「ミッドタウン」の
宿場の面影が残るエリアには
家の前を水路が走っている。
この水路を元気に流れる水が
本当に清らかに澄んでいる。
ここで野菜を洗ったり
洗濯をしたり・・・
私はそれを見た事がない。
今は家の中で
全部済ましてしまうんだろう。
野菜を洗いながら
洗濯をしながら
女達の楽しい世間話やうわさ話。
それを想像するのは
たやすい事だ。
活き活きとした時代に生きた
水路と人達。
「ミッドタウン」の
宿場の面影が残るエリアには
家の前を水路が走っている。
この水路を元気に流れる水が
本当に清らかに澄んでいる。
ここで野菜を洗ったり
洗濯をしたり・・・
私はそれを見た事がない。
今は家の中で
全部済ましてしまうんだろう。
野菜を洗いながら
洗濯をしながら
女達の楽しい世間話やうわさ話。
それを想像するのは
たやすい事だ。
活き活きとした時代に生きた
水路と人達。
3月6日 午前10時 「ミッドタウン」
「ミッドタウン」の東側の山の中腹。
曹洞宗のお寺がある。
宿場の面影を残す道から
数十段の階段を登り
振り向いた時の驚き。
家々の連なりと重なり。
真向かいにそびえる比良山系の山。
私の住む山の中の村人にとって
家のひしめくこの場所は
まさに「街」だった。
麻を植え、糸にし、織って
それで作った麻の衣。
それを着てこの街に来るのが
「格好悪かった」
今の90才の村人は言った。
今ならとてもお洒落だよ。
村の資料館に
織田信長の皮袴が展示してある。
遠い昔
敵に追われた信長が逃げ込んだ地。
そこでかくまってくれたお礼にと
領主に渡した皮袴。
信長が京に
命からがら逃げ帰った道を
今は車が次々と通り過ぎる。