過ぎまで住んだ大阪は 私の精神を形作った街だ。 今は山のそばに住んでいるが 山の中に一人で入る事が出来ない。 怖いのだ。 人と人がぶつかり合う様な街 東京でもニューヨークでも 危険だと言われる所でも 怪しげな裏通りでも 私は一人で平気で出かけ…

黄色

誰がつけたの? ウマノアシガタなんて無粋な名前を。 太陽が舞い降りた様な黄色い花。 風に揺れている群れた花を見ていると めまいがしそうだ。 蔓に淡いクリーム色の花が咲いている。 アケビの花だ。 秋になれば薄紫の皮の ゼリーの様な甘い実がなる。 蔓は…

ピンク

タンポポみたいに どこにでも咲いている訳ではない。 山の日当りのいい所に 頭を傾けてすっと立っている。 名前ですか? 「ショウジョウバカマと言います」 イワナシは釣鐘状の花をつける。 花が終わると緑色の小さな実をつける。 淡い甘い味がする。 カラス…