午前7時40分
明日から
日の入りが少しずつ遅くなる。
冬はこれからなのに
気分は踊る。
明るさとはいいものだ。
冬至に食べる
カボチャと小豆粥。
炊飯器で炊いた
小豆粥は
淡いピンクと
ほんのりとした小豆の香りに
塩ひとつまみのやさしさ。
今日会った人達は皆
小豆粥とカボチャの話をする。
粥の中に
団子を「放る」と言い
その団子も「足付き」のがあったり。
狭い地域なのに
少しずつ違う小豆粥。
街から来た私は
シンプルな小豆と米の粥。
「お味は?」
胃にも心にも沁みましたよ。