焼き立てが美味しいソーダブレッド

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イーストを使わず 簡単に出来て

パンの原型みたいな 素朴なパン 

ソーダブレッド

 

パンの外側は固く ナイフで切ると

皮がバリバリっと弾ける。

微かな塩味とミントの香り。

 

焼き立てに バターを塗って

湯気を感じながら

食べるのが美味しい。

 

久しぶりに食べたい。

 

そして今日

焼き上がったパンも

ナイフで切ると

湯気がたち 皮がバリバリと

弾けて 散った。

 

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野生と化したムスカリの花

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今年初めての ムスカリが顔を出した。

紫でもない 青でもない

淡い青紫とでも言うしかない。

 

何も世話をせず 放っておけば

自由気ままに あちらこちらに散り

野生と化した。

それが私の性に合っている。

 

まるで 

珍しい野草を見つけた時のように

「おっ? ムスカリだ」

と 小さな感動を覚える。

 

今年も咲いた 

忘れずに ちゃんと。

キツツキの「明日も元気でいこうか」

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「コンコンコンコン」と

キツツキが木を叩く音。

少し離れた山の あの辺りから聞こえる。

 

鄙びた山の夕暮れに

「お久しぶり」

とでも言いたげな軽いリズム。

 

姿も見せずに

木を叩く音だけの知り合いだ。

 

強い北風が吹き続き

それが終わった頃に

「コンコンコンコン」

 

「明日も 元気でいこうか」

と 私にはそう聞こえる。

ちょっと嬉しい事

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作業台の上に咲いている梅の花

まだ 蕾の時に

近くの梅の木から一枝持ち帰った。

数日前の事だ。

 

随分前に買った

ベトナムのピッチャーに投げ入れ

眺めつ 眇めつ。

 

今朝

仕事場の 固いドアを開けると

パッと 沢山の蕾が咲いていた。

白いアイボリー色の花びら 長いしべ。

 

ちょっと嬉しい事だ。 

ここに記しておこう。

春の兆し

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なんと美しい夕方だ。

空には 半月が浮かび

それを 淡いピンクの雲が覆う。

そして

その雲が ゆっくりと山を越えて行く。

 

黒文字の木に いつの間にか 

花芽がついて

今にも弾けてしまわんばかり。

 

冷たい風は まだ吹き荒ぶが

昨日 今年初めてのツクシを見た。

 

黄連の控えめな花が

いつもの場所に 密かに咲き始めた。

 

まだまだ 花は咲き誇らないが

その兆しを見た 今日だった。

椎茸のチキンミンチ詰め

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チエコさんから貰った

大きな傘の椎茸が40個か50個。

綺麗で立派な椎茸。

美味しく食べたい。

 

冷凍庫から取り出した

鶏の胸肉を解凍し

包丁でみじん切りにしてミンチに。

醤油 胡椒 パン粉 卵

そして

胸肉の淡白さを 刻んだ胡桃で補おう。

 

大きい椎茸の石づきをとり

内側に片栗粉を振る。

ナイフでたっぷりと詰め込み

上にパン粉を振る。

美味しそうな焦げ目がつくように。

 

蓋をした 鋳物のフライパンで

じっくりと焼き上げた。

 

分厚い椎茸 たっぷりのチキンミンチ

からし醤油で食べよう。

胡桃の歯触りとコクが

より一層 美味さを増した。

枝垂れた梅の木

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1日数回走るバスの道路。

その道を20メートル程

山側へ入る。

 

山からの小さな谷に

いつも透明な水が流れている。

 

日陰のない 遮るものもない

そんな所に 枝垂れた 梅の木が立っている。

 

曲がった枝 折れた枝 

それらの枝に繋がって咲く梅の花

 

絵に描いたように美しい。

しかし

絵の中の花よりもずっと逞しい。

 

散歩に出るたびに

その乱れた枝の 梅の花の前を

通って眺める。