「これで雪は終わるだろう」

 

今日は屋根の雪が落ちた。

地震かと思うほどの音がする。

昼間の青い空が「小屋」の上に広がり 

太陽の輝く光が降り注ぐ。

と 思うと北から灰色の厚い雲が押し寄せる。

優しい霧雨が降った。

お天気以外の話をするには あまりにも単調な日々で

何かを語る言葉を持たない。

 

「小屋」のそばに小楢の木がある。

小さな木がどんどん大きくなり 

どんぐりをつける様になった。

秋の終わりに 明るい茶色の葉っぱも落ちてしまい

その枝々に 霧雨 夜露などの滴りが下がっている。

今日はこれが美しいと思った。

 

それから ヤマガラが数羽木蓮の枝にやって来た。

 

雪に囲まれた「小屋」の屋根の上の煙突から

煙が立ち昇り 北に流れて行くのが

平和な感じがする。

 

会う人が皆「これで雪は終わるだろう」と言う。

私も「そうあって欲しい」と答える。