川に流れ込む
雪解け水。
それらを集めて
流れて行く川。
ザーっと
大きな音がする。
暖かくなると
春の川は
ポコン、ポコンと
ユーモラスで軽やかな音を響かせて
それはまるで
音符が跳ねている様だ。
川面を
ビービーと鳴きながら弾丸飛行。
ピーヒョロヒョロと言う声で
見上げると
鳶が風にのって
大きな円を描く。
冷たい2月の最後の日。
急ぎ足で3月に走ろう。
後戻りをする日があるとしてもね。
川に流れ込む
雪解け水。
それらを集めて
流れて行く川。
ザーっと
大きな音がする。
暖かくなると
春の川は
ポコン、ポコンと
ユーモラスで軽やかな音を響かせて
それはまるで
音符が跳ねている様だ。
川面を
ビービーと鳴きながら弾丸飛行。
ピーヒョロヒョロと言う声で
見上げると
鳶が風にのって
大きな円を描く。
冷たい2月の最後の日。
急ぎ足で3月に走ろう。
後戻りをする日があるとしてもね。
山の向こうは琵琶湖
今年の豪雪には
会う人皆が
ぼやく事、ぼやく事。
そして私は
背丈より高くなった
雪の壁の村から
京都や大津に出かける。
車でたったの50分。
ピカピカの光溢れる
別世界が広がる。
しかし
雪深い世界も
そんなに悪いものではない。
雪におおわれた
白い世界がこんなにも
美しいなんて。
その雪原を
黒っぽい羽を持った
ウグイスが二羽
嬉しそうに飛んだ!
そして
まだ上手くない声で
鳴いた!
白セキレイも
ヤマガラも
シジュウカラも。
そして
熱々の鍋焼きうどんに
卵を落として
七味を振って
フーフーしながら
食べるのも。
なんだかんだと言ってるうちに
雪の間から蕗のとうが
顔を出すはずだ。