2015-10-23 明るい夜 自然 (10月22日の月) 「ひらひらと 月光降りぬ 貝割れ菜」 川端茅舍(かわばたぼうしゃ)の句だ。 高校の教科書に載っていた。 この句で初めて俳句が面白いなと思った。 芽を出した小さな双葉 貝割れ菜。 ひらひらと ハープの音色と共に舞い降りて来る 月の光。 狐や鹿の背も照らしている 白い光。 私の心の中に、サラサラと淡い色で描かれる情景。 時と共に、人の好みは変わっていくが この句は、ずっと私の心の中に住み続け 月を見るたびに、顔を出す。