脚立もろとも落ちてしまった

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今日のおやつ

 

昨日に続き

風の強い寒い一日だった。

 

表に出ると

耳まで痛い程の冷たい風。

 

鼻まで引き上げた

ネックウォーマー。

湿った息で温かくなる。

 

建設中という程の物ではないが

小さな小屋の横のもっと小さな小屋に

一昨日今日と壁に断熱材を打ち付けた。

ホッチキスでダンダンと打つ。

 

一昨日

壁の一番上に断熱材を打ち付けている時

バランスを失った脚立もろとも

私は一番上から落ちてしまった。

 

「お年もお年」なので

骨折かと一瞬絶望的になった。

 

肩を回したり屈伸したり・・・

今の所異常は感じない。

 

いつ病院から貰ったのか

忘れる程前の湿布を

昨日まで足首に貼っていた。

 

無駄な一日

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暴風雨で

雨が横に降った。

春一番などと

風情を感じるどころではない。

 

5年程前から

雨も 雪も 風も

予期せぬ大荒れだ。

 

毎日

きれいな声で鳴いている

おしゃべりなシジュウカラ

こんな荒れた日は

どうしているの?

 

私?

私は小さな小屋の中で

なんだか落ち着かず

無駄に一日を過ごしたよ。

 

携帯の歩数計

100にも満たない歩数が

今日の私だ。

粉末イーストでフランスパン

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フランス人のポーリンが教えてくれた

天然酵母のパン。

 

その天然酵母

強力粉、砂糖と少しの水で作る。

後は温度と時間が必要だ。

 

でも

ポーリンの残していった酵母を使い切り

自分で作ると上手くいかない。

 

長年食べ慣れた

夫の作るホームベーカリーの食パンを

毎朝食べている。

 

「粉末のイーストでやってみよう」

と、思い立った今日。

 

パン種を丸めて

粉をまぶし

十字に切り目を入れ

水をぱっぱと振りかける。

 

220℃で35分。

表面は固くどっしりと

内側はふんわり。

 

晩ご飯の後なのに

焼きたてをパンナイフで

ゴリゴリと切り

バターを塗る。

 

湯気と共に

イーストの酸っぱい香り。

メープルシロップも垂らして

さあ、食べよう。

川は軽やかに流れて

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ひな祭りの三日の朝。

 

水たまりは凍って

植物の上には霜が降りた。

 

太陽が山の向こうから顔を出すと

あちらこちらから

蒸気の白い靄が立った。

 

午前中に京都に出かけた夫。

山道の途中でスリップしたと

昼過ぎに帰宅するなり報告した。

 

「おお、恐ろしや」

 

雪でまだ遊べると

チャックは子供や友達を連れて

やって来る。

 

川は音も軽やかに流れ

シジュウカラは群れで

賑やかに飛び交う。

 

冬ごもりしていた私は

土の中から顔を出す

まるで虫の様な気分だ。

気分は上々

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木の板は

湿度の多い日は膨らみ

乾燥すると縮む。

 

息をしている木。

 

トントンと金づちで釘を打ち

畳で5枚程の小さな空間を

杉板で囲った。

 

縮んで隙間の出来た所に

コーキング剤を絞り込む。

 

去年の秋から夫と始めた

小さな小屋の側の

もっと小さな小屋。

 

春一番の暴風雨が過ぎ去り

風は冷たいが

雪の下から土が見える。

 

日差しが柔らかく

そして長くなる。

 

気分は上々。

 

扉を作り

窓を作り

内壁を貼り

そして

塗料も塗らなければ。

 

チャッチャッとやってしまおう。

春になるとやるべき事が山積みだから。

 

魚を買いに小浜へ

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福井 小浜港

 

魚を買いに福井の小浜港に行った。

うちから車で1時間。

ひたすら北に車を走らす。

 

朝、港に揚がった魚は

水産市場で発泡スチロールの箱売り。

 

目当ての鯖は

今日は売っていない。

大きなカレイが8匹。

1500円。

むつの厚い味醂干しが6切れ。

1000円。

 

冷凍庫に保存して

炊いたり焼いたりして楽しもう。

 

行き帰りの景色は白く煙り

これは黄砂なのか

それとも春霞か。

 

深夜の今

春の嵐か暴風雨か

寝られない程の音をたてて

うちの小さな小屋を叩き付ける。

 

自然の前では

人間はひれ伏すばかりだ。

オマーン産 三度豆

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アラビア半島の角。

原油天然ガスと砂漠の国。

そして

私の大好物のナツメヤシの大産地でもある。

それ位しか知らない国、オマーン

 

スーパーで三度豆のパックを手に取ると

それはオマーン産だった。

価格は国産の半分。

「よっし、胡麻和えにしよう」

 

三度豆を湯がく。

薄く切ったちくわ

醤油、砂糖とすりゴマで和えた。

昼ご飯の一品。

 

普段は考えた事もない国。

甘い三度豆を食べながら

急に親しく感じてしまったよ、オマーン

 

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wikipediaオマーン)より

冬場の日本での生鮮サヤインゲンの流通を補うため、日本向けサヤインゲンの大規模生産も行われている。