(カラー写真)
玉子の配達にやって来た
「タマゴ」のケンジさん。
白のマスクをしてしょげている。
「今朝は気温が−11℃やった。
流しの排水口が凍ってしまった。
水が流れない」
と「ライフルマン」氏と同じ様な事を言う。
会う人との会話は、
まず、尋常でない天気。
今日は朝からずっと雨振りで
小屋の回りや道路脇の雪は
黒く汚れてきた。
雪が汚れて来ると
冬もそろそろ終盤にかかって来た証。
と言う事は
春が近づいていると言う事?
「ライフルマン」氏から電話があった。
「朝起きて温度計を見たら−17℃だった。
顔がぴりぴりした。
流しに水を流したら逆流した」だって。
−17℃はまんざら嘘ではないだろう。
うちのバケツの水も凍って
重い塊になったんだから。
そして又
風呂の湯と水が出ない。
五日間もだ。
タオルを巻いて根気よく湯をかけても
ウンともスンとも反応がない。
夕方諦めて
又、温泉に行く事になった。
ゆでだこみたいになった私。
帰って来て
風呂の蛇口の湯と水のからんを回した。
あんなに固かったからんがすっと回り
勢い良く湯が吹き出した・・・
フォーククルセダーズの特集。
懐かしさで胸がいっぱいになる。
道の脇
伏流水が沁み出ている所。
冬に見事な氷柱が出来る。
所々に立っている
デジタル温度計より正確に
気温を教えてくれる様な気がする。
さて
今日も側を通ると
自慢げにこちらを見てるではないか。
のこぎりでシャッシャッと切り
冷凍庫に入れておこうか。
夏にグラスに割入れ
友達が来た時にでも出せば
喜んでくれるかもしれない。
と、思いつつ毎年冬が過ぎる。
毎晩11時になると
私はNHKFMを聴き始める。
水曜日夜11時からは
待ってました!
個性の違う3人が還暦も過ぎ
40年以上喧嘩もせず
毎年ライブを続けている。
と、感心はするが特にファンと言う訳でもない。
でも
ラジオで聴くアルフィーはとても楽しい。
そして今日のアルフィーが選んだ
イーグルスの「ホテル カリフォルニア」
私の若い頃のヒット曲だ。
3本の指に入る程好きな曲。
ちょっと怪しい歌詞もいい
切ない曲もいい
リードギターがとてもいい。
カリフォルニアの砂漠を貫くフリーウェイ
疾走する車
ピンク色の景色の中に現れる
ホテル カリフォルニア。
そんな風に
深夜に私の頭の中を疾走するイマジネーション。
眠いのに・・・困ったものだ。