竹林、杉林のむこう、自衛隊駐屯地
寒の戻り。
雪が降り、積もり
除雪車が再登場だ。
確定申告に湖西の税務署に行った。
雪がない琵琶湖沿いの街。
行き帰りは
車の少ない田んぼの中の一本道。
窓を少し開け
いい気分で車を走らす。
ドーンと響く大砲の音。
そうだ
ここは広大な自衛隊駐屯地の市だった。
図書館に寄り
ローソンでドーナツを買い
山の中の我が家に帰る。
灰色の空。
水っぽい冷たい雪と
雷が地響きをたてて
私に「おかえり!」
「この歌には泣かされるよね」と、友達が言う。
「そう、そう、泣く」と、私。
1979年 BOROが歌った。
やんちゃな顔をした男の子が
BOROと名付けた所以を聞かれて
「子供の時、ボロボロの自転車に乗ってたから」
その頃から30年以上経ち
BOROはすっかり大阪のおっさんになった。
青春の痛みを感じさせる
映画のシーンの様な歌詞。
今や大阪から東京へは
ちょっと行って帰って来る。
別れを惜しんだり
悲しむなんて事はない。
何人もの歌手にカバーされているが
youtubeで見、聴いたオリジナルは
よく歌い込まれて
又、私を泣かすのだ。
「大阪で生まれた女」BORO
聴いて下さい。
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今日はブログもお休みにして
もう寝よう。
眠い、眠い・・・
そんな時
NHKラジオから流れてきた
歌詞の中にある
「季節が都会では分からないだろうと
届いたおふくろの小さな包み」
この「おふくろの小さな包み」には
一体何が入っていたのか?
ゲストの二人は「気になって仕方がない」。
そして
蕗のとうとたらの芽だと言う。
ぼんやりとした頭で
「それは違うんじゃないか」と私。
1970年代
東北の田舎から
都会に出てきた息子に送るのは
生の食材ではない。
薄暗い台所で
息子を思って作る
蕗のとう味噌、ツクシの佃煮、
ショウガたっぷりの鰯の醤油色の煮付け。
宅急便がまだ普及していない時代。
腐りにくい物を選んで作り
送ったに違いない。
冬の残りの干し柿、よもぎ餅も入れただろう。
コンビニもない時代に受け取る
母からの小さな包み。
ほっぺの赤みも消えかけて
都会の風に慣れてきても
田舎の香りは嬉しい。
都会と田舎がまだまだ遠かった時代の歌だ。
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この1曲で記憶に残る歌手になった千昌夫。
興味がわけばどうぞ(^^)
午後4時
一日中
雨が降ったり止んだり。
雨が降るたびに
少しずつ少しずつ
雪が融けて行く。
チエコさんやトミコさんが
ジャガイモを植える事が出来る様に。
冬眠中の動物達が
目を覚ます様に。
そして
私の体の中に
フツフツとエネルギーが
湧いて来る様に。
融けた雪の下から
水をたっぷりと含んだ
黒い土が顔をのぞかせる。
そんな日が来るのは
いつ?