冷たい西瓜

f:id:URURUNDO:20180806011908j:plain

 

冷蔵庫から取り出し

包丁でさくさくと切り

それを

食べやすい大きさにもう一度切る。

 

よく冷えた西瓜。

ガラスの器に入れ

フォークで刺して口に運ぶ。

 

山の中でも

昼間は汗がにじみ

湿度の高い空気は息苦しい。

 

そんな日に食べる

冷たく甘い西瓜。

 

「ふぅ〜、生き返った・・・」

一日の始まり

f:id:URURUNDO:20180805015718j:plain

 

太陽が山の向こうから顔を出す前に

ウォーキングをするのは

気持ちがいいものだ。

 

空気が冷たく

風がそよそよと吹いている。

 

鳥の声 飛ぶ姿

川の面をすれすれに飛ぶカワガラス

 

平和な地球の姿をした

目覚めの時だ。

 

底を見せ始めた川。

しかし

これで次の豪雨があっても

山や木が雨水を保水し

川に溢れる水は

少しは増しだろう。

 

最近は川を見ても

そんな事を考える様になった。

 

おや 山向こうから

銀色に輝く太陽が顔を出した。

山里の一日の始まり。

自然の計らい

f:id:URURUNDO:20180804025838j:plain

ブローチ

 

扇風機を回し続けた

昼間の暑さが嘘の様だ。

 

夕方

汗がひいて

「これは気持ちがいい」

 

そして夜になり

長袖のTシャツを着て

ほっとひとごちた。

 

昼間の暑さに耐えうる様にと

朝の植物や車に残る

夜露の跡。

 

そして

暑さで疲れた人間にも

夜の涼しさを。

 

これを

自然の計らいだと感謝をしよう。

完璧なアボガド

f:id:URURUNDO:20180803004922j:plain

 

おなじみの貧乏臭い料理。

恥ずかしげもなく披露する。

 

完璧なアボガドに出会った。

久しぶりの事だ。

包丁で縦にぐるりと回し切り。

割った時の淡い緑と黄色の

こってりとした切り口。

熟し具合も上々だ。

 

そして

シゲオさんに貰った

ぱりぱりの種も少ない目のキュウリ。 

 

それらを共に斜め切り。

 

塩 砂糖 胡椒 酢 

オリーブオイルのドレッシング。

 

ガラスの鉢に入った

緑のアボガドときゅうりに

ドレッシングを回しかけ

冷蔵庫で30分。

 

ガラスの鉢もサラダもよく冷えた。

カボチャか冬瓜の花

f:id:URURUNDO:20180801234400j:plain

カボチャか冬瓜の花

 

ここに生ゴミを埋めてないよ。

そんな所から

鮮やかな黄色のカボチャか冬瓜の花。

実まで出来るかどうかは分からない。

 

前の年と

同じ畑では大きく育たない。

そう言われているトマト。

去年畑に落ちたミニトマトから

芽が出て 実まで附いた。

 

土に腐葉土や油かすを鋤込み

丁寧に種を蒔いた人参。

先日の豪雨ですっかり溶けてしまった。

 

こんな野菜であっても

幸運 不運があり

又、どんな土壌であっても

花が咲いたり 実が出来たりする。

 

この地球上に生息するものは

人間であっても 植物であっても

似たり寄ったりの生を

営んでいるのだと思う時がある。

虫との闘い

f:id:URURUNDO:20180731235014j:plain

 

昨日の朝の冷気の文を読んで下さった方達。

 

「山里の朝は

 なんと気持ち良さそうなんだろう」と

思っておられるに違いない。

 

私は決して嘘はついていない。

気持ちのいい朝の冷気は

街では経験出来ないものだ。

 

しかし

山里の生活は虫との闘いでもある

というのも嘘ではない。

 

スズメバチは勿論

咬まれれば足が丸太の様に腫れるブヨ

顔を咬まれたらまるでDVにあった様になる。

大きなムカデが布団に潜り込んでいないか?

害はないが私を驚かす様々な虫達も。

 

虫でなくても

先日テーブルの上をくねくねしていた蛇。

まだ小屋の中にいるはずだ。

 

街からこの山里に引っ越してから

私は家でも外出でもスカートをはかなくなった。

長靴下3枚、チノパン、ワークブーツ

虫から身を守っている。

 

そんな毎日でもある。

凉やかな冷気

f:id:URURUNDO:20180731082235j:plain

 

多少の不便を感じる山の中の生活。

 

しかし 夏の太陽が

山の向こうから顔を出す迄の時間は

何にも代え難い心地よさだ。

 

植物達は静かに音もたてず

空気は冷気をたっぷりと含み

光はやさしい。

 

湯気のたつ焼きたてパンを切り

紅茶を入れ

ブルーベリーを入れたカスピ海ヨーグルト

 

この涼やかな冷気の中で食べる

質素な朝食。

 

私にとっては

これも贅沢のひとつだ。